『ガチコマオープン』感想とかとか(決勝敗退) (2024/10/5)
Daphnia(ミジンコ)です。
2024年10月5日のコマンダーサミットin高知内で開催されたガチコマオープンに参加した感想です。
【デッキの選択と理由】
今回のデッキは以下の中から選択しました。
(有力候補順 太字が最終的に選択したデッキ)
①《トレストの密偵長、エドリック》
②《織り手のティムナ》+
《ロフガフフの息子、ログラクフ》
(以下【ティムログ】)
③《織り手のティムナ》+
《トリトンの英雄、トラシオス》
(以下【ティムトラ】)
でした。
エドリックは、直近イベント(ガチコマオープン大阪)の優勝デッキだったことも含めて組もうと思いましたが、《迷路庭園》を持っておらず、通販を用いても手元に来ない可能性が高く断念しました(大手ショップがない弊害)。多分無くてもあまり変わらなそうですが(実際会場でお会いした際におっしゃってたのでそのようでした)、一度は100枚揃えないと調整したくない性分なため仕方なし。
【ティムログ】は直前のイベントを通じて「青無くてもよくない…?」とよぎったため練りましたが、「青(タッサ)は必要♨」と至ったため取りやめました。
【ティムトラ】は上記を考慮し、「青を含むティムナ」の中から選択、そのまま採用の流れで調整し、持ち込みました。
また、調整する際はETC(関西cEDH練習会)にリストが転がっていたことで捗りました!入って良かったETC🚙!!(ETCとは、氷華氏(@Fai_ry_Pippi)により設立されたDiscordコミュニティであり、今もメンバーを募集されているそうです。ちなみにガチコマオープン高知と同日にGIRAFULLなんば店 MTG&FABで開催された【GIRAFULLCommanderCup】にて6-0で優勝されております!!すごい!!)
↑6-0レポートがnoteが投稿されました!!(2024/10/7)
なお、時間も暇も無く練習は一人回しを寝る前に数回する程度でした。
時間なし。卓なし。覚悟あり。
【ティムトラについて】
今回使用したデッキリストはこちらです。
【ティムトラ】は赤のマナ加速や《死の国からの脱出》を用いるコンボが使えない分、両統率者が序盤中盤の仕事に長けており、トラシオスは中盤以降に無限マナの注ぎ先として機能する組み合わせです。9月の禁止改訂でのダメージは無くは無いですが、【赤】を含むデッキや《宝石の睡蓮》、《魔力の墓所》に依存していたデッキと比べれば幾分かマシで、逆に【ティムトラ】の勝ちやすい環境になってきてるんじゃないかな?とも感じ取れる、そよかぜレベルの追い風が吹いてそうな統率者です。
勝ち方は主に《タッサの信託者》と無限マナ。今回のリストでは《献身のドルイド》と《眷者の神童、キナン》を用いるコンボを内蔵しました。
ドルイドを用いたコンボでは《ヘイゼルの醸造主》が重要な役割を担っており、《異界の進化》やその他《召喚の調べ》等でデッキから場に出して墓地にあったドルイドの能力を持つ食物トークンで無限マナをだせます。
キナンを用いたコンボですが、こちらはEDHREC等で公開されているリストを参考にして採用する事にしました。というのも、参考にさせていただいたデッキ構築がドルイド全投デッキであり、墓地が使えない場合や抜かれた場合での保険として採用しました。また、それを受けて色マナが無くても勝てるよう《歩行バリスタ》を採用しています。
以上、長くなりましたが、以下に対戦結果を記します。
(今回特に覚えてないので断片的です。。。)
【対戦結果】
【1回戦目】〇
《戦争の世継ぎ、ローアン》
《汚らわしき者バルソー》
《策謀の予見者、ラフィーン》
【ティムトラ】〇
4番手でしたが《宝石の洞窟》スタートからトラシオスの滑り出し。ティムナも出せてトラシオスで手札を稼ぎつつ土地も稼ぐ中(クレイドルも置けてブンブン)、バルソーが《沼の妖術使い》、《臭い草のインプ》を捨てて発掘しながら墓地肥やしと準備を淡々とこなしていたため《忍耐》で停止させ、トラシオス起動で引けた《致命的なはしゃぎ回り》でローアンを飛ばしつつ、ラフィーンも《断絶》で飛ばしてとやりたい放題。最後は《沈黙》を唱えてから場に出していた《献身のドルイド》を用いて《異界の進化》を決めて《ヘイゼルの醸造主》による無限マナからGG。幸先の良い滑り出しを感じました。
【2回戦目】×
