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【魂窟争奪競技統率者】の感想とかとか(決勝敗退) (2024/11/16)
Daphnia(ミジンコ)です。
2024年11月16日の晴れる屋 広島店で開催された
【ネオンインクFoil(黄)《魂の洞窟/Cavern of Souls》】争奪競技統率者に参加した感想です。
【デッキの選択と理由】
今回のデッキは以下の中から選択しました。
(有力候補順 太字が最終的に選択したデッキ)
①《トレストの密偵長、エドリック》
②《鋭い目の航海士、マルコム》+
《激情の薬瓶砕き》
(以下【マル砕き】)
③《鋭い目の航海士、マルコム》+
《織り手のティムナ》
(以下【マルティム】)
④《織り手のティムナ》+
《ルーデヴィックの名作、クラム》
(以下【ティムクラ】)
でした。
①のエドリックは前回のガチコマ高知で組まずそのままで、その時獲得した晴れる屋2000ptで《迷路庭園》も買ったことからまず触れようとしました。《知りたがりの学徒、タミヨウ》とかもポチりつつ、十分に準備を重ねましたが、《遅延》や《洗い流し》等のそこはかとなく強いけど採用率のあまり高くない妨害札を高知での調整中にストレージの中に埋もれさせており、「持ってるからポチらなくても大丈夫でしょ、組める組める♨」の慢心から買わなかった結果、探すのも面倒になって組む手を止めてしまいました。
②の【マル砕き】は【GIRAFULLCommanderCup】で氷華氏(@Fai_ry_Pippi)が6-0した結果から、「【トラティム】良い感じに回せたし次の移転先にちょうど良さそう」と考えて候補に入れ、最終的に持ち込むデッキとなりました。
③の【マルティム】は【マル砕き】の調整中に【白】が滅茶苦茶欲しくなることが多々あり、練っていました(【マル砕き】よりもメインに考えていました)。考えても考えても《タッサの信託者》頼りすぎる構築になってしまうのに毛嫌いし、【マル砕き】に戻る。…を繰り返す内に外れました。
④の【ティムクラ】は【マル砕き】を練り、【マルティム】を練った後の中継地にいました。したいこと、できることほぼ全部詰まっているデッキであり申し分なく、海外のリストも豊富で練りがいはありましたが、如何せん形にして一人回しを軽くすると「…厳しい」に感じて選択しませんでした。
また、今回も前回同様、調整にはETC(関西cEDH練習会)を利用して調整を実施しました!🚙。前回は転がってたリストを拾って弄る程度でしたが、今回はディスカッションフォーラムにて調整案の意見をぶつけつつ調整できて非常に満足する構築になったと感じています。
練習としては県内で8↑が回せるタイミングが2日ほどあったのでそこで試運転し、後は延々と一人回しを繰り返しました。
【マル砕きについて】
![](https://assets.st-note.com/img/1731814772-m6IqA39xzDnwaoeUTktgZMF2.png)
今回使用したデッキリストはこちらです。
【マル砕き】はマルコムによる宝物の供給を軸に場面を立てつつ、【青赤黒】でよく見る《むかつき》や《死の国からの脱出》、《タッサの信託者》に加えて統率者+1枚コンボの《光り角の海賊》を持って立ち回る統率者です。コンボに必要なカードがコンパクトに納まっているためか非常にバリエーション豊かなデッキタイプが存在するデッキでもあり、今回は参考にしたデッキとそのままな【ティムクラ寄りマル砕き】になっています。
6−0リストを100コピしてから回した際に雑味と感じた所や、除去の変更等ちょこちょこしていく中、2024年11月15日発売の『ファウンデーションズ ジャンプスタート』に収録される《絞り取る徴税人、レヴ》を見てレヴに寄せる構築にシフトしました。
![](https://assets.st-note.com/img/1731818366-jbPDhtTqMWS295ZeInCaAciv.png)
