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洋書 The Silent Patient

洋書『The Silent Patient』を読み終わりました。レビュー書きます!

これ、ジャンル的にはサスペンス、スリラー、そしてミステリーといったところ。

全体的な英語レベルは、大人向けの小説の中では読みやすい部類だと思いました。
スッキリと読めます。ただ、その分複雑さがないという事になるので、好みが分かれそう…

この物語の良いところは、セリフ部分が多いところ。頭に映像を思い浮かべやすい書き方にあると思います。
雰囲気は、全体的に闇系です。

題名のとうり、殺人事件の犯人と思われている女性Aliciaが、全く喋らなく静かなんです。だから、事件の真相が分かってこない。
心理療法士のTheoとの絡みを中心に進んでいく筋書きで、終盤が一気に畳み掛けてきて爽快感がある読み応え。

私は頭にお話の映像を浮かべて読んでいく事も多いので、情景が浮かびやすいという意味で、スルスル読んでいけましたし、とても面白かった。

けど、その反面、文字から感じとる読み方をする人にはちょっと物足りないかなぁという気もしました。

後から、作者のAlex Michaelidesを調べたら、なんとこれデビュー作なんですね。
めちゃくちゃ今後が楽しみな作家さんだなぁと。

後、映像化作品にしたいと思って作品を書いてるようなので納得です。全体的にそんな感じの作りですから。

これ、ベストセラーになって有名になった本なので、Brad Pitt(ブラッド・ピット)の映画会社PlanBが映画化の企画を進めているとのこと。

正直、すごく面白そうな作りになりそう…。ある意味、この本よりも笑。

映画の前に軽く読んでみるの、おすすめです。

スッキリしてるので、あんま、洋書のスリラーやミステリーに慣れていない初心者の方がより楽しめる可能性が高いかなというのが私の感想です!

洋書について、いろいろ!

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