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時を止めて

みなさん、電車の中でどのように過ごしていますか?

友達と会話している人、新聞を広げている人、イヤホンを付けて寝ている人、本を読んでいる人…
さまざまな過ごし方がありますよね。

しかし、あるときの満員電車の中で、私の視界に入る全ての人が俯いてスマホを覗きこんでいるということがありました。
そのとき、なんだかゾッとしちゃって…

表情もなく画面から流れる映像をボーッと見ている人たち

私自身もそういう経験があるのでわかりますが、電車なんてただの移動のひとときだから、特に何をするわけでもなくスマホを触りたくなるんです。
もしかしたら、スマホで何か作業をしている人もいるかもしれません。
でも、この光景をみて、なんだか寂しいなって思ってしまいました。

だからこそ、私は電車の中で、本を読んでいる人や外の景色を眺めている人になりたいです。スマホから一度離れて外の世界を見つめる、といいますか。
そこで、最近読書を習慣化しようと頑張っています。

「本と若者」というテーマで自分なりに考えをnotionにまとめてみたので、ここでも少しお話をさせていただきます。

私自身、もともと漫画より小説派だったため、本が嫌いというわけではありませんでした。しかし、中学高校と上がっていくにつれ、本に触れる機会が減ってしまいました。それは、きっとスマホの影響もある気がします。

しかし、ここ数年若者の間で「嫌われる勇気」や「夢をかなえるゾウ」、「20代で得た知見」といった自己啓発書が人気になっています。

SNS社会において、これまでとは違った間接的なストレスに日々悩まされています。
私自身落ち込みやすい性格で、高校生のときはSNSがストレスの中心になっていることに気が付き、最小限のコミュニティで生活していました(笑)
だからこそ、こういった自己啓発本に救われる若者は多いと思います。

読書をすることで、生活の質を高めようとする狙いもあるのかなと思いつつ、SNSなどインターネットに情報が溢れる今、情報としてではなく経験としての何かを求めているのではないかとも考えました。

また、デジタル書籍も普及しつつありますが、やはり読書をする人にとって“紙”の存在は大きいんですよね。

本を読むことは誰かの考えや経験を買うことだと思っているので、本を買うたびにワクワクします。
また、文章だけで頭の中にストーリーを思い浮かばせるのはとても大変な作業のように思えますが、それはきっと本でしか得ることのできない貴重な経験です。

たまには、スマホから離れて外の世界へ目線を上げることも必要だと思います。
やっぱり、スマホを覗き込んでいる人と本を読んでいる人、顔の表情が違うんですよね。


長くなりましたが、電車のなかで感じた小さな疑問に少し立ち止まって考えてみました。
最後まで読んでくださりありがとうございました🥸

次回もお楽しみに。

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