レヴを最大限機能させる場合、出るまでに種になるクリーチャーが欲しくなるため、《超能力蛙》や《幽体のこそ泥》、《両生類の神童》を候補にあげ、そこから《両生類の神童》がある程度2/4になりやすいように構築しました。《むかつき》や《ネクロポーテンス》で勝ちの目無しにはなってない位かなぁ、と感じるくらいの構築に納めたものがデッキリストになります。
以下対戦結果を記します。(記憶曖昧)
【対戦結果】
【1回戦目】〇
【マル砕き】〇
《暗中の追跡者、エリニス》+《街路の浮浪児》
《永遠の大魔道師、ジョダー》
《現実の設計者、タメシ》
1t《モックス・ダイアモンド》経由で《幽体のこそ泥》、周りはフェッチや土地置き位でターンが回ってきたため(この時タメシがフェッチを置くだけで回した)、手札に《敵対工作員》と打消しがあり、土地が引けたら展開できる感があったためそっち優先で2t土地置きエンド、その後タメシがジョダーのエンドにフェッチを切ったため工作員キャストで土地を奪い、その際に手札に《精神壊しの罠》《激情の後見》《朦朧への没入》が見えたため概ね動くならマナと打消しは溜めとこうと考え動くことにしました。自ターンに奪った土地を貰ってからマルコム立てつつ、こそ泥がドローくれつつジョダーは大田原で戻しつつ返しレヴ出して小突く中、5t-6t目に【デモコンタッサ】+《偏向はたき》+《白鳥の歌》+《意志の力》+《断れない提案》+青のカードな手札で宝物そこそこな状況が作れたので通して勝ちました。
【2回戦目】×(制限時間切れ)
《暗中の追跡者、エリニス》+《街路の浮浪児》
【マル砕きA】
【マル砕き】(自分)
《光明の不可思議、タヤム》
序盤は《闇の腹心》に賭けつつ回そうとしている際、エリニスが《硬鎧の大群》でトークンを増やしつつ《永劫の活力》、《悪辣な略奪》を揃えて生物が場に残らない状態+タヤムの《エメリアのアルコン》で蓋がされ首が回らない状態になりました(その間土地事故でほぼほぼ何も進まず)。終盤、エリニスが《変幻の大男》を素キャストに合わせて《致命的なはしゃぎ回り》をエリニスに撃ち込みコンボを止めたり、【マルコムA】が走ろうとアルコンへのバウンスを《偏向はたき》で《変幻の大男》に曲げたり、【マルコムA】の《光り角の海賊》をエリニスが除去したりとしてる中で時間切れ。
【3回戦目】〇
【マル砕き】〇
《光明の不可思議、タヤム》
《最高工匠卿、ウルザ》
《妖艶な泥棒、コルメラ》
1t《魔力の櫃》、2tレヴと展開し、3tでマルコム立ててレヴで殴りつつ《神秘的負荷》を置いたりする中、タヤムはマナクリで溜め、ウルザは《両生類の神童》をウルザで3/5まで進化、コルメラは良い感じに進んでなさそうなもののマナファクト立てつつ《神秘的負荷》を置いていました。4t目殴りつつトップと宝物3個貰うとコルメラから《記憶の裏切り》が絞れました。《ジェスカの意志》と《思考停止》、《ギャンブル》、打消しがハンドにあったため意志唱え、《死の国からの脱出》、《激情の後見》、土地と捲れて走るの決断して走りました。《死の国からの脱出》や《思考停止》に妨害がありながらも通し、その後は引かれつつも墓地に打消しやバウンスが溜まったので活用しつつ《思考停止》で自分のデッキを6枚に、他人のデッキを無くした状態にして《フェアリーの黒幕》の起動効果を利用して勝ちました。
【4回戦目】×
【マル砕きA】
【マル砕き】
《光明の不可思議、タヤム》○
【ティムクラ】
マリガンして《フェアリーの黒幕》で【ティムクラ】さんにあやかろうキープするも《意志の力》で消され、マルコムは出せつつも勝てない、除去だけがあるハンドなスタートの中、【マル砕きA】は1t《暗黒の儀式》からの《ネクロポーテンス》(なお15点払っても土地なしで何もできず)、タヤムは《繁茂》、《夢の円環のドルイド》と出して《法の定め》を出し、次ターンタヤム、そこは除去るも《弁論の幻霊》まで出てきて今度こそ完全に首が回らない状態になりました。その後はタヤムの独壇場で《孤独の都》の蓋からコンボを決められ、負けました。
結果、○×○×の3位通過!決勝卓にあがることが出来ました!
