未来を創る 仲間を育む

気づいたらめっちゃ久しぶりのnoteになっていた。
プライベートでもお仕事でもいろいろ変化が起きています。

この度、一般社団法人宮崎frogsのメンバーにジョインしました。

私のこれまでのキャリアをご存知の方は、たぶん「なるほどね」となるかな。いろいろな道を通りながら、自分でもこのタイミングできっかけが訪れるのは、とっても嬉しい。

frogsプログラムや宮崎frogsのことについては、Facebookでも書くので、こちらではそれ以外の個人的な呟きというか、ジョインする上で感じたこと・考えたことなんかを残しておきたいなと思い、綴ります。

facebookの内容は飛ばしたいぜ!という方は、目次から後半に進んでくださいね。




Facebookに書く内容はこちらに

frogsは、学生向けのプログラムで、もともと2008年に沖縄県でスタートしたもの。
しっかりした説明はHPをご参照いただければと思いますが、
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テクノロジーがどんなに進化していっても、未来を創るのは「人」。
社会が直面している(これから直面するであろう)課題に対して、「どうやったら解決できる?」と主体的に考え、周りを巻き込んで行動を起こせるような人を増やそう。
そのためには、「井の中の蛙」にならず広い視野を持つ「人」を育てていこう。
そしてその学び(育成)の機会は、経済状況を理由に諦めることなく、あらゆる学生がチャレンジできるものに。
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という価値観があって、
この取り組みが広がっていけば、この先困難そうに思える未来にも、心がワクワクするような気がして、そんな社会には「いきいき」生きる仲間が増えるような確信があって、私もご一緒したいと思いました。

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frogsプログラムは現在、茨城県や北海道、福島県など全国で動いていて、2024年(今年!)に宮崎県でも始動します。

宮崎frogsメンバーは、私の他に設立時メンバーが3名。一緒にワクワクできる、尊敬できる面々です。(会社は昨年10月に爆誕したばかり)

いよいよこの4月から参加者募集が始まり、応募者の中から選考を経て選ばれた学生さんが、6月〜12月の研修期間に「心の底から解決したい!」という課題を見つけ、それを解決するためのビジネスプランを考え、言葉に出して、動いていきます。

私たち運営メンバーは、その一人ひとりの学生さんに伴走しながら、彼・彼女たちが目一杯チャレンジできるような環境を作っていく。

そんな取り組みが、今年、宮崎で始まります。

前述にある通り、経済格差が教育格差にならない形でという考えのもと、学生の参加費は無料です。(なんと県外での研修も含まれます)
社会や未来に対して何かモヤモヤ感じていることがある、集中して向き合いたいことがある、という学生さんにはぜひチャレンジしてほしいな。

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宮崎frogsはまだ産声を上げたばかりです。
一年目、力を合わせてまず最初の一歩を踏み出そうとしています。

県内の学校、教育関連機関、行政、企業や個人の方々など…ぜひこれからいろいろな方に知ってもらいたい、一緒に関わってもらいたい。
もし、このプログラムにご興味がある方がいらっしゃれば、ご連絡いただけると嬉しいです。


noteだけの内容はこちらに

宮崎frogsは昨年、2023年10月に誕生。
そして初めて「一緒にやらない?」と声をかけてもらったのは、忘れもしない10月6日。気心の知れたメンバーと久々に集まって、ワインと日本酒を飲みながら語っていた夜のこと。

…忘れもしない、と言いつつも、その日の飲み会で私はほとんど記憶を残さずに翌朝を迎えたので、正直に言うと、いわゆる「口説き文句」の詳細は忘れてしまいました。

2人とも、それは本当にごめん。汗


とはいえ、今回のお誘いで特に嬉しかったのは、「みやのんだから一緒にやりたい」と言ってくれたこと。

仕事の面で言えば、これまで就職・転職活動も含めて、こちらの想いと向こうの想いがマッチして、ご縁をもらって一緒に何かをしてきたのだけれど、「こちら発」ではない(私の知らないうちに、向こうから発信の)ケースはたぶんこれが初めてで、私という1人の人を思い浮かんで、(おそらく他にも何人か浮かんだ中で)選んで、声をかけてくれたことが純粋に嬉しかった。

