見出し画像

prenup (プリナップ)について

英語圏で制作された映画やドラマ、特にヒューマンドラマなんかを鑑賞するとよくprenup(プリナップ)という表現が聞こえてきます。

作品の中だけでなく、実際にもこういう話題を雑談で話す人は良くいる。

このprenup は法律用語 
prenuptial agreement を短くしたもので、日本ではあまり一般的ではないけれど、英語圏では全く珍しいものではないという事を知っておくと良いでしょう。

prenuptial agreement は、婚前契約のこと。付き合っているカップルには極々当たり前の問題で、将来的に結婚したいなとか思っていれば当たり前に話し合う人達も多いのです。

だから雑談で、「こないだは、プリナップのことで話し合ってね。」みたいな話題を持ち出す人はいるのです。

日本では結婚を考える相手がいても、それを法律の契約とすぐに思い浮かべる人は英語圏よりそこまで多くない傾向にあるでしょう。

英語圏では、そもそも相手が自分と異なっているから上手く続く事の方が奇跡で難しい。だから、相手の価値観と自分の価値観をすり合わせ決まりごとを作っておき、揉めないように文書化しておこうと最初から考えて準備することは全く珍しい観念ではないのです。

そして、その決まりごとを法律の文書として残し契約としておく。別に結婚せずともパートナーでさえそうなのです。

特にこのprenup(プリナップ)は、離婚とか破局のように別れを迎えた時の決まり事を指す場合が多い。

真剣に付き合いたいと思うからこそ、こういう決まり事を作ってから将来について考えるという所があり大変真剣な話し合いを行う人達もいる。

だから、誰かと付き合っている人にとっては割とプリナップは大事な話で、雑談で話題に上る代表的なものなのです。

とても大変な思いをし、そこで色んなエピソードが湧き上がるので雑談のネタになりやすい。尚且つ話が膨らみ共感を得やすいという所がある。


映画なんかでも、それをテーマにしたコメディとかも観てみると分かりやすくなり面白いかもしれません『Intolerable Cruelty(ディボース・ショー)』とか観たことあるけど、あれは面白いなあと思いました。興味がある人は観てみるのも良いかなと、prenup の英単語のイメージが割とつきやすいです。

ジョージ・クルーニーが弁護士を演じていて、法律用語も出てくるし、なかなか英語学習者にも良いと思います。

英語圏の雑談とか、映画とかドラマのネタにもなるくらい一般的な
prenuptial agreement(prenup) について、ただ婚前契約と覚えるだけではイメージが湧きにくいので、どのようなものなのかまとめて書いてみました。

英語表現についても書いてるので、まとめています


ただ英単語や表現を暗記しても文化的に大きな壁があり分からないということは起こり得ます。異文化理解に関する事も、教える事が可能なサービス『EG英語カウンセリング』

完全マンツーマンオンラインです!

詳しくは、こちらへ

いいなと思ったら応援しよう!