気を張らない大切さ
英語を学習している方、特に会話を上達させたい人が心がけた方が良いことは沢山あります。
その中でも、今回は「気を張らない大切さ」について書く。
英会話も、会話の一種なので多くの側面がある。これは、英語以外の他の言語で喋る時も同じ。けれども、日本の学習者の中にはしばしば多くの側面を忘れがちになる気がする。
その理由は、英語を学校の教科や試験の点数として捉えがちだからだ。しかし、実際のコミュニケーションはそれだけでは測れない事実がある。
英会話は、どんな単語や表現を使い話すか。そして、どんな音を発するか。それだけが全てではない。
相手の発する雰囲気から読み取る非言語コミュニケーションも大切な役割を担っている。
非言語コミュニケーションは、言語を正確に操ることだけに意識を向けすぎると感じ取れなくなりがちな部分。
自分の雰囲気を相手に伝える。そして、相手の雰囲気を感じとることにも意識を振り向けるのが上手くなるにはどうすれば良いか。
まず、第一には「気を張らない」ことだ。
気持ちが硬直すると、自分の発する言葉のみに意識がとられ余裕がなくなってしまう。相手が発するシグナルを見逃してしまうし、自分も言葉だけに集中しすぎてしまう。
話す時は、スピードやトーンそして声の大小も大切。そして、それだけでなく表情や動作もコミュニケーションの一部分。相手の反応を受け取ってそしてその度に調整していくバランスさが大切になってくる。
日本語で誰かと話す時も、こういう部分はとてつもなく大切。だから、それと同様に英語でも重要なのは当然と考える方が良い。
さて、ここでどうしたら良いか。
英語は英語圏だけではなく色々な国の人が使う言語。なので、どうしてもその人達の習慣や文化が反映されていく。これは非常に多様であり、ひとつの概念はない。それを知るには言語以外にもアンテナを張り巡らせる方が上手くいく。
気を張って必死に勉強するだけでは、この非言語で通じ合う部分の補完が難しくなり直感が養われにくい。
接する中で、色々な人の特徴から学び情報を多方面から吸収して、総合的に瞬時に判断する力が磨かれれば磨かれるほど非言語コミュニケーション力も上がる。
コミュニケーションは、言語と非言語でできている。だから当然会話の間も非言語の部分も大きな役割を果たす。
自分がどの単語や表現を使い正しく発音するかばかり必死でこの視点が欠けてしまえば途端に不自然なコミュニケーションになりやすい。
リラックスして会話するためには、どんな工夫が必要だろうか。
気を張りすぎると相手が見えないし、自分も出せなくなる。その結果、非言語の部分の伝達が減ってしまう。
正確なのは良いことだけど、そのことばかり気にしすぎて緊張しすぎたら逆効果ということはまず頭に入れておいた方が良いだろう。
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英語力アップの秘訣とか。色々まとめています。
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