ティーかコーヒーか?
わたし、コーヒー好きなんですよ。
それで、毎日飲みます。
明らかにコーヒー派なんです。
オーストラリアで通った語学学校で、簡単な質問がありました。
「ティー派か、コーヒー派か?」
ってやつ。
私は迷わず、コーヒーが好きで毎日飲んでると答えました。
日本にいる時は、スタバのコーヒーはデザート代わりと思っててパースはそれがなくてちょっと寂しいかなという話もした。
その時のクラスの先生はロンドン出身のイギリス人だったんです。
彼女のその話の食いつきがほんとに凄くて、
「わー!!!!!!私も!!!!!!」
「スタバのホリデー限定とか、飲めないの寂しいの!」
と仲間見つけた!みたいな雰囲気で話し始めました。
私は恥ずかしい話。それまで、イギリス出身の人は紅茶好きが多いのかなと勝手に思考の癖がついていた事があって、発見と同時に、ああそりゃあ人によって違うよなぁと反省しました。
こういう風に知らず知らずに、イメージがついてしまう事ってあるんですよね。
映画とかTVとかメディアの影響かなと。
それに、アフタヌーンティーとか、そういうメニューもあるじゃあないですか。
彼女に聞いたら、彼女の出身地ではスタバももちろんめちゃくちゃ人気だし、コーヒー消費量の方が多いとの話でした。
そして、彼女自身も私と同じくコーヒー派とのこと。
よくよく考えたら、歴史的にはヨーロッパでコーヒーハウス文化もある訳だし、イギリスだって影響ない訳ないんですよね。
私も彼女に質問したのもあるけど、どんな豆が好きかとか、スタバの限定物は日本とイギリスでどんなものがあるのかとか情報交換し合って、めちゃくちゃ盛り上がりました。
多分、そんなコーヒーとかスタバに興味ない人には異様な空間に見えたのかもしれないんですけどね笑
分かっちゃいるけど、勝手に知らないうちにイメージがついちゃう事って沢山あるなって。いろんな媒体通すと。
時には、雑談から目が覚めることもあります。
「ティーかコーヒーか?」
とか、たわいのない話でも捨てたもんじゃない。
どうやって伝来してきたか?歴史は?どうやって大衆化したか?地域性の違いは?
などなど、たどると興味深い事は沢山ある訳です。
〇〇=〇〇
みたいな単純思考だと、英語以前に会話する事も少ないと思いませんか?
まずは、好きなものからいろんな切り口で、何故をためていくのは思考の練習にとても良いです。
そういう事が、色んな時に役立つ。
「ティーかコーヒーか?」
と聞かれて、「私はティー!」「私はコーヒー!」
それだけじゃなくて、そこから広げて考えてみるのも良いかなと思います。