【決勝卓】×
【ログサイ】〇
《最高工匠卿、ウルザ》
【マル砕き】
《光明の不可思議、タヤム》
ハンド:《暗黒の儀式》《リスティックの研究》《精神的つまづき》《搾り取る徴税人、レヴ》、土地、土地、フェッチ
フリマリ後のハンドで正直マリガンしようとも思いましたが、【ログサイ】と【ウルザ】共に《太陽の指輪》や《神秘的負荷》置きから攻め込まれたらしんどすぎると考えてキープ。1t案の定【ログサイ】から《神秘的負荷》が飛んできたため打消しましたが、【ウルザ】が《太陽の指輪》+《多用途の鍵》と出してきて泡吹かされました。自ターンはやることないためフェッチ置きでウルザのエンドに《湿った墓》持ってきましたが、その間【ウルザ】は《巻き戻しの時計》置いて無茶苦茶に。2tは《暗黒の儀式》から《リスティックの研究》を唱えるとタヤムスタックで《悟りの教示者》でトップに《耳の痛い静寂》を置かれ、タヤムのターンにそれが場に、またも泡吹いた上に首も回らない試合になってしまいました。その後は【ウルザ】は《一つの指輪》を出して無茶苦茶しようとするのを《サイクロンの裂け目》でどかせたり、タヤムが沢山引かせてくれて潤沢になるも【ログサイ】からの《Timetwister》で弱いハンドに変えられたり、無理くり《むかつき》狙って打ち込んで通るも本当に何もなくライフだけ削られる始末、色々あってその後ライフが5まで削れた時に【ログサイ】からの《災難の輪》が唱えられたため『6』を宣言するも【ログサイ】も『6』(これが最低値)で引き直せなかったりしました。最終盤、『《最後の賭け》を相手のターンに通し、自ターンに場に置いてある《出現領域》を起動して《伝国の玉璽》を瞬速で唱え、《光り角の海賊》をトップ置きで決め込む』でしか勝てない状況になりましたが、《最後の賭け》を《否定の契約》で打ち消された上、別のターンにマルコムを【ウルザ】の《月読の試作品》の魂力でバウンスを《偏向はたき》で反らすもタヤムの《オークの弓使い》で自分の場の《オークの弓使い》も消されブロッカーが足りず【ウルザ】の構築物トークンに殴られ負けました。その後は色々あって【ログサイ】が勝っていました。
【結果と感想】
高知に続き決勝卓いけました!!!満足この上ない!
晴れる屋にリストが載って良き良き侍!
(コマサミ高知は何故か載らずかなしみ)
決勝で【ログサイ】にて優勝されたプロテイン太郎氏(@miles_mtg)は広島の統率者最強決定戦連覇中の方で、フリーでの対戦は前にしたことがありましたが、大会での対戦が今回が初、決勝卓という場で出来て良かったです!たいありでした!
【マル砕き】を調整する中で様々なリストを拝見しましたが、しっくりくる構築にできたんじゃないかな?とは思いました。《むかつき》の期待値が低いことは承知の上でしたが、まぁやむないと思っています。
【マル砕き】は本当に型が多く、海賊に寄せた構築は勿論のこと、《パルン、ニヴ=ミゼット》を入れた構築や、《人工進化》で海賊にしてコンボを決める構築、《鏡に願いを》のギミックを取り入れた構築、《直観》や《再活性》等々本当に様々なため、回してみて自分や向かう環境にあってそうなのを見極めた方が良いと感じるデッキでした。
タヤムと当たりすぎ(5回中4回)。
今回は広島店でのイベントに参加し、全5試合全て楽しく遊ぶことが出来ました!!対戦相手の方々及び運営者の方々、本当に楽しい時間をありがとうございました!!感謝感謝!!またしばける時は楽しくしばきましょう!!
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