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いざというときの言い換え

私は昔、英語を喋ろうとしている時に覚えたはずの英単語が頭から出てこないといちいち焦っていました。

どうしよう!
言いたい言葉が出てこない!!

という風に、、

それで考え込んでしまって喋れなくなってしまう事がありました。

言いたい事を言いたくても語句が思いつかないからしょうがない…。

もっと暗記しなければと思い込み、また机に向かうとかをしていた事もありました。

でも、留学先の語学学校で色んな国から来た留学生をみて驚いたんです。

別に英単語なんかそれほど記憶していなくてもスムーズに喋る人が多い。

もちろん、記憶を定着させるには何度も同じ語句にあたるのは効果があるから、言葉が出てこなかったら後から調べ直す事は良い事だと思います。

ただ単語が分からないから表現できなくては、積極的に言いたい事を言う事もできない訳です。

英単語テストもそんなに出来がよくないし、グループワークをしていてもあまり英単語を知らない人達が、なぜそんなに上手に話すのか凄く興味が湧きました。

その人達の特徴は、全く止まらずそれなりに喋れているから…。

彼らは皆んな、分からない言葉を言い換えている事がよく聞いていると理解できました。

英単語が完璧に暗記出来ていない事はそのまま表現できない事には結びつかない。そんな事も分からずにいた私。

例を挙げると、例えば“昼寝をした”という時に使う英単語が暗記出来ていなかったとします。

それでも、“昼に眠る”と簡単に言い換えれば解決する。

“留学する”という言葉が分からなくても、“自分が産まれて住んでいた国とは違う場所で勉強する”と言い換えてしまう。

こういう事をスンナリ出来ている人が多かった。

英単語は勿論大事だけど、分からない事があってもアウトプットできると意識が向いていなかったなと彼らを見ていて実感しました。

私は留学前から英英辞典を使ってきて、こういう言い換えは沢山見てきたはずなのに、どうして気づかなかったんだろう…。と自分に驚いたんです。

それに分からない単語があっても学校であれば知ってる人や先生が教えてくれるから、積極的に喋った方がいい。自分は黙ってしまうから損してるな。。と思ったものです。

覚えていなきゃまずい!表現できない!

という考えに縛られていた私。

意識を変えて、

いざという時は言い換えればいいんだ!

と開き直りました。

よく考えてもみてください。日本語でさえも言葉が出てこないと、

これってなんて言ったっけ?と尋ねたり、言い換える事は意識的にしているはず。

英語というだけで、変に肩に力が入っていたんだな。。。と理解した私。

知らない事があったって良いじゃないか!

それに義務教育だけで基本的な事は習っているんだから、もう充分勉強できてる!

ともかく知っている言葉で表現すれば良いんだ!

と自分で自分を暗示にかけました。

それから自分でも驚くぐらいに表現が出来る様になったし、どんどん喋れるようになりました。

ただこういう風に、自分が今までやってきた過程に自信を持つには時間がかかりました。

元々はあまり自分に自信がない内気な性格だったので…。

ただ他人にどう思われようが気にしない私は私。

それにこの世のすべての英単語を知る人間などいない!バカやろう!知るか!!

とある意味開き直った事がかなり英会話の上達につながりました。

それで結果として、勉強してきた単語も使いこなせるようになりました。

私は何度もこのnoteで内容は違えど、自分自身の物の考え方が非常に重要と思ってきているので書いています。

考え方を変える事だけで、積極的に自分から伝える事が出来る。それが英語上達にも繋がると考えています。

これは他の面にも応用できると思っています。

ちょっとした勇気を持って挑戦してみる。そうしなければ、最初の一歩さえ踏み出せないので一種の開き直りが必要な事もあると思っています。

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