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コーラとペプシの争いから分かる事[COLA WARS]

最近、『ゲーム・オブ・スローンズ』のスピンオフ『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』と『ウエストワールド』のシーズン4を観るためにU-nextに再入会しました。

そこで、コーラとペプシの争いについてまとめた『COLA WARS』というドキュメンタリーを観てみました。

アメリカに行った事ある人や、アメリカ人と話した事がある人は、日本人のコーラに対する感情とアメリカ人のコーラに対する感情がかなり違うと気付いた人は多いと思います。

アメリカ人のコーラに対する感情が良くまとめられていましたし、文化がどうやって作られていくかの背景も非常に良くまとめられていました。

後は、あからさまに対抗勢力同士が喧嘩を公開して広告にした結果どのような流れが起きたのかがすごく良くまとめられていた。

西欧文化ではメディアを利用し、あからさまに見える場所で煽りあっているとかは、珍しくないです。

オーストラリアに住んでいる時も、選挙近くになると対抗勢力同士が悪口を言い合うとかはよくあった。これは支持者を結び付けるのに有効であろう笑。

コーラとペプシの勢力争い結果は、コーラに軍杯が上がっていますが、その反面コーラは多大なコストをかけた。。それは失敗とも取れるが、その一方で消費者との絆を強化して、そのあと絶望させ喧嘩して、また仲直りするというドラマを作った。これは意図的でなかった可能性の方が大きいが、結果アメリカ国民の心にこの歴史が深く刻まれる事になった。

たかが炭酸飲料のコーラが何でこんなにも人の心に入り込んだのかといえば、これはメディアの力に他ならない。

コーラは大々的に費用をかけ、あちらこちらにロゴや商品を露出させた。効果的に映像でも人々の心に入り込んだ。それが大衆の心に知らないうちに刻み込まれていった。そして知らないうちに大きな興味となり文化になった。

広告にはこのような心理に刷り込む洗脳のような手法が使われるのは有名だ。

興味が大きくなれば、大衆を操り文化となる。

だから、同じようなことばかり流れているというのは注意しなければいけないよという事。真剣にみてはいけないよという事。バランスがおかしい時は怪しむべき。現在ではTVもそうだが時にSNSもそうだろう。

コーラの大々的な広告キャンペーンに対抗したペプシ。彼等は、スターを使い対抗した。そして大きな心理戦が起こる。

なんとそれは、消費者同士の争いにもなる笑。

コーラ派とペプシ派でそれぞれのドラマができ、この争いさえ印象付けた。

ある意味、他に興味事が少ない時代にこの煽り合いが起きたからこそ印象づいたのかもしれない。それか、もしかしたら意図的にこのようなコーラとペプシの喧嘩を大々的に取り上げたマスコミのせいかもしれない。

どれだけ、メディアが影響を及ぼすかがこの『COLA WARS』では非常によくまとめられていた。

そして、えげつない企業同士の喧嘩には欧米文化も非常によく表れていて学びになるので興味ある人は是非観ると良いと思う。

因みに私はコーラとペプシ両方飲んだことあります。それで、コーラ派。ペプシはちょっと甘ったるいかなと。。。

後は、昔後輩から「先輩!面白いペプシ一緒に飲んでみましょ!奢りますから!」とか言われて、乗せられて飲んだキュウリ味のペプシが激マズで吐き出してからペプシがトラウマになりました。

それ以来、ペプシ見るのも嫌です苦笑。

さあ!ペプシ派!反論してくるが良い!!笑。

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