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私と強迫性障害②ー確認強迫が始まった小学校高学年の頃


小学校5年生ごろ、私たち家族4人は日本に帰国した。

その頃からきっかけは覚えていないが、また強迫が顔を出した。


外出する前、自分の勉強机の電気をパチパチ、ぱちぱちと何度もついていないことを確認した。

トイレを出たあと、電気が消えているのを何度も確認した。

自分の部屋の窓が閉まっているか何度も確認した。


そのように確認強迫が始まったのだ。
でもこの時は1ミリも自分が変だと思っていなかった。
苦痛でもなかった。
ただ習慣としてやっていたし、確認すれば安心が訪れる。
それにホッとした。

今思えば、芽が出て少しずつ強迫が成長してきた頃だったのかもしれない。



数年後中学生になった。
中学生になると、私は部活三昧の日々を送った。
その忙しさのおかげかまた強迫は収まったのだ。

こんな感じで波があるが少しずつ強迫は育っていった。
少しずつの違和感が自分の中に蓄積されていき、高校3年生になった頃、本格的におやっ?と自分の行動に疑問を持つようになったのだ。

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