Ayase、Eve、瑛人も使っていた音楽配信委託サービス・TuneCore
TuneCore(チューンコア)。インディーズでアーティスト活動している人にはお馴染みだと思います。でも自分で音楽を作ったり売ったりすることをしない人にとっては、あまり馴染みがないと思います。
最近読んだミニマリストの音楽漫画『バジーノイズ』にも登場していたTuneCore。小規模のインディーズレーベルに所属するミュージシャンや無所属のアーティストが、自身の楽曲を各音楽配信サービス(Spotify、Amazon Music、Google Play、LINE MUSICなど)に配信、販売、ストリーミングを簡単に行えるようにする委託サービスです。もとは2005年にニューヨークで設立されたもので、日本でのサービス名(会社名)は厳密にはTunecore Japanと言います。
現在、このサービスを使用しているアーティストは
・HIKAKIN&SEIKIN
・WONK
・バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI など。
かつて使用していたアーティストは
・Ayase(YOASOBI)
・イトヲカシ
・Eve
・神山羊
・須田景凪
・tricot
・ポルカドットスティングレイ
・yama など。(相当なメンツ…)
2019年には、アーティストへ還元された金額が約42億円、累計で100億円を突破したそうです。そしてみなさんご存知の通り、瑛人とYOASOBIは紅白アーティストに。Tunecoreをいつ頃からいつ頃まで利用していたかはわかりませんが、自分でこういうサービスを利用してコツコツと積み上げていったんだろうなあと思うと、夢がありますね。
概要をまとめると
✔️アカウント作成は無料
✔️料金プラン
・シングル 1,410円(税抜)/年〜
・アルバム 4,750円(税抜)/年〜
・リングトーン(着信音) 1,410円(税抜)/年〜
✔️必要なものは楽曲ファイルとジャケットだけ
✔️世界185ヵ国以上の配信ストアで配信可能
楽曲の売上から配信ストアの手数料を差し引いた分が、全てアーティストの収益として還元されます。また配信後も原盤権はアーティスト自身のもの。アーティストのメリットは大きそうです。
さらにアナリティクス機能もあり、リリースページの閲覧数や配信ストアごとのクリック数、ファンが多くいる地域などもわかると!さらにさらに、楽曲作成に関わったメンバーで収益を自動分配することも可能。めちゃくちゃ良くないですか…!
YouTubeでの収益化サービス、AmazonでのDOD (Disc on Demand))受託サービスなど、必要なサービスがまとまっている感じです。
クーポンコード(英数字4ケタ)を決済時に入力すると割引になるみたいです。チラシやフライヤーなどに記載されている、とのことなので、ライブを見にいったりした時にフライラーラックをチェックしてみるといいかもですね。
▼料金表はこちら
https://support.tunecore.co.jp/hc/ja/articles/360007272731-%E5%88%A9%E7%94%A8%E6%96%99