発信は怖い
今日とあるライブ配信を見た。
そこではSNSでのバズりという意味では結構上位の方2人の方のコラボでした。
テンションやブランディングという意味で相反してるように見えるお2人だったので興味本位で見てみました。
その中で特に印象的だったのは、
「発信は怖いと思ってる人が多い」
という話。
自分がこう!と言ったことに対して間違ってたらどうしよう
「あの人の言ってることは正しくない」と批判されるかもしれない
馬鹿にされるかもしれない
自分が思ってる本音・思考の本質をさらけだす=はだかにされているようで万が一何かがあったら悪い影響が起こるかもしれない、という恐怖があるんですよね、と。
まさに、私だ。
と思ってドキッとした。
特にそのお二人はどちらも女性の方を対象にしたビジネスをされているのでそういう相談が多いのだと。
うんうん納得。私もそうだから。
想いはあるのに言語化が苦手すぎて、このエネルギーを誤解され伝わってしまったらどうしようという恐怖があるのです。
自分の想い、目的、本質をSNSで表現することは恐怖、と。特に今年の頭までは考えていました。
実際にトラブルを経験しているからこその余計の恐怖。トラウマ近いものもあるかもしれません。
じゃあどういう言葉をかけてくれるのだろうとその配信を聞いていると、
気にしない、
というのがお二人の答えでした。
うん、よく言われることだし
わかってるんだよ〜と、思った。
頭ではわかってても心がね、恐れを感じる。
防衛本能が強いのかただの自意識過剰なのか。
そんな風に思いがちです。
でもね、同時に。
気にしないことが結果的に自分の仕事に良い影響を与えてくれるというのもわかっているのですよ。
自分の考えをよく思わない人は去っていく、私をみなくなる、フォローを外す。
本質を伝えることで数字としてのフォロワーは減るかもしれないけど、私はインフルエンサーになりたいわけではないから。
カメラマンとしての仕事につなげたいというのがSNSをしている目的なのだから。
だから私に興味ない人はフォローしてくれなくていいし、反応してくれなくていい。私の想いに共感し私にお願いしたいと思ってくださる方がいれば、それでいいんです。
結局撮影の仕事は対面して対話して結果(写真)を出すもの。
ネットビジネスではない。
だからこそ、あらかじめ私の人となりを知って依頼していただけると、会ったときのお客さまのがっかりも少なくなるという話で。
だから結局、本質や想いを発信することは、お客さまをいい意味でふるいにかけることになる。
本来対象とならないお客様をあらかじめ遠ざけることができる、という意味ではやはり発信すること・本質を伝えるのは必要なのだと思います。
つまり何が言いたいかというと、
結局気にせず発信をし続けることが自分のためにもなるしお客さまのためにもなる、という話。
「気にしない」
ごく当たり前で、SNSを知らない人でもアドバイスできそうなこの言葉だけれども。
SNS界で有名なお二人でさえも、知識が豊富で素晴らしい語彙力をお持ちのおふたりでさえもそういう普通のことを言っていたということを目の当たりにし、妙に納得したのでした。
でも。
頭ではそう思っても、心ではまだ恐いわけです。
だからこそ、
私のメインとなるとこではない場所で
練習すればいいのだと思い
久しぶりにこちらに文章を書いてみたのでした。
言語化。考える。本を読む。アウトプットする。でも発信は怖い。
少しずつ、少しずつ。
リハビリです。