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スキな3曲を熱苦しく語りました

#スキな3曲を熱く語る  というお題。自分がこれを書くのは無理な気がしていました。好きな楽曲を3曲にしぼることだけで難しいし、それを1つの記事で語るなんて、まとめきれそうにない。

でもやっぱりこのハッシュタグが目に入る度に「3曲しぼるとしたらどれだろう」「どんな風にまとめるべきか」と考えてしまうんです。結局のところ、書きたくて仕方ないんですよね。笑

だから今日こそ覚悟を決めて「#スキな3曲を熱く語る」に挑戦したいと思います。

私は、音楽は文学と同じだと思っています。言葉のない音楽ももちろん必要ですが、音楽に乗ってやってくる言葉が自分の心に深く浸透する感覚を味わうのが好きです。それが自分の感情を代弁してくれたり、孤独から解き放ってくれたりするものなら尚更嬉しい。そんな音楽に今までたくさん救われてきました。

ここではそんな風に「自分を支えてくれる」という意味で、好きな楽曲を3つ紹介します。

やさしさ/チャットモンチー

高校生のとき「音楽を聴いただけで涙が出る」という感覚を初めて味わった楽曲です。「自分ってダメなやつだな」と思った帰り道、いつもこの曲を聴いて励ましてもらいました。

「ダメな自分を許してほしい」なんて、普段人に口にできない感情だと思います。でも、確実に自分の中に存在する素直な気持ちでもある。そんな感情を自分の代わりに思い切り吐き出して肯定してくれる、「やさしさ」にあふれる曲です。

My Best Of My Life/Superfly

不安や憂いを歌うのなら、同情するだけじゃなくて、そこに曲を作った人なりの答えを聞くことができたら嬉しい。曲の中で一つの答えをくれたら、聞くものにとってはそれが前に進む勇気になるからです。

この曲は誰もが持つ漠然とした孤独に同情するだけじゃなく、そんなどうしようもないものに対して、どう向き合うのかという答えを出してくれていると思います。そんな「漠然とした孤独」がわかる年齢になって、本当の意味でこの曲の持つ強い力を実感できました。

光/宇多田ヒカル

この曲には「君という光」という言葉が何度も出てきます。この表現がとても好きなんです。大切な人が自分にとってどんな存在なのか、言葉で表現するのは難しい。でもこの「君という光」という言葉は、大事な人を思う感情に何よりも近いものだと思います。

自意識過剰ですが、暗い気持ちのときにこの曲を聞くと「あなたこそが光なんだよ」って、宇多田ヒカルに背中を押してもらえる気がする。そして私も、大事な人たちが孤独を感じたり、悲しみにくれたりしたら「あなたが光なんだよ」って、そんな風にそっと寄り添える人でありたいなと思わせてくれる。いつだってそうして、自分や他人を思う優しい気持ちを授けてくれる、大好きな1曲です。

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ずっと書くか迷っていたお題、書き終えられてすごくすっきりしました。やっぱり、好きなものを思う存分語るのは楽しいし幸せですね。

なにより自分をこんな熱い気持ちにしてくれる音楽と、それを生み出してくれるアーティストが大好きです。紹介したい曲はまだまだあるので、また別の角度の「スキな曲」を熱く語ってみたいなと思います。


最後まで読んでいただきありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。いただきましたサポートは、自己研鑽やライター活動費として使用させていただきます。