The end of their life. 096 アストル・ピアソラ
The end of their life. 096
アストル・ピアソラ(Astor Piazzolla)
(1921年3月11日-1992年7月4日)
アルゼンチンのバンドネオン奏者。作曲家。
アルゼンチン・マル・デル・プラタ生まれ。
「踊れないタンゴ」「タンゴの破壊者」と言われるような独自の楽曲を生み出したピアソラのタンゴは、1954年にパリに渡り、ナディア・ブーランジェに師事したときに「タンゴこそがピアソラ音楽の原点」と指摘されて〝タンゴ革命〟の可能性に目覚めたことからだった。
エレキギターを取り入れた「ブエノスアイレス八重奏団」を結成するなど革命的な活動は命を狙われたことも幾度かあった。
理想的な音楽編成を求めて数多くの結成・解体を繰り返したピアソラの楽団だが、団員でいることは、サッカー王国アルゼンチンでナショナルチームに所属するのと同じほどの名誉だったという。
1990年パリの自宅で脳溢血により倒れ闘病生活に入る。大統領専用機でアルゼンチンに帰国。1992年7月4日、ブエノスアイレスの病院で死去。71歳。
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