白鳥の湖
今日は好きな本を紹介。
ブロンズ新社から出版されている、ピョートル・チャイコフスキー原作、リスベート・ツヴェルガー文・絵、池田香代子訳の絵本「白鳥の湖」がとても好きだ。
特別に好きなのだが、すごく変わった細工が施されているとかそういうことではなく、右側に文章のページ、左側がその文章に対する絵、静謐で繊細な絵はもちろんのこと、特に好きな部分が、そもそもがバレエ音楽なこともあって、文章のページにもそれぞれ楽譜をモチーフにした挿絵があり、それが非常に美しいのだ。
それぞれの場面に登場する白鳥やらふくろうやら、海に呑み込まれるシーンでは大波を五線譜とメロディに描き込み、見てるだけでドキドキするのだ。
もっと言葉で素晴らしさを表現できたらいいのだが、ぜひ機会があれば読んでみていただきたい。