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納得がいかないときは戦いたい

突然ですが、私ピグレットみたいな顔してまして。
中学生の時に似てるねって言われて、大学生のバイト先でも全く別の子に似てるねって言われて、社会人になっても似てるねって言われて。自分でいうのもアレですが、イメージ的にはこんな感じなんです。

ご機嫌な時のわたくし。

だから結構なめられやすいのが悩みでして。日本だとマニュアルできちんと決まった対応しか取らないからいいのですが、アメリカだとマニュアルなんてあってないようなものだから、「コイツ適当に扱って大丈夫~」みたいなのがあって困ることもしばしば。だけど、最近気が付いたのですが、めちゃくちゃ負けず嫌いなんです。納得いかないことは絶対YESって言えない。

それでちょっと悔しいことがここ最近2発あったので聞いてください。

ホテルにて

アトランタのホテルに行った時にクーポンを使おうとしたんです。
それで事前にメールで夫が「クーポン持っています」といれていたんですが、当日。「このクーポン使えないよん」と鼻で笑われて(絶対使えるはずなのに!!)悔しくなって。20ドルくらいだったのですが。

まずある程度クレームを言える夫が対応。
でもホテルの決まりだから、の一点張り。意外と引き下がるのが早い夫が「わかりました」と引き下がってしまった!!!

英語話せる夫が引き下がったら、私も必然的に引き下がるしかないのだ

案内された部屋に行って「どうして諦めちゃったのさ」なんて英語も話せないくせに文句を言う。「もういいでしょう」と言われてしまい、「そんなに気になるならもう1度自分でフロント行けば」と言われてしまったのです。

じゃあ行ってくる!と負けず嫌い発動。

使った手とは

そう、Chat GPTを片手に戦うことにしました。
「どうしてクーポンを使えないのですか。納得いきません!を英語にしてください」

スタッフに見せる。

スタッフ、英語で打ってくれる。私「I can't speak English. But I can read English」という。

そう、本当に無言で戦うとはこのこと。
最後は「ではこのクーポンが使えないことを多くの人に告知します。よいですか?」と念押し。すると「sknjilljhbsnlf(何言っているかわからない)post」と聞こえたので、「どうぞ、言いふらしてください。私達は間違っていません」と言ったのだなと理解し、諦めました。

これはもう諦めるしか…!

負けちゃったけれど、これはもう仕方ない。
ChatGPTで打ち込みながらの喧嘩を買ってくれたことに感謝し、退散しました。納得がいくと引くのが早いのが私。そこから毎朝3日間、同じフロントの人だった。でも顔なんて覚えていないのか、毎日とてもいい笑顔で挨拶してくれました。

次の戦いはバークレーセンター

次に戦ったのはバークレーセンター。ブルックリンにあるアリーナで主にバスケの試合をしているところですが、コンサートなども頻繁に行われています。先日Usherというアーティストのコンサートに行ってきたわけです。

テンションはあげあげ!!

私はその日ビールは飲まないことにしたのですが、夫はいつも通りもちろん飲みたい。ビールを買うために免許証を見せた!アメリカではどんなに20歳以上に見える人にも必ず身分証明書を提示させる決まりになっています。そこでなんて、「こんな免許証見たことない!」と突っぱねられてしまったのです。いやいや、アメリカがきちんと発行している免許証で公式のもの。これは間違いなく「意地悪」。「私たちみたいなNYCが発行している証明書じゃないとだめだよ。あなたたち外国人でしょ?それならパスポート見せなさいよ」だと。なんたる意地悪…!!!!!

ああ、もうこの人達と話しても埒が明かない。いったんこの売店で買うのは止め、別店舗へ。あっさりその売店ではビールを購入。「よかったねー」なんて言いながら歩いていたら。さっきのスタッフが前から出てきたのです。
「なんでお前たちがビール持ってるんだ~!!!!」

・・・追いかけてくる。
35歳と38歳、未成年飲酒疑惑で追いかけられることになったのです。

「いや、まじで20歳以上だから。もうID見ろや!」と言っても「パスポートじゃないじゃん!ビール返せ!!」の一点張り。

「じゃあビール返すから、返金してよ!」と言っても、「返金はできません!」と。もうここまできたらいじめだなって思いました。

「返金できないなら、20ドル相当のフード持ってこい!!!」
そう叫んだら、私と夫の3倍はありそうな男性が2人出てきました。

「私たちは間違っていないと思います。ビールが買えないの仕方ありません。ですが、あそこにいる売店の男性はこのIDをチェックし、私たちに売りました。それはそちら側の管理ミスでは??そのお詫びはどうされますか?」

すなわち、「リファウンドプリーズ、or 20ドルフード、ソーダプリーズ!!!He has miss」と叫んでいまして、これを意訳すると上記のようになります。ちなみにHe has missはもちろん何1つあっていない英語で、「彼は逃した???」夫はどうやら隣で「ん?ちょっと俺もこの子の言いたいことがわからなくなってきたゾ…」と思っていたようですが、「英語がわからないのにここまで戦うこの姿勢はちょっとすごい」と冷静だったようです。

で、結末はというと。その3倍はありそうな男性が「ごめんね、理解してくれてありがとね」と言ってハンバーガーとポテトとコーラを持ってきてくれました。まぁここまで言われたら、もう私も引き下がりました。

夫いわくもう1回別の売店に行った時、例の女性は別の人とまた口論になっていたようです。

だからあなたが戦ってくれよ!


というわけで、これからも納得いかないことがあれば戦っていきます


強くなった

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