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(図書フロアより)スタッフの推し本・発掘本 2月
MiiMoの図書フロアスタッフがオススメする「推し本・発掘本」2月号です!
本売る日々 (青山文平 文藝春秋)
江戸時代後期、いつか自らの力で書を出版することを夢とする平助が語る連作三作を収録。本好きの人が読むと「やっぱり本はいいな」と思われるはず。
中でも『鬼に喰われた女』が面白かった。平助の本への愛情が熱い。
色えんぴつでかわいい動物 (秋草愛 パイ インターナショナル)
動物、かわいくて大好きなのですが、いざ自分で絵に描いてみると、コレじゃナイ・・・となる私です。
この本は優しく丁寧にステップを追って動物の描き方を教えてくれます。
「動物らしく」描けるコツ・ヒントが詰まっています。
わたしたちに翼はいらない (寺地はるな 新潮社)
顔には出さないけれど、心の中は恨み、妬み、嫉み、侮蔑。
そんな様々な人間関係の黒い部分が書かれていて、嫌な登場人物ばかりなのに、読んだ後、暗い気持ちにならないのは、題名に込められた意味に納得するからかも。
汚れた手をそこで拭かない (芦沢央 文藝春秋)
何とかしなきゃと、ごまかしたことが、どんどん大きくなってどうしようもなくなったこと、自分のせいで起きたことなのかも?とドクンとしたこと、ありませんか?
「手の汚れ」を擦り付ける5つの話。ドクドクする本です。
MiiMoでは、電子書籍も取り扱っています。
気になる方は、一度お問合せください。
https://web.d-library.jp/miimo_lib/g0101/top/