《パルン、ニヴ=ミゼット》〇
《護国卿、ウルザ》
【ティムトラ】
《財宝使い、マグダ》
序盤完全に記憶が吹き飛んでいるのですが、多分トラシオス、ティムナを展開して順当に手札を肥やしていたと思います。その中で、1tウルザが《金属モックス》スタートだったのをマグダが《モグの分捕り》で妨害したり、マグダが宝物を揃えていくもパルンが《サイクロンの裂け目》で妨害したりしていました。その最中にウルザから《息詰まる徴税》、《アウグスティン四世大判事》、《機械の母、エリシュ・ノーン》が出てきて《ヘイゼルの醸造主》じゃ勝てない、息もし辛い状況になり膠着。
《沈黙》と回収方法も持ってたため、唱えてから《息詰まる徴税》とマグダ対策に《敵対工作員》を場に出してより面倒な状況にして機を待っている間にマグダが《削剥》でアウグスティンを除去、後にパルンが着地。パルン着地後はマグダの場のドワーフが着々と殲滅されていき、最後にバウンスでエリシュノーンをはがした後《二人組の見張り番》着地から殴りが通ってGG。見張り番を唱えたスタック時、手札が細い線ながらもまだぎりなんとかなるかも!状態だったため、《Demonic Consultation》で《風に運ばれて》か《即時換装》で非常に悩んだ末に《風に運ばれて》を宣言、そのままデッキが流れました。
かなしみ
【3回戦目】〇
《護国卿、ウルザ》
《パルン、ニヴ=ミゼット》
【ティムトラ】〇
《汚らわしき者バルソー》
1t《極楽鳥》、2tティムナな滑り出し。パルンはマリガン多めで渋々キープのマナファクト展開でしたがウルザの《泥棒スカイダイバー》で盗られて機能停止。バルソーは《黒玉の大メダル》スタートから《Bazaar of Baghdad》置きの《臭い草のインプ》と順調な滑り出しで時間は残されて無さそうでした。3tに《破滅の終焉》で《献身のドルイド》を場に出したターンにちょこっとバルソーが動き出しそうだったためウルザが妨害、ニヴは静観。4tドロー前に《神秘の教示者》で《異界の進化》をトップに仕込んで引き、手に持ってた《沈黙》を唱える際に《献身のドルイド》が除去されるもマナだけは貰いつつ退場で解決。ティムナをコストに《異界の進化》で《ヘイゼルの醸造主》を出してコンボ成立。青マナが出る土地は立てていたため、そこからトラシオスでGG。
【4回戦目】〇
【ティムトラ】〇
《ウェザーライトの艦長、ジョイラ》
《浄火の戦術家、デリーヴィー》
序盤はデリーヴィーの独壇場で《喜ぶハーフリング》からデリーヴィー出しつつクレイドル起こして《一つの指輪》と滅茶苦茶展開でした。自分も自分で順当にトラシオス→ティムナと展開しつつ《太陽の指輪》と《玄武岩のモノリス》が場に置けた状態で《種子生まれの詩神》が出せたためトラシオス3回起動ゲー、ジョイラは《謎鍛冶》とジョイラの合わせ技でグルグルしてるもののデリーヴィー程の動きでは無く見える状態でした。途中引けた《致命的なはしゃぎ回り》でジョイラ、《巨大な空亀》でデリーヴィー弾いて耐えつつ《幻影の像》で詩神のクローンを増やしたら流石にダメと二人から連続で《天上都市、大田原》が飛んでくる。その後、ジョイラが《最高工匠卿、ウルザ》を唱えて動こうとしたため《沈黙》を切って黙らせつつ、デリーヴィーの展開に集中してもらい、結果としてデリーヴィーが引きまくるものの《エラダムリーの呼び声》をジョイラに打ち消され《うろつく玉座》エンド。ターン回ってきたので戻った詩神を出し程よく展開してターンを渡し、ジョイラのアップキープ終了時に《サイクロンの裂け目》を超過で唱え更地に。ジョイラちょこっと展開し、デリも展開するも差し切れない状態でちょこっとな展開と《マネドリ》で自分の場の《フェアリーの黒幕》コピーで回ってきました。自分のターン時は《出現領域》も場にあったため溜めに走り、《永遠の証人》で《沈黙》加えてエンド。ジョイラのアップキープ終了時に《沈黙》を唱え、打消しが飛んできたスタックに《出現領域》を起動して場にいた《フェアリーの黒幕》コストに《異界の進化》から《眷者の神童、キナン》出して《玄武岩のモノリス》で無限マナ。トラシオス2回目起動にデリーヴィーの黒幕(マネドリ)が誘発した際に《召喚の調べ》を唱えてデッキから《ザルファーの魔道士、テフェリー》を出してほぼ何もできない状況を作りGG。
【ティムトラ】組んだら一度はしたかった勝ち方ができました!
