はじめに
私は、現在大学2年生22歳である。
大学2年生なのに22歳なのは、留年でも浪人でも留学でもなくて、2年間休学をしていたからだ。
その理由は、強迫性障害だ。
この病気は、実際にはありえない事柄や状況に対する不安感に、それがバカバカしいと分かりながらも過度にとらわれ、その不安を解消するためにある特定の行動を繰り返すものだと言われている。
2020年、18歳の時、受験とともにコロナが流行ってきた。本格的に流行り出しステイホームをしていた頃、気づけば完全に病気と認識できるほどひどくなっていた。
それから様々なことがあった。
2021年、2022年ごろには鬱病も併発して、間違いなく今までの人生の中でどん底だった。
何度も逃げ出したい、楽になりたいと思った。けど強迫はそれを許してくれず、2年間の休学を余儀なくされた。
現在は去年の秋から大学に復学して病気と付き合いながら、一人暮らしもしている。
ここまで回復できた。けど日々の不安はまだ大きすぎてうまくいかないことの方が多い。
しかし鬱でどん底だった時と違うのは、
それも含めて自分だと思えること。
不安な時だってうまくいかない時だって、ハッピーな時だって全部自分なんだと、
自分を抱きしめるかのように大事にできるようになったこと。
私は、ここまで回復することのできた経緯と、日々の思ったこと、小さな出来事を留めておきたくてこのnoteを書くことにした。
なお、幼少期から本を読むのが嫌いで文章力には全く自信がない。なんだか格好がつく気がするからこの文体で書こうと思う。(拙い文章も読んでいただけると大変ありがたい。)
そんなこんなで強迫性障害との付き合いについて、過去の日記をつけるような感じで書いていく。
この病気の症状、内容にはとても個人差がある。
だから私の強迫についての過去日記は、治療のヒントにはならないかもしれない。
けれど誰かの心の救いになればと思う。
少なくとも私はどん底の時、数々の体験記に救われた。同じ人もいるんだ、仲間はいるんだと思えた。そんな存在にこのnoteがなれればいいなと思う。