断捨離も終盤になって気づいたこと
断捨離をそもそも、やろう!と思ったきっかけ。
それは産後1ヶ月後のこと。大腸憩室炎というものにかかり、入院をしたのがきっかけ。
39.0度以上の熱が出て、何かおかしい。もしかしたら…お腹もなんか痛いし便秘かな?
解熱剤もらおうと思ったノリでいくと、最初は盲腸かもしれない!ってことで、大学病院で検査することに。そして、血液検査の白血球の異常数値。MRIをして先生が頑張っていただいおかげで、大腸が炎症してることがわかり
即刻入院。期間は10日間。
入院中はその時はただ寝る。
それしかなかった。しかも絶食。
仙人の境地にいくには私には充分だった。
家族に持ってきてもらったものは…パジャマなどの着替え。リップクリーム、歯ブラシ、コップ。携帯の充電器。
幸い自分の持ってきていた鞄の中に、小説。
インターネットは7GBまで。もちろんwifiはなし。だからせめて入院中だけごめんと思い、
radikoと少しだけYouTube。ネットサーフィン。
暇潰しにはこれくらいしかない。
ほとんど寝てるからパジャマも着まわし。点滴してるし面倒だから、そもそもそんなに着替えてない。
仕事はしてなかったから何もなかったけど、
10日間家族に協力してもらった。
隣の町でバスでくるにも時間がかかる場所だったから家族は2日くらいしか来てくれなかったけど(笑)かわりに両親は来てくれた。
私に必要なものって…これだけである。と、悟ったんだよね。
たまたま鞄に入ってた天然石を見て癒されたりもした。アクセサリーみると少しだけ元気が出る。
この体験をしてから、家のなかを思いっきり断捨離した。あれから5年、時間はかかったけど、私だけミニマリスト計画はもう終盤にきた。
これで、いつまた何かあっても迷惑はかからないだろうレベル。
そこで残ったもの、浮き出てくるものがあるって、ミニマリストたちの動画を見てると言う。
私の浮き出たものってなんだろう。
こだわり…ってないな。色、とか質感とか?ないな。
あるのは色鉛筆と水彩の画材。
天然石。アクセサリー。本。衣服。化粧品。衛生用品。カバン。お金。これくらい。
あとは共有物なのでカウントなし。
自分の持ち物…ないなぁ(笑)なくなったなぁ。
こだわりがないことがわかったし、
貰い物に恵まれている。
絵も気が向かないと描かないからそんなじゃないし。
本は最近Kindleだから、そんなにない。
私だけミニマリストはかなり終盤に来てるなと感じた。
あと持ってるもので入らないものは…脂肪!!つまりダイエットのみ!
あとほしいっていったら老後資金くらい(欲望)
少しの欲望はあれど少しは仙人の境地に近づいたかな。
『何もない』
結構大事なキーワード。これに耐えられる精神もほしい。
山頂に登ったとき、確かに近くには何もなくだだっ広い空間ではあれど、景色というものが手にはいる。でも自分のものではない。
つまり…何もない!達成感と絶景という体験。
体験も大事なんだな。
大事なのはものじゃない!体験だ!
これも気づき。
私が浮かび上がってきたのはコレです。
これからはたくさん、外に出よう!
退院後はそう固く誓ったのでした。