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自己紹介をしてみる

喋りでも良いし、書いても良い。
どんな方法でも良いけれど、自己紹介をしてみるのは良いこと

字の如く、自己紹介は自分を相手に紹介することだから自分のことを話す必要がある。

そんなこと分かってる!

そう思う人は多いだろうけど、
本当にそうだろうか?

私がオーストラリアの語学学校に通っている時、自己紹介をしていない日本人ばかり大多数だった。たまたまと信じたいんだけど…事実だった

他人のことや、自分が属する場所ばかり話している。それでいて、本人の素性がさっぱり分からないんだ。

例として、どこの大学に行って、どこで働いていたとか家族がいればそんな話しかしない。

もちろん、生きてる以上どこかに身を置いてるし他人と関わるからそれは良いのだけど、全く自分の話をしていないとかになれば、ちょっと異様な話になる。

全部誰かの事で、その本人じゃない話や場所の話。

例えば、

「〇〇大学でて、〇〇に就職した。」

みたいな事だけ話しても、

だから何?

程度の興味しか抱かれないし、そんな雰囲気になった。

はっきり言えば、全くもって相手にされない。

どんなふうに今までの人生を歩んできて、どう感じて何を学び取ったか

普段、何に興味があって何が好きでどんな事をしていて、何を感じてるとかが抜け落ちている違和感。

それらは本来、言わなければさっぱり分からない事。素性が分からない自己紹介に意味はない

例えば、所属場所や関係する人物について言ったとして、それとの関係や何をしてきたかが、まるで抜け落ちていては、その人のことがさっぱり分からないという事。

自己紹介になっていないのだ……

生身の人間を感じなければ、その人と喋りたいとはなかなかならないし、その人間が分からない。

大学、職場、家族の話しかしなくて、そこで何をしてきたか分からなければ全部他人の話になる。

誰でも分解するとよく分かるだろう。

しっかり書いて自分の目で見たり、話してみて録音して聞き直しとかもしてみると効果的に思う。

私は度々、久々に会った人に近況報告をされた時、何とも言えない違和感を抱くことがある。

あの時のオーストラリアでの日本人学生を思い出してしまう。

だから、何?
あなたの話が聞きたいのに、他人の話か……

という事でつまらないから、日本人学生が全く相手にされていないのが残念ながら非常に理解できてしまう。

一生のうちの時間は有限
何も意味を成さない話題は、時間が無駄だ。

何というのか、テンプレートどうりの履歴書の羅列をただただ話されている感じの雰囲気というのかな。

話に全くの厚みがない。ストーリーがない。

(正直、英語圏であれば履歴書でさえテンプレートどうりみたいなのは不正解だから、すごくズレているんだけど…)

これで話を聞きたいと思うのか?
聞く側の立場になればよく分かる話なんだ。

なんか、これってもう英語、日本語の問題と違う。

自己紹介を何らかの方法でしてみることは良い

そして、それを自分毎と思わずに他人毎と思って見返したり聞き返したりは結構良いと思う。

自分についてを話すはずなのに、自分以外のことばかり話しているとしたら、自分自身の会話の引き出しがそもそも少ないと分かるので有効に思う。

誰でも、人生歩んでるので自分の話なんて話せるはずだ。

人生は自分で作っていくもので、他人様や場所が作るわけでもないのだから。

実際にそうなっているはずで、選択の連続だった

けれども、日本では案外自己主張をしない癖がある人も多い。
それが自分の紹介をする時に変に機能してる人は多いようにも思う。

定期的に自己紹介をしてみる。

それはコミュニケーションの良い練習になるし、自分を振り返るのにも良いはずだ。

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