スティーヴン・キングの洋書は難しくて有名だけど
私が洋書にはまるきっかけとなったのは、Stephen King(スティーヴン・キング)の
The Shining(シャイニング)でした。
英語で書かれた洋書を読んだ事はあったけど、別にそこまではまっていなかった。けど、英語で書かれた原書を読む事はすごく意味があると思うきっかけとなりました。
なんだか、表紙の雰囲気が気に入ったので何気なく裏表紙の解説読んだらゾクっとする話なんだろうとわかり購入した。
因みに、話の内容は全くと言っていいほど知らなかったです。
映画観ていないので、、
まだそんな洋書を読み慣れていないので、わからない箇所もあったけど文字が踊るように語りかけてきて感覚を刺激しほんとすごい作家だなぁと思いました。
情景が浮かぶんですよ。
あっという間に読み終えて、別に全て理解できたわけじゃないんだけれど手に汗を握っていました。
ちょっとだけ翻訳でスティーヴン・キングの本を読んだことあるけど、ここまで感情が揺さぶられなかった。
そんなに心に入ってこなかったです。だから、そんな注目する作家でもありませんでした。
やっぱり原書で読むと、全て理解できていなくてもここまで感情が揺らぐんだから原書で読むのはそれなりに意味があると思えました。
英語で洋書を読みたいから、英語を習得したいというのも、良い理由と思います。
ひとつの趣味として人生に色がつくそう思うので。
しかし、スティーヴン・キングの原書は難しくて有名と後から知りました。
たしかに、The Shining(シャイニング)にはまったのちに色んな彼の本を購入しましたがよく理解できないのも多かったです。
理由は、現地の人でないと知らないような固有名詞が多いからとか、言葉があるからとか色んな理由がありそう。
後は、歴史や宗教観に沿ったその国のカルチャーも色濃く反映されているところも難易度が上がる理由。
けれど、彼独特の表現方法や韻の踏み方、文体の持っていき方がすごく惹きつけられるんです。
分からない事が多いから難易度が高いと勝手に思い込まずに英語特有の音遊びとか、全体の雰囲気とかを面白いと思えば拒絶せずに読む事ができる。
逆に言って、彼の文章に慣れれば異文化のカルチャーが分かるという意味で非常に良いと私は思っています。
調べたらThe Shining は彼の著書の中ではそんなに難しくないレベルに分類されているらしいです。Stephen Kingの原書デビューにはちょうど良かったのかもしれない笑
結局、気に入って3回以上は読んでいます。
彼の小説は長いのも多いのが余計にとっつきにくい理由の一つにもなっている。
けど、短編集も沢山出しているので、そういうのもまあまあとっつきやすいかなと…。
スティーヴン・キングの小説は、日本人の間では難しくて有名な部類だけど、意味が分からないから難しいとすぐに思わずに、全体の雰囲気や表現がすごいのでそういう意味で味わって欲しいかなと思います。
数々の映画やドラマが、彼の小説が原作になっていて人気なのも、原作小説からは文字がまるで生きているように語りかけてきて、脳内で映像化するような感じになる物も多いから納得できるんですよ。
洋書好きな人は、スティーヴン・キングの原書を難しいからが理由で気嫌いして避けたりしないで欲しいなぁと思っています。
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