ニューオリンズの旅①
NYにきてからずっと行ってみたかったニューオリンズ。
通常旅先は夫が決めて、私はほぼこだわりがないのでそれについていくというスタイルなのですが…。
(というのも、同じ場所に2回目とか海が苦手なので海入ってぷかぷかするのがメインだとNOと言いたいのですが、新しい場所ならどこでも行ってみたい!というタイプです。)
ニューオリンズだけは行ってみたくて「行きたい!」とアピールしました。
序章
ニューオリンズとは
ルイジアナ州にあるアメリカ南部の都市です。美食、ジャズ、フランスの元植民地。聞いただけでわくわくしてきます。
食いしん坊ではありますが、ジャズはほとんど知らないのでまずは少しお勉強。なんとニューヨークのジャクソンハイツという場所にルイアームストロングの家なるものを発見。せっかくならと行ってみることに。
元々ニューオリンズで育ったルイアームストロングさん(ジャズ発祥の父)ですが、最後はニューヨークのジャクソンハイツで暮らしていたようです。
新年のお祭りで興奮したルイアームストロングさんはピストルを発砲してしまい、少年院へ。その後そこで更生活動の一環として弾いたトランペットの才能を見出され、少年院を出た後バンドを組むなどして人気になっていきます。という説明が書かれていたのと、結婚を4回したことと、音楽に加え食べることが好きだったのでニューオリンズでおいしいものをたくさん食べたとか、そんな話が書かれていました。
ひとまずここで少し勉強しておき、いざニューオリンズへ!!!!!
到着11:00
まずはJFK空港からルイアームストロング空港へ向かいます。
いつも通り8時頃初の飛行機なので、4時半起床、5時出発です。
今回はデルタ。格安プランでありながらモニターも使えてありがたい。
空港からはバスで1時間くらいかけてダウンタウンに出れますが、バスがほぼ来ません。なのでUberで向かうことに。(30分で30ドル)
今回お世話になったのは上記URLのホテル。朝ごはん付き、部屋もきれい、立地よし(後ほどなぜよかったかは記載します)コスパよしで大正解のホテルだったと思います。でもニューオリンズは結構ホテルが安いので、思い切っていいホテルに泊まるのもありかも!?
まずはお昼ご飯を食べることに。美食の街でもあるので、色々あるのですがお昼はポーボーイという見たことのないサンドイッチに挑戦してみます。
行ってみたのは、マザーズレストランという大統領なども訪れたというお店。
ポーボーイとは元々「貧しい子」という意味で、貧困にあえぐ人達に食べさせなきゃというところから始まったものだそうです。なので、B級感があふれ出ています。パンに小エビやチキンを入れて食べるお料理。今回私たちはローストチキン(パサパサのね)を食べてみました。
これ・・・一口食べて感動です。この塩と胡椒とマヨネーズとチーズをこれでもか!ってくらい入れるアメリカという国で。まるで日本で食べるサンドイッチのような優しい味で。ちょっと優しすぎたため、タバスコなどをかけたらとても合う・・・!ここは本当に美食の街だ!と思った瞬間でした。
ちなみにびっくりするぐらい大きいので半分でOKです。確か15ドルくらい。この日のお昼ご飯は夫婦で15ドル!素晴らしい。
博物館巡り
お昼ご飯を食べて、次に向かったのが博物館巡りです。
どうしても行ってみたかったのは「第二次世界大戦ミュージアム」
その近くにあった「南北戦争ミュージアム」
南北戦争ミュージアムは正直行かなくていいと思うのですが(笑)第二次世界大戦ミュージアムは35ドルと高いですが、絶対行くべきでした。
南北戦争ミュージアムはその原因というより、戦争で使われた武器とか制服とかそんなものが飾られています。
これはアメリカの第二次世界大戦博物館などに行った人多くの方が言うので、本当にそうなんだろうと思いますが、雰囲気が明るい。悲壮感がない。
まずチケットを買って中に入ると…。いきなり「写真撮りまーす!」とのこと。戦争博物館で写真とは。笑っていいものなのか、ピースしていいものなのか。我々「へ?」みたいな顔していたと思います。別にいらないので出来上がった写真を見るのを忘れてしまいました。
なかなか色々ね、すごいです。興味のある方はGoogleMapの口コミを見たらなんとなくわかるかもしれません。日本人としては見ていて気分のいいものではありませんが、なるほどなぁアメリカではそう捉えられているんだなぁと勉強になります。
実は、義父も私の母も広島出身。夏休みは広島で過ごすことが多かった私は東京の子よりも恐らく戦争に触れる機会が少し多くあって。
戦争博物館に行くと思い出すのが祖父との思い出です。祖父はあまりお喋りな人ではないので、「戦争は大変だった」とか語る人ではなかったのですが、一度だけ原爆ドームに一緒に行ったことがあります。そういう祖父だったからいいかなぁと思ってグロい展示も多いので、「見たくなーい」とか言ってヘラヘラしていた時。(私も若かった)「ちゃんと見なさい」と言われたのは今でもいい思い出です。
そんな思い出もあり、アメリカからみた第二次世界大戦ミュージアムに行けたのはよい勉強となりました。
その他、ミッドウェー海戦・原爆のこと・真珠湾攻撃などについて細かく映像と共に説明されています。
17時までなので、旅行者にはちょっと時間が足りないくらいです。
恒例のビール!
