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【実証実験結果報告】小さなMarcheで見えた可能性の芽

MiiMo Marche 実証実験 店長の藤本万莉子です。9月4日から9月29日の4週間にMiiMoにて実施した三宅町産農産物販売の社会実証実験第一弾期間延長分の結果を報告します。前回報告のノートはこちら:https://note.com/preview/n97462abfa928?prev_access_key=0ba91f167cb29f23d5c7739b19d3f184

果物の効果

実証実験期間を通じて、MiiMo Marcheを目当てにMiiMoにきてくださる方が増えました。その呼び水になったのが、いちじくでした。
傷みやすく、長距離輸送は向かないいちじく。
私は東京で住んでいた時期がありましたが、東京では手の届くところに売っていないので、この季節になると恋しくなったものでした。
奈良の人はいちじくを食べ慣れていますが、松村さんのいちじくはそんな舌の肥えたわたしたちを唸らせてくれました。
いちじくを買い求めるため朝からMarcheにきてくださる方が増え、それにつられて野菜販売も増えました。
果物は人を惹きつけ、地産地消促進の鍵になることがわかりました。

学童のお迎えの方の利用は伸び悩み

実証実験では、学童のお迎えの方への買い物支援策となることを期待していました。
学童のお迎えのついでにMiiMoで野菜を買えたら、帰り道にスーパーによる必要がなくなり、子育て世代の支援になるのではないか、と考えていたのです。
ところが、学童のお迎えの方の利用は伸びませんでした。
図書館や子育て支援センターにいらっしゃる子育て世帯の方にはたくさん利用していただいたので、子育て世帯にも買っていただける野菜ではありましたが、学童利用層はほとんど取り込むことができませんでした。
それはどうしてだったのか。学童の利用層にはどういったニーズがあるのか、を今後考えていきたいと思います。
学童利用者の皆さんの声をお聞かせください!

ここに出したいという声と現在可能な仕入れ量のジレンマ

実証実験の売上は実証実験後半で日平均7,800円でした。
今後、利用者数と売上の拡大を目指しますが、現状ではこれ以上仕入れると残りが出てしまうリスクがあるということになります。
生産者さんからは、ラッピングなしで販売できるMiiMo  Marcheは好評でたくさん出したいという声もいただきましたが、
現在は売れる量には限界があるため、当面の間は生産者さんにも出品を調整いただく必要があることも実証実験によって明らかになりました。

実証実験第2弾を行います

継続して実施できる事業にするための検証を続けます。
第2弾では、いよいよ、お米の販売も開始予定です。
第2弾開始は10月中旬を予定しています。
開始時期が決定したらまたお知らせいたします。

地産地消の促進により、well beingな街づくりを!

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