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譲る時の丁寧表現。
英語圏では、道を通るときやドアを通過するとき譲りあうことも珍しくありません。心にゆとりがある人は率先して行なっている人も多く、良いなあと思うことのひとつです。
たとえば、沢山荷物を抱えていたり、ベビーカーを押している人がいたりした場合は、ドアを押さえてあげて先に通してあげたりする人もいます。
あとこれは人によっていろんな感想を抱くとは思いますが、男性が女性に先に行かせるように譲る場合も日本よりはかなり多いです。
これは、欧米の文化的背景からレディファーストというエチケットが産まれたためでしょう。そしてやはり、そういう動作をする男性は、口に出されるかどうかは置いておいても“ジェントルマン(紳士)だねえ” と思われ好感を得られやすいのは事実です。
さて、そんなこんなで、譲る際によく使われる丁寧表現を覚えておくと便利です。先ほどの、欧米文化的背景から、女性であればよく聞く表現でしょう。
それは、After you. という表現。
すごく短い表現だし、文章の一部が省略されているのが見ただけですぐ分かるのではないでしょうか。そのため、砕けた感じの表現と思いがちかもしれません。
けど、この After you. という表現。
実際は、とっても丁寧で礼儀正しい印象を抱かせる表現なのです。
これは、道を譲る時や先に扉を通ってもらう時だけではなく、あらゆる場面に使えます。
自分がしようと思っていた動作を、相手に先に譲る際には、どんな状況でも使って大丈夫な表現。
お店で、棚からたまたま同じ商品を取ろうとした人がいてそれを先に譲る。休暇の日か何かに、みんなでテーブルを囲みおかずを大皿から取る時に、先に取ってもらう。そんな日常にも使えますね。もっと使える場面はあるかもしれません。
この After you. という表現。自分で発しても相手から言われても、どちらも悪い気分はしない表現。余裕がある状況の時は、積極的に使ってみると円満で良い。
さて、これを相手から言われた時はどんな対応をしたら良いでしょうか。とっても丁寧に言われているというのを頭に入れておいて、笑顔でお礼を言うようにしましょう。状況や相手との関係性によって対応を変えればなお良いです。
さて、今回は英語圏で日常的によく使われる丁寧な表現 After you. について、紹介しました。
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英語表現についても、書いてまとめています。
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