お勉強の時間は終わりましたので、本日の1杯目。
第二次世界大戦ミュージアムから少し歩いたところにあるブリュワリーに行ってみました。ニューオリンズはフレンチクオーターという中心地以外はあまり治安がよい地区ではないため、この辺りが歩いていけるぎりぎりのところだと思います。夜は暗くて危ないので、17時頃がぎりぎりかも!
なんとビールが1杯5ドルと激安。そして美味しい。
カルガリーに行った時も思いましたが、たぶんこういうちょっと観光地から外れたところにあるブリュワリーって本当にビールが好きな人向けに作られているからとっても美味しい気がします。観光地にあるブリュワリーは(バンフとか)万人受けするように作られているので、日本でいうスーパードライみたいな感じです。嫌いな人はいないけどねぇ…っていう。
そして…いよいよ夜のニューオリンズへ!
いよいよ夜のニューオリンズ。まずは夜ごはんを食べに行きます。
1日目はこちら。
ビールあり、ニューオリンズのお料理ありのお店を発見。しかもクーポンが発行されるとのこと!これは行くしかない。
メインを2品頼めば、ビールの飲み比べセットが無料でついてくるという。
隣にオイスターバーもあるみたいなので行ってみてもいいかも。我が家は夫がオイスター食べられないのと、旅行先で私も食べる勇気がなかなか湧かず…。
このジャンバラヤ、確かに通常よりお高いのですが(25ドルくらい)お出汁がしっかり聞いてて美味しかった。本当に日本のような繊細な味がする。ここは本当にアメリカか!?と疑いたくなるほど。高いのも納得です。
お腹も満たされたので、いよいよジャズバーデビューとなります。
友人におすすめされたのはプリザベーションホールです。こちらは予約必須、25ドル入場料となります。どうするか悩んだ結果、予定がわからないため予約はせず、別のジャズバーに行ってみることに。
その前に…。街に出ると。まぁうるさい(笑)
ということで、メゾンドバーボンというこちらも超人気ジャズバーへ。
中は席が用意されており、気軽に入ることができます。
バーでお酒を1杯注文。
こちらもワイン8ドル?と良心的です。
これがジャズか~と酔いしれました。みんなゆっくり聞いています。
最後にチップボックスが回ってきます。お礼の気持ちをこめてお渡しするので、$札を持っておかないといけません。私達は旅行先でも現金でお支払いするのでまぁ大丈夫!
ちなみにニューオリンズは小さい街だし、スリなどもあるので各自分の住んでいるところで準備していった方が良さそうです。
ゆったりしたジャズバーの隣にはクラブのような雰囲気の(それでも生演奏だから贅沢です)バーが隣接されていて、そちらにも行ってみました。
みんな踊ってる・・・!
まずはジャズバーデビューも終わったところで街に出てみると…。
基本的にはフレンチクオーター内の方がホテルは高いです。特にバーボンストリートは高い。いやでも(笑)これじゃ、夜寝れないだろう。
きちんといつフェスが行われるか調べてホテルを取るか、我々の取ったあたり(バーボンストリートまで歩いて10分かからないくらい)にしておくか考えた方が良さそうです。とにかく夜はすごいし、NYのように警察が至るところにいるわけでもないので結構注意が必要そうです。
ということでこの日はこれでおしまい。
ニューオリンズ注意事項
・南部とはいえ、寒い。冬用のコート必須/ダウンでもよいくらい。
・ただお昼は15度くらいまでは気温があがる。
・治安は要注意/ななめがけ、チャックが閉まるかばんは必須かも。
・$札準備しておく!ATMもそんなにたくさんないので準備していく。
・ホテル取るところ考えた方が良さそう。
でも1日目からとってもとっても楽しい旅となりました。
気を付けるべきところ気を付ければ、お酒好き/食べ物好きにはたまらない街です。
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