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線をつけて印象づけ

英語学習している人は、英単語や表現の強化をしたいなあと思っている人もいるでしょう。

そこで、単語帳を開いたりノートを作ったりして覚えようかなとかそんな人もいると思います。また、耳から聞いて覚える人もいるでしょう。

どの覚え方が合うかは、個人個人違うでしょうが、その覚え方には共通項があって繰り返しや反復によって記憶に残らせるということです。そして、「覚えよう」と意識して行っているという点も同じです。

さて、そこで覚える方法を違った方向性で試してみるのも良いです。

それは、線をつけて印象づけするやり方です。

文字どうり、知らない単語や表現に出会った時に、自分で決まりを作ってペンで線を引く方法です。決まりは、線の色でも形状でも構わない。

線を引いて印をつけること、そしてその動作自体に大きな意味があります。

定期的に見る参考書でも良いし、読解練習として手に取った雑誌、本、何でも構いません。

そしてその時、無理やり覚えなくても構いません。無意識に、動作や視覚で知らない単語や表現があったんだと記憶に刷り込ませる。その、無意識とやらも意外と大きな意味を持つからです。

読み物を見た時、線が引いてあれば目立つから、あっここ覚えていなくて分からなかったんだとまず分かる。そして、その後学習が進み、意味を覚えたか、それともまだ定着していないかが認識される。

とてつもなく印象づく効果があります。

そうして、これを色々な種類の読み物でやってみればみるほど良い。

違う読み物なのに、

あれ!?これって、もしかして前に線を引いたやつと同じ?

とか、

これ、どっかで見たことある気がするな…

と思っただけでも進歩です。

実際に、意識して一生懸命に覚えていなかったのに、上記に書いたような印象を抱いた場合は、しめたものです。反復効果が出ていますね。

何度も見るうちに覚えていった証拠が頭の中に残っているということになるのが良い。

記憶の過程が線を引くことで、視覚として残るのも良い。

意識して覚えた場合でも、成果の結果が線として残るから達成感が出る。そして、覚えたはずなのに忘れていた場合もそれをスッキリそのまま忘れてしまうよりは印象に残る。

このように、読み物の中で見つけた知らない単語や表現に線を引いてみるということには、一定の効果があります。

無意識と意識の間を漂っているので、記憶過程の可視化になる。そのことそのものが優れている。

何か覚えているはずなのに、いまいち記憶に残らなくて成果も分かりづらいなという人は、読み物に線を引くことを試してみるのも良い方法です。

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