リビングエンドのサイドボード(身内向け)

この記事ついて

モダンのリビングエンドについてやってることや考えを色々書いていきます。
今回は身内対戦でのサイド戦について


■メインボード(2023/3/12ver)

これをベースに身内戦のサイドボーディングやゲームプランを書いていく。
合計するとサイドカードが15枚より多くなるけど、身内でのフリプなのでそこは気にせず、各デッキへの対策と見てもらえると幸い。


■VS ヨーグモスコード

in 緻密2 忍耐2
out 死せる生1 厚かましい借り手1 断片無き工作員2

相手のサイドイン:忍耐、漁る軟泥、屍呆症、月の大魔術師等

相手もサイドインする忍耐への対抗策として緻密、不死ループコンボへの対策に忍耐をサイドイン。
ヨーグモスにカウンターは搭載されていないので死せる生は1枚減らしてサイドへ割く。
屍呆症は3マナだがマナクリ絡むと2T目に撃たれるため、否定の力か悲嘆を構えてスタートしたい。
異界の進化、召喚の調べでキーカードのヨーグモスを始め、デッキのほぼ全てのカードにアクセスされるので土地と盤面をチェックして隙に撃ち込まれないようにする。
現在のサイドインでは月の大魔術師が辛いのでフェッチはすぐ切らずに温存も考える。
緻密は死せる生に合わせての忍耐か、素出しのヨーグモスに当てたい。
お互いコンボデッキのため、静かにゲームは始まるが大体3〜4ターン目にクソゲーとなる。


■VS 親和

in 活性の力2 基盤砕き2
out 森1 断片なき工作員2 縞カワヘビ1
※基本形

相手のサイドイン:虚空の杯、未認可霊柩車、魂標ランタン、大祖始の遺産、石の脳等+各色の対策カード

基本形としたのは親和使いが色々なデッキを親和と言い張るので、デッキタイプが広すぎるため!
メインのアーティファクトシナジー+ウルザの物語パッケージを搭載しているものを現代の親和と呼ばれると勝手に判断した。
親和側はアーティファクトの対策カード+デッキカラーに合う対策カードをサイドインしてくるので都度調整する。

サーガを4枚採用しているのでメインデッキに1〜2枚は墓地対があり、サイドで増量される対策カードを掻い潜ることが課題。
親和先手1ターン目にサーガを置かれると最速続唱の前に魂標ランタン辺りをサーチされるので、サイクリングでサーガを割るカードを探しつつ、墓地追放後のリカバリ用カードも温存する。
0チャリスで続唱を封じられるが、墓地には触れないため仕掛けるターンまで放置する。0チャリ2枚張りは出来ないし。
サイクリングで置物対策カードを集め、相手の脅威に対処→一度続唱を使い、単発系墓地対(ランタンや虚無爆弾)を切らせる→再度墓地を肥やし続唱呪文を唱える、というゲームプランになり2回の墓地肥やしと妨害札2〜3枚の乗り越えが必要なので要求値はそこそこ高い。
基本はコンボで瞬殺を狙うが、活性の力で上手くアドを取れるなら、4/4飛行や3/2威迫素出しのビートプランも視野。その場合は影槍を最優先で壊す。サーガの構築物に絆魂つくとダメージレースで絶対勝てなくなるため。プレイアブルなクリーチャーとして緻密のサイドインも有りかも。
親和のタイプによって追加される対策カードが異なるため、そこら辺はまた別の機会に書く予定。


■VS ディミーアローグ

in 神秘の論争2 忍耐2 緻密or死亡/退場2
out 断片なき工作員2 否定の力1 通りの悪霊1 波起こし1 森1

相手のサイドイン:ダウスィーの虚空歩き、外科的摘出、大祖始の遺産、狼狽の嵐

カウンターが大量搭載されているのでこちらも神秘の論争サイドインで対抗する。
相手のメインの除去枠が墓地対、続唱対に置き換わる。
2種類のローグでライブラリーを削りながら攻めてくるので、友情コンボを成立したり、死せる生が落ちてサージカルで抜かれたりと捲れ方で振れ幅が激しい。
虚空歩きが一番厄介な対策カード。墓地対+死せる生の再利用によってこちらのプランが崩壊する。召喚酔いが解けているなら、死せる生に対応して生贄→死せる生の効果で場に戻る→解決された死せる生をキャッチされてしまい使い回される最悪の状況になる。緻密を合わせる、召喚酔いの間に除去するなどのケアは必須の生物。
妨害を乗り越えられる手札を揃えてコンボを狙うプランだが、こちらの墓地が増えてローグ軍団がパワーアップしてきたら忍耐の素出しでこちらの墓地を戻し、一方的に討ち取るのを狙っても良い。その後、手札枚数で勝てているなら、インカネーションとカウンターでバックアップしながらビートダウンが狙える。


■VS 4C白単人間

in 緻密2 死亡/退場2 巨大な空亀2
out 否定の力2 通りの悪霊2 森1 厚かましい借り手1

相手のサイドイン:翻弄する魔道士、封じ込める僧侶、ドラニスの判事、聖域の僧院長等

多色化はしているが白単がベースのため、メインから入っているサリアを筆頭にしたヘイトベアーがサイドインでさらに増量される。
コスト増加、キャスト制限、追放除去など妨害方法が多岐に渡り、クロックも早いので悠長に構えていられない。
打ち消したい呪文がバイアルくらいなので否定の力は減らし、ライフも極力保ちたいため通りの悪霊も減らす。
サリアに引っ掛かる借り手もコスト制限が受けづらくサイズも優秀な亀と入れ替える。
フェッチからショックランドを持ってくる場合は極力タップインで処理し、ライフを保つ。
サイドインした火力やバウンスでキルターンを遅らせつつ妨害を乗り越えてコンボを決めるために、当て先を見極めることが重要。
土地が5枚まで伸びればサリアや呪文縛りといったコスト増加系は1枚なら越えられるので、3~4ターン目に続唱を唱えたら勝てる状況以外ではそのほかの対策カードをどかせるのに使いたい。
一度死せる生が通ればほぼ勝てる盤面になるので、ライフは1あればよい精神で臨む。


■終わりに

リビングエンドはめちゃくちゃ理不尽な勝ち方できる代わりにサイドの対策カードがめちゃくちゃ刺さるので、墓地か続唱は忍ばせておこう。
墓地利用、続唱悪用デッキへの対策カードは何枚刷ってもいいとWoTCは思っている節があるので安いカードも多い。
虚空の鏡は虚空の杯の1/100以下の値段で買えるし、チャリスでは対応できないピッチも打ち消せるのでおススメ。
ONEで登場した魂無き看守はリビエンの墓地対にはならないが、続唱でのキャストには刺さる。

何が何でも勝ちたいなら白いデッキを使うとよい。
リビングエンドの構築上、白の対策カードにはとことん相性が悪い。

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