私はどちらかといえば、先頭に立って何かをしてきたタイプではない(後ろでばっちり支えるぜ、任せとけよ!的立ち位置が多い)ので、多分、一般的にはそんなに目立たない。し、人生を通して「モサクニン」であるので、確固たる何かを持ち合わせている状態でもない。

けど、「紆余曲折を経て今ここにいる私」をはたから見て、何か光るものを見出してくれたんだとしたら、泥臭い自分の性質もなかなかいい形に旨味が増してきたのかな、と思う。

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浪人、留学、転職、移住、起業…と、なかなかユニークな道を歩いてきたんだなぁと、自己紹介や経歴を作る時に思う。

どちらかといえば「自分に自信が持てない(持てなかった)」タイプで、それで悩んだり泣いたりしたことが多いけど、今はなんだか一周回って、「いや自分って結構タフやんか。おもろいやんか。一見バラバラ・ふわふわに見えるけど、実は自分の中では筋が通っていて、頑固やんか。」と思うようになった。

今年の6月で33歳。
年齢ばっかり成長して、中身はなんも変わってないなぁ〜と思うけど、細かく/もしくは長い目でこれまで歩いてきた道を振り返ってみると、やっぱり少しは旨み厚みが出てきてるんやな。

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frogs関係の話に戻ると、

私はもともと、「盲導犬訓練士」になって、視覚に障がいを持つ人の暮らしに希望が生まれるような、その人の心が前向きになって、何か諦めていたことにチャレンジしよう!と思えるような、そんなことがしたかった。

その次は、「英語」を通して子どもたちの未来の可能性(選択肢)を広げたい!と思っていて(英語が話せるようになれば、世界中のいろいろな人とコミュニケーションが取れる!物事が知れる!)、英会話の先生になりたかった。

その次は、英語に限らず子どもたちが使う「教材」で、その子の興味関心を広げたい!と思い、教材開発ができる仕事を探した。
(新卒では、IT企業に入り教育ソフトの開発に携わった)

その次は、自分と同じように何か現状にモヤモヤを抱えている人の一歩を後押しできるような、挑戦を応援できるようなことがしたい!と、クラウドファンディングのキュレーターや、カフェなどの居場所でそうした人を応援できる場づくりをしているところ、さまざまな地域課題解決PJに取り組む道などに目を向けた。
(転職して、地域がソフト面で「豊か」になるような取り組みを、さまざまな地域、さまざまなテーマ・分野で取り組む、新規事業部の仲間に加わった。ここで、初めてコミュニティデザインという考え方を知った。寄り付きにくい社会課題も、光を当てる角度やクリエイティブの力で関わりしろが広がる、ということを知った。)

その次は、もっと自分ごとにできる距離感で、地域やその地域の人と一緒にプロジェクトに取り組みたいと思い、宮崎に移住・転職した。

今では、これまで自分の中でちらほらキーワードとして存在していた「人が“挑戦しよう!やってみよう!”という気持ちになっている状態」とは、つまりはその人が「いきいきした状態である」ということだ!という考えに至り、人をいきいきさせたいなら、まずは自分がいきいきした姿であることが大事!と思うようになった。
だから、自分の心がワクワクする方向を選んでいこうと思うようにった。

そのこともあって、企業の中ではなく、個人としてやりたいことに挑戦してみようとしている。(また近々リリースできればと思っているけど、今は「お茶」をテーマに自分で事業を進めようとしている)

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ざっくり振り返ってみても、私はやっぱり(自分がそうであることはもちろん)誰かがいきいき在ろうとすることを応援したいし、もう少し具体におとせば、誰かが何かにチャレンジしたい!という気持ちになることやそのきっかけを作ること、そのチャレンジを応援するということ…に嬉しさや喜びを感じるらしい。

ある友人が言っていたけど、「そのことに興味があるなら、必ずしもその分野に直結する仕事に携わっていなかったとしても、まわりまわって実は気づいたらそのことに関われるようになっている」とは、まさにそうやな。

気づいたら長文になってしまっていたので、雑なまとめですが、
冒頭に書いた言葉(=宮野のこれまでのキャリアをご存知の方は、たぶん「なるほどね」となるかな。いろいろな道を通りながら、自分でもこのタイミングできっかけが訪れるのは、とっても嬉しい。)は、こういう訳で、そう思うのです。

さぁ忙しい1年になりそう!
マイペースに、でも、気張るところは気張って、充実した日々をおくりたいね。


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