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映画「最強のふたり」を観て
こんにちは。kazです。今回は映画「最強のふたり」を観たので、記事に書いてこうと思います。良かったら読んでみてください。
この映画は理由あって身体が不自由になってしまった大富豪フィリップと、介護役として男に雇われた前科持ちの黒人ドリスが互いに認め合い、まさしく最強の2人になっていくお話。
この映画は伝記映画だそうです。最後のエンドロールで実際の最強の2人が少しだけですが出てきます。映画中では、ほんの少しですが、実際にフィリップとドリス(本物の名前はアブデル)をとらえた3分ほどのインタビュー動画があるので、興味を持たれた方は観てみてもいいと思います。
感想として、ドリスの奔放な性格がとても印象的でした。2人の出会いは、従業員と雇い主、しかも従業員といっても失業手当を目当てにサインを貰いにきた、それが2人の始まりです。
フィリップは「身体障害・金持ち」という大きな肩書きを持っており、中々自分以外の人物に対等に見られません。身体障害という肩書きでは、他者から下に見られる。金持ちという肩書きでは、他者から上に見られる。
人として、上に見られることは優越感があり、いいものを感じるかもしれません。逆に下に見られると劣等感が自分を襲います。また、自分自身に嫌気が刺したりすることでしょう。
どちらの立場も等身大の自分ではありません。自分にどんな立場や肩書きがあろうとも、一友達、一知人、一交際相手、一家族として本来の何も着飾らない自分が1番気が楽だと思います。
フィリップを分け隔てなく肩書きに気にせずに対等な目線で一パートナーとして、認めてくれるのがドリスです。
この作品の見どころの一つであるドリスのフィリップに対するブラックジョークが面白いんです。普通それ障害者の人に言う?!って言うようなことを臆さずフィリップに言うんです。
そこが面白い。それは、ドリスがフィリップを一人間として、認めている何よりの証だと思います。↓下の写真は、とある出来事の前にフィリップの伸びきった髭をドリスが剃るシーンです。
このシーンもとても良い。あまりにも髭が伸びすぎてたものだから、少しづる剃って遊ぶんですよ。2人が笑顔で、楽しそうにしているのがとても印象的で観ている側としても笑顔にさせてくれるシーンでした。
非常に良い作品でした。Amazon Primeで見ることができますので、登録されている方はぜひ観てみてください。
これで終わりたいと思います。いいねやコメントをしていただけると嬉しいです。最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。