話す内容について
英会話を上達させたい人は、話す内容について悩む場合も多いと思います。
特にテーマがない場合は、日本語でさえ迷う人はいるでしょうから英語でもそれは全く同じでしょう。
ある意味、みんなで同じ内容を話すと決まっていて、尚且つ自分が詳しい話であればネタには困らない。共通項がある人達の集まりでは、それについて詳しかったり相手が興味のあることの中のなにかを提供することになるのですから楽でしょう。
相手が興味を抱いてくれて、聞いてくれる可能性が高くなるのでその分は楽。ただ、それでも工夫は多少いる状態。どう工夫するかは、その人の性格や特性にもよる。
これは、先ほども書いたように英語という言語とはあまり関連していない。
逆に考えれば日本語でこれが出来ていれば、その力を英語力に足してしまえば良い。
それを加味した後、どれほどの語学力がいるかという話になる。環境により人によりまちまちでしょう。
しかしこれとは違って難しいのは、あまり面識がない人や共通項がない人と話すための技術です。
簡単にいえば雑談力。
これも、会話の一種で英語圏では結構大切とみなされているので英語を使う環境で何かしようと思えば無視できないこととなる。
日本語でも雑談は苦手な人は、雑談というのはどういうものか一度頭の中で整理するのをおすすめしたい。
最初に書いた話題は目的が明確なのに比べて、雑談はそれより曖昧でも良い。ともかく、なんでも良いので場を繋ぐことさえ出来れば良い訳だ。
英語圏は界隈によってはパーティー文化も激しいし、日本よりも気軽に話しかけられたり自然と雑談する場面も多い。
その技術が必要以上に大切なので、無視しづらい所。英語圏の人達と関わるから英語が必要な人は、この雑談とやらがいかに大切かも知っておく必要がある。
英語は国際語なので色々な国の人が使っているという事情がある。英語圏も、同じ言語を使っているのだけれど言語が同じだからといって人の思想や特徴、そして背景にある文化等が大きく異なることが珍しくない。
ここで、何気ない会話をする機会を無視するとなにが起こるか。それは、相手への情報が限りなく少なくなってしまうことを意味する。これほど未知なことはなく、相手のことがさっぱり分からなくなってしまう。すると、付き合い方が手探りで分からなる。それでは、大変さが増すことになってしまうので交流が割と盛んになるのは、まあ環境的に当たり前な気もする。
なんでもかんでも軽薄に喋らなくてはいけない訳ではないが、異様に雑談を避ける姿勢を見せれば、謎が溢れ奇妙に見られてしまうのは環境的に仕方ないとも言えてしまう。
日本の人は、いろんなタイミングで他人から話しかけられる機会がそこまでない人もいる環境なので、この環境の違いを知っていないとかなり浮いてしまい。奇妙な人に見られやすい。
どうでも良い話でも軽快にできる工夫ができた方が、信頼が築きやすくなる。そうした方がよりコミュニケーションが上手くいきやすくなる場面があちこちである。そんな事情から、雑談もできた方が人間関係が楽になりやすい。
なんとない話と、それを話す時のコミュニケーション力が相手に安心感を与える要素となり得る。
なるべく慎ましやかに目立たないよう静かに。
そういう状況は好まれない場所も多いので、どういう話題を振られても黙っているのではなく、上手く俊敏に答えることができるよう鍛えるのはためになる。
なにも言わないくらいなら、なんでも良いので沈黙を埋める要素を作った方がマシ。間を取る慣習は日本よりかなり少ない。
信頼を築くまでは、一見意味のなさそうな積み重ねでさえも、決して無駄ではないだけでなく、コミュニケーション力の向上にも繋がる経験にもなるだろう。
話す内容がはっきりとある場合は、言語力さえあれば楽な面も多い。しかし、総合的には意味がない会話や輪郭がぼやけている会話も軽視できない事情もある。
話す内容を決めた会話
話す内容が決まらない会話
両方が、コミュニケーションにはすごく大切。
そして、英語圏では信頼を抱くために話す内容が固定されていない会話も環境的に日本より重要になってくることは知っておいた方が良い。
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