That は説明に使う。
英語学習している人は、that という英単語は初歩的なので知っているかと思います。この “that” は、訳す視点に立てば、「それ」「あれ」みたいになるというイメージで捉えがちでしょう。
けれど、thatは、それとは全く違う用法があるよということを今回は書いていきます。
と、いうのも、この that という単語。説明に使えるという視点も大切なのです。that は説明に使える単語というのも知っておくと便利。
これは、どういうことなのだろうか。
that を前に持ってくることで、文の塊を作る。そんな用法はありませんでしたか?
例えば、I think that( ). のような文章です。これは、私がどう思うかの内容の部分が、that 以下に続く文。
この場合は、“これから、文の塊をもって説明するよ” という前置きとして that が使えている。
この用法と同じ方向性として、
that is という表現もあります。
ここでのポイントは、このthat is が文章のどこに位置しているかで意味が微妙に変わる点。しかし、説明しているというニュアンスは変わらないというところも重要。
3つのパターンに大きく分けられるでしょう。
まず、文頭。
これから説明していくよ。 の意味です。
That is,( ).
That is ( ).
両方の形があります。
次に、文の途中に
, that is,
と入れてしまう場合。そんな時は、繋ぎの役割になっています。文脈に依存するとは思うのですが、敢えて訳してみると、
つまりね のような感じでしょうか。
そして、最後に文尾に
, that is.
とする場合。見た目からも、分かりやすいと思うのですが単に締めの言葉です。説明終わったよ の意味。
これまでに話したことは、こういうことです。という部分の締めとして that is を用いている。
これら3用法は、that に説明のニュアンスを持たせ使われています。
That という、初歩的な単語。訳してしまうと、説明するための印という観点が抜けてしまいがちになる気もします。
That は説明に使う。
の観点を見逃さないようにすると、なかなか便利な単語としてthat は使用できます。
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英語表現についても、書いてまとめています。
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