英語話者の喋り方
今日はネーティブスピーカーと日本人の喋り方の違いについて書いていきます。
日本人の中には、たまにネーティブスピーカー特有の音の出し方や喋り方の特徴、それにコミュニケーション様式があまり分かっていない為に、相手に対し誤解した気持ちを抱いている人がいました。
怒る人さえ見た事もあります。。。
ネーティブスピーカーには、全く失礼に振る舞っているつもりはなくてただの誤解なのに、何だか残念だなぁと思ったものです。
まず以下に日本語の喋り方との違いを挙げていきます。
1 声が大きい
英語話者は声が大きいです。
これはある意味、当たり前。
英語の音には2種類あって有声音と無声音がある。息の吐き方や吸い方、口の形だけで音を発している場合があってハッキリ“音を響かせないと”通じにくい単語も多いです。
日本人は口の中で喉を使って音を出している人が多く小さめです。それでも通じるからでしょう。
でも英語でこの発声方法をするともはやそれは英語の音とは異なってきます。
どちらかと言えば、日本語は喉を使い英語は腹を使い音を出す。
これは大きな違いです。
自分の喋っている声に対し、大きな声で音を出してくる。威圧的で押しが強く失礼な人だと思ってしまう日本人がいる事は正直言って私には驚きでした…。
2 自己主張をする事は当たり前
日本には相手の様子を伺って、自分の意見を押し殺したり、又は周りの空気を読んで(察して)自分の意見を封じ込める事をよしとする環境や人も多いです。
オーストラリアに住んでいたので、オーストラリアの事を書きますが、オーストラリアは日本ほど周りの空気を察する事に重きを置いていません。
だから、自己主張が激しい人が多いです。私自身、思った事を我慢できなくて結局最後には言ってしまうという性質を持っていますが、そんな私でさえ渡豪して直ぐは無意識で意見を言わない事も多かった。
気づけば、美奈はあまり喋らない無口な人だ。とか言われた事もあるし、周りの圧倒的なお喋り具合に引いた事もある。授業中にはあなたの意見はどうなの?とか繰り返し尋ねられる。
私は海外では空気を察しすぎている為に、意見を持たない人でいない人として扱われるリスクさえあると知り驚きました。
みんな私がどう思っているか、みんなが私自身の考えを知りたがっている。それに意見を持たない人や発信しない人はよく分からない人とみなされあまり好かれないという事さえ分かりました。
だから、思った事は意識的なストッパーを外し積極的に話す自分に変えました。
正直、私にはとても楽な対話方法で、今では他人の事など分かるわけないのに勝手に推測して先回りしそれで対話方法を変えるという事は変な事ではないかと考えています。
そもそも言葉は意見を交換したり、自分を知ってもらう為の大事なツールでもある。違った視点が入る事で互いに高め合う事が出来る素晴らしいものです。
自分の感情を説明できれば誤解も少ないし悪い人に騙されるリスクさえ減ります。
英語話者のコミュニケーション方法には見習うべき点も多く。それが分かった事もオーストラリアの長期滞在をして良かった事と思っています。
日本式コミュニケーションにどっぷり使った人からすれば意見は出してなんぼという事が良しとされていると違和感に感じてしまうのかもしれません。
でもそれって正しいんでしょうか?
あなたの意見はどうですか?
3 割と平気で下品とも取れる様な単語を使う
これは調べて貰えば分かると思いますが、Swear words というやつです。Fuckとかそういう類のもの。日本人は下品だから恥ずかしいと思う人は多いですが、こういうのは結構平気で使う人が多いんですよ…。
日本人を見下しているから使っているとか、言ってる人がいて驚いたんですが違います。
これだけ被害妄想が多いのは、ちょっとメンヘラっぽいから注意すべきじゃないかと私は思いますけどね…
ネーティブスピーカー同士でも使っているし、何なら高い役職の人でさえもリラックスしているとFuck程度は軽い気持ちで使いますよ。
Fuckに関していえば別にヤバい下品で恥ずかしい言葉と思いながら使う人は稀と思います。それくらい軽く使うし、褒め言葉の強調として使う人間さえいます笑
それに理不尽な目に遭いそうになったり、悪い人間が騙したり搾取しようとしてきてムカついた時には感情を表現する方法として、Shit!!(クソ)とかは使います。下品とかではなく怒りを表現している手段なんです。
そんな人が多い国で自分だけ怒っているのに常識的な綺麗な単語だけ使っていたらどうなるか。。
大してコイツは怒っていないな、チョロいなと思われて利用されますよ。という話です。
残念ながら、日本人はそういう人が多いです。
私は腹立ったら、こんクソが黙れよ!とかfuck〇〇とか言って感情を出していましたよ。
ただ吐き捨ててるだけでなくもちろん理由もちゃんとつけて、、(ここが重要です)
怒りを出す方法としてはすごく分かりやすくて、いいコミュニケーションと思っていました。
中にはネーティブスピーカーでも、こういう言葉を使わない人はいます。そういう人はmay…とかshall…とか使って長々と怒りを文にネチーっと込めてきます。
長く続いてあけない梅雨の様でとても聞いてて気分が良くなかったです。遠回し過ぎるし。。。
しかも婉曲的すぎて、怒りが伝わっているかも微妙。当の本人もうんこずまりみたいに気持ちを吐き出していないからイジイジとしています。それで、嫌味を言ったりする事を繰り返したり何かしらの工作を図る人さえいる。
腹立ってキレそうな時はそのままSwear words なんなり使ってちゃんと発散させて理由をいう、その方が怒りも伝わるし事情も分かる。
いつまでもネチコチ綺麗な言葉で言い続ける方が私は気持ち悪いんですけどね…。
いつもこいつクソ(shit)だなと思っていました笑笑
4 リズミカルな音
英語は音の聴こえ方が平坦でなくリズミカルで強弱も激しい。強調したいところは強めに言ったりどうでもいい部分は弱めに行ったりする。ジェスチャーで強調部分には指で“ ”を作り示す人もいる。
自分が何を伝えたいか明確にして話す非常に効率的なコミュニケーション方法です。
ここでも自分の意見をいかに持って会話に入れ込んでいるかという事がよく分かります。音の出し方にも意味がある訳です。
5 割り込みが多い
自己主張が激しめの人が多いから、平気で人の話に割り込む人が多いです。最初は圧倒されていましたが、別にわざとしている訳でもなく、自分がマウントとりたいからやってる訳でもない。日本人はここら辺を誤解している人も多そうでした。
現に、
「今まだ話したいことがあるから喋らせて、それから喋ってよ!」
とか、
「おいおい、割り込むなよー。今喋ってるでしょ。」
とか言って解決する場合も多いです。
お喋りな人が基本多いので、夢中になってしまった場合が多く悪気がない人の方が多いです笑
6 沈黙に慣れていない人の多さ
ともかく英語は一文の語数が多い為にそれだけでもお喋りに聞こえがち、なおかつ沈黙に慣れていない人が多いから間に語を挟みながら喋り続ける人が多いです。これは習慣かな?と思います。
言葉を止めると死ぬ呪いにかかってるのかな?という雰囲気の人さえ稀にいます。そういう人は大抵ムードメーカーの人が多いからある意味空気を読んでるとも言えるのかな?と私は思ってました笑
いかがでしたか?英語はやはり世界に浸透した言葉だけあって非常にわかりやすく明確なコミュニケーション方法を取る言語と私は思います。
英語話者の対話方法が分かった事で私自身も非常に学び取った部分も多いです。これを読んで下さった方にも自分自身でコミュニケーション方法について考えて貰えたらなあと思います!
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