分かんなくてもそれで良い
なんて言って良いか迷う。
言葉を探しても見つからない。
なんて言って良いか分からなくて戸惑う。
それでも良いんです。
分かんなくてもそれで良いんです。
なんで、そんな事を私が書きたいか。誰でも分かんない事があるからです。どう言ったら分からない事なんて誰でもあるからです。
日本語を言葉にしてたってそれは同じでしょう
“言葉が見つからないのはしょうがない”
緊張感を取り除くためにそう思おうよという話です。
じゃあ私達は分からない時、どうしているんでしょうか?考えてみて欲しい。
黙り込む人、知ったかぶりをする人、正直に分からないと言う人、話を別方向に持っていく人…。様々です。
分からない事を恥ずかしい事と思っている人は、ごまかしをしやすい。知ったかぶりです。ある意味、嘘言ってるって話です。
けれど、母国語でない環境になると言語力が低くなるので言葉を使った知ったかぶりや話をずらすなどのズルい技術が使えなくなる。ここで戸惑いが生じます。
恥ずかしいと思いやすければやすいほど、心が混乱します。
そんな中には、とりあえず笑って誤魔化し黙る人もいるでしょう…。
恥の文化に染まっている人は、取り敢えず口に出す事が困難になりやすい。
分からない事は恥じゃない
分かんなくてもそれで良い
そう開き直って自分のダメさを開示できればできるほど、捨て身になるのでアウトプットは進みます。
分かんないなら分かんないと言ってしまえばいいんですから。そして、質問したりすれば良いんですから。
けれどこれって意外と単純じゃないんです。
何が分かんないのかを知らなきゃいけないので。
話してる内容に知識がないとか、詳しくない。
文化が理解できなくて話に入っていけない。
話の前提が分かんないから、話せない。
そもそもどうやって言ったら良いかわからない。
話す以前に聞き取れない。
分からないのも非常に多岐にわたる。
残念ながら、あなたと文化背景が違う人は黙って笑っているだけではあなたを理解しません。そして、会話に混ぜてくれません。
それを伝えなければコミュニケーションは成り立たないんです。
黙るのではなく、
「それは良く知らない。〇〇って何?」
「私の育った環境では〇〇だったから、そういう事は初めて知ったしどういう意味だか分からない。それってどういう風になってるの?」
「今言った事ってどういう意味?こういう事?」
「ちょっと言い方が分からなくて、、ちょっと待っててね。えーっと…」
「すいません。聞き取れなかったのでもっとゆっくりお願いします」
「〇〇の意味が不明なので、言い換えてもらえませんか?」
など頭使えば無限に話す事があるはずなんです。しかも、これは高度な文法も単語力もいらない。ネーティブスピーカーであれば子供でもできてる事です。
そして、そんなちょっとした心がけで、最初は上手く言葉が出なくてもどんどん話せるようになっていく。
表現を覚えて、それが綺麗に口に出ないと恥ずかしい。
使える英語を身につけたかったら、そんな思考を捨てる所から始めるべきなんです。
分かんなくてもそれで良いんです。それを認め何が分かんないのか知る。それを開示する。黙るよりはそれを伝える方法を身につける方が、コミュニケーション力を上げるためには有益です。
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英語力をあげるには、考え方を変えることも大切です。