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聴く、読む、書く、喋る。

英語を話せるようになりたい英語学習者の中には、一生懸命に口から出すことばかりを心がけている人もいるかもしれません。

口から言葉を出すのは、重要です。けれど、その一方で英単語や英語表現を覚えているのも大切。でなければ、口から言葉を出すことに障壁があることもまた事実です。

一生懸命、言葉を口から出そうと思っても言葉のストックがなければ難しくなる。それは、英単語や英語表現をどう覚えたら良いかの問題に繋がります。

英会話やろうと思うと、「会話」という語があるため「喋り」ばかりに注目しがちな状況に誘導されがち。それには矛盾があるのです。

なので、反復して英単語や英語表現に触れることで覚えれば良いという事実を忘れないことが大切です。

その際は、必ず

聴く、読む、書く、喋る。

を全て極端に軽視しないことが大切。

個人個人でどの部分が弱いかは異なるため、全員が同じ比率で取り組んだほうが良いとはならないが、どれかを軽視することは英単語や英語表現を覚えるのに好ましくはない

そして、英単語や英語表現を覚える際は、この4技能全てで、文章の中でどうやって使われているかの感覚に慣れていくという過程は抜かしてはいけない。

単語だけ英語表現だけで考えていると、どうやって使われるかのイメージが非常につきにくく大変効率が悪い。

最初は短い文章でも構わないが、慣れてきたら少しづつレベルを上げる。自分の根気が続く程度の上げ方をしていくと、英単語や英語表現もそれなりにレベルアップしていくはずに思う。

単語帳だけ買って、それを使い必死で覚える。そして、忘れてしまう。これは多くの人が経験しているだろうが、これは単に使われている状態が上手くイメージできていなければいないほど起こりやすくなる話だ。

イメージつかず慣れてもいないものなのに、一度覚えたら忘れないだろうという感じにフワッと信じ込んでしまう。これは、冷静に考えたら変なことなのだが“勉強してるぞ!”という雰囲気に陥るために暗記できた気になってしまう魔力がある。

聴いたり、読んだりした時に、

“あっ!この単語だ”となる。

そして、そのうち自然と単語自体は気にならなくなり全体を通して意味が分かる。それが到達点。

書いたり、喋ったりして試してみる。

“あ!この前使ったあの表現使おう!” から、
自然と何も考えずとも書けたり話せたりする。これが最終地点。

単語や表現とやらは、必死こいて覚えて“はい終了!”というものではなく、何度もいろんな方向から慣れるように刷り込んでいく必要があるのだ。

そういう過程を飛ばした状態では、いつまでも言葉の引き出しがグラグラなので、大して口から出せないはずが通常。

英語を話せるようになりたい!
そうだ!英会話頑張ろう!

では、非常に短絡的すぎるので、すぐ忘れてしまうのが本来自然な流れだ。

聴く、読む、書く、喋る。その中で記憶に残っていくという点は無視できない。

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