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atta という英単語。

米国製の映画とかドラマ観てると、atta とかいう英単語が出てきます。これは、けっこう頻繁に出てくる感じもします。

atta boy, atta girl (attaboy, attagirl)という風に。

これ、文字だけ見るとイメージできないですが、それぞれ、

That‘s the boy.
That‘s the girl.

の意味を、すごく砕けさせたものです。

これについて調べると、“賞賛している”雰囲気があるとかよく書いてあります。意味は、「よくやった。」という感じに捉えれば良いのですが、ちょっと注意が必要かなと思います。

まず、boy , girl と言ってる時点で、成長途上の雰囲気があるはず。これが重要な点。

なので、ものすごく文脈依存になります。
状況によってニュアンスが大きく変わる1つの例。

とっても親しい間柄だと、ちょっとおふざけしながら、言ってる感じ。仲がいいと、お互いにいじって戯れたりする人もいます。そんな雰囲気に捉えればいいかと。微笑しい感じですね。ちょっと褒めるのには照れ臭さもあるけど、言いたいそんな人もいるかもしれません。軽い表現の方が言いやすい場合はあります。

である一方、普段からお堅い感じの会話しかしていない程度の親しくない人に対してこの表現を使う場合はどうでしょうか。ちょっと見下している感じになるでしょう。いつも大して好意的でない人が、そのままの状況下でこの表現を使う時は、賞賛の形をした皮肉や嫌味になってしまうのです。

大体が、アメリカ圏でよく聞く英語ですが最近は、メディア媒体の影響からポツポツ使う人が前よりは増えています。

けれどもかなり砕けた表現と思っておいた方が良い例が、atta boy, atta girl 。

英会話では、このようにカジュアルな表現が多くあります。そして、そんな英単語や表現は頻繁に使われています。これらのものは、その場の雰囲気や普段の関係性で意味が変わってくるとかそういうものが結構あります。

表情も動作も普段の関係性も少ない状態で急に使うと、あれれと思われやすいのが英語圏です。しかも、逆の意味に取られたりしかねないです。(中には、真顔でジョークや軽い表現を言う。そんな文化圏もあるにはあるのですけれど…)

特に、今回紹介したatta boy やatta girl もそんな感じの表現と言えます。賞賛を表していて、「よくやった。」という意味。けれど、それだけではなく状況によって変化する。そんな話を今回は書きました。

英語は、言語依存が強いなんて言われることもあります。けれど、言語の意味だけで全ての意味がカバー出来るわけではないと頭に入れておくこともまた大切です。

英単語についても、書いてまとめています。

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