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受動態、使いすぎに注意!

英語学習している人、特に真面目に英文法を勉強したことがある人は、受動態は馴染みがあるでしょう。文字どうり、受け身形のことです。

今まで、受け身形でない文章を書き直したりそういう練習をした人もいるのではないでしょうか。もちろん、受動態の型を覚えるのに、それはとても有効です。けれど、その一方で気をつけるべきことがある。

それは、

受動態、使いすぎに注意!

ということです。

まず、英語に慣れるまでは意識しないと受動態を使いすぎてしまう可能性が高いと思っておくのが鍵です。

なぜ、そういうことが起こりやすいかといえば、普段から日本語を使って生活している人にとっては、違和感なく受け入れやすいものだからです。

これは言い換えれば、日本語という言語は、主語を抜かして話しても英語ほど違和感がないことからこういう感覚になりやすいことを意味する。

けれど、実際は「受動態」はそんなに頻繁に使う文法形態ではないのです。

受動態を書けるようになったからといって、何も考えず当てはめて使っていると、ネーティブスピーカーの感覚からはほど遠く、それどころかあまり良い印象を与えないものとなってしまう。

それはどうしてなのか?

そもそも、受け身形は主語を語らなくて良い時にも使う形式ということも関係しています。

動作がどこから起こったか明確にしなくて良い場合、また誰が動作を起こしたか分からない時、そんな時に使うのが受動態。

それに加えて、自分が「他者」から及ぼされたことを強調する時に使う。

本来、これ以外の時には使わないのが受け身形。どこから動作が生じたかを重要視する英語という言語で、受動態を多用すると、印象としては曖昧にする「逃げ」のような雰囲気を与えてしまうのです。

受動態は、便利だから沢山使えると思ってしまっている場合は、危険信号。

本来は、そんなに沢山の場面で使えないのが受動態なので、それを無視しては英語の原則からかなりズレている。

受動態は、どんな時に使えるのでしょうか?

能動態から受動態への書き換え。
バラバラになった文章を受動態に組み立てる。

そのような試験で出るものを身につけただけで、使える気になっている場合は、受動態の本来の意味を置き去りにしていることと同じ。

どうして使うのか?
そして、使いすぎてはいないか?

受動態を使いすぎるのは、変なので、注意して見直してみるのが、文法のおさらいに良いでしょう。

英語上達のヒントなど、まとめています!


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