以上から、〇×〇〇の予選2位で決勝卓に上がることが出来ました!!
【決勝戦】×
《パルン、ニヴ=ミゼット》〇
【ティムトラ】
《悟った達人、ナーセット》
《トレストの密偵長、エドリック》
滅茶苦茶微妙なハンドながらも《吸血の教示者》と《敵対工作員》、《召喚の調べ》、《巨大な空亀》があって土地基盤は悪くないとワンマリキープ。そんな甘いキープを許さんパルンのラガバンスタートから始まりました。ナーセットはマナファクト置きつつ1発全賭け《煮えたぎる歌》からナーセットをパルンの《対抗呪文》で消されてお通夜。エドリックはマナクリを出す等するも自分の出す予定見え見えだった《敵対工作員》に《ウルザの物語》が引っかかってつまづく展開に(その際確認した手札もパルンはどうしようもない感じなハンド)。その後パルン着地でターンが回り、次に《嵐窯の芸術家》まで出して滅茶苦茶しそうだったため出た後の戦闘開始時に《巨大な空亀》でパルンをバウンスしようとするも、それに対応してパルンが呪文をキャスト(よく覚えてない)。その後のパルンと芸術家が誘発したスタックで《オークの弓使い》を場に出し、オークはやられるものの芸術家は退場、パルンも場から一旦退場してもらう。なおそこそこ出涸らしだったためオーク軍団トークンで小突く程度でターンを回し、エドリックがちょこっと展開とパルンの動く前のターンに《一つの指輪》で護身。パルンはパルンを出し、その後《好奇心》が付きそうだったため《精神的つまづき》など撃っては見るものの対応されナーセットと共にGG。その後はパルンのライブラリーがエドリックのライフよりも少ないため決まりにくい状況でしたが、《暗記 // 記憶》で修復して勝ってました。
という事で決勝戦敗退でした!
反省点は多いですが次の活力にしたいと思えるイベントでした。
【ティムトラ】の感想
(※個人的な意見です)
非常に回しやすいデッキでした。
直前のイベントが【ティムクラ】で非常に難儀していた部分があったがためにより感じる事が出来ました。。。また、今回このデッキを選択した理由として上記では触れていませんが、『高知のイベント、且つ大阪で同日にイベントあったから選択した』という部分があり、そこはおおまか大正解だったと思います。
正直な所、マジック(統率者)があまり隆盛していない地域でのイベントでは、私含めカジュアルからガチコマに流れてくる人の比率が高くなります。その場合【デモコンタッサ】は勝ちやすい手段であり、《沈黙》が使える、または横展開しつつ締めれるデッキが勝てるだろうと思っての【ティムトラ】でした(エドリックが組みたかったのもそのため)。故に「決勝までは行ける可能性は高いけど、決勝上がってしんどいな」とは感じつつのスタートだったため、思った通りでそこは良かったと感じています(それでも勝ちたかった!悔しい!)。
【ティムトラ】自体についてですが、《騒々しい送り屋》等のティムナに依存するカードを抜いた点はまぁ良かったかな?思っています。相性が良くて強いことは間違いない…ですが、大体ポン置き以外何物でも無く、自分の中では「使い勝手悪すぎるリス研(責任はティムナ持ち)」と認知していたため、難しいカードだと感じました。
また、教示者の中では《悟りの教示者》の使い方が非常難しく、海外の構築などでそこそこ見かける《出産の殻》を用いるプランは面白いと感じました。前も今回もですが戦場に置物が散らかる環境だと感じたため、《大いなる創造者、カーン》を突っ込むのも悪くないんじゃないかな?と思います(余裕はあんまりないため自分のデッキの場合だとキナンコンボが抜けそう)。
ゼリーが板
今回は四国在住のプレイヤーを多く見かける事が出来て大阪でしばく時とは一風変わった環境で非常に楽しく遊べました!!自分は予定さえ合えば色んなところにおりますのでまた対戦できる際にはよろしくお願いいたします!!
ETCのDiscord内にもちょこちょこおりますので、是非とも参加してみましょう!!(なお入会できるかの是否は何にも知りません)。