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メキシコシティの旅2日目

”メキシコ”というハッシュタグを貼っているので、メキシコシティに旅行に行った人のnoteが出てくる出てくる。みんな濃い旅しているな~と読ませて頂いています。めちゃくちゃ面白いです。

それでは私も2日目スタート。


バスに乗れない

公共交通がかなり栄えていて、おまけに50円くらい(明確には忘れたけど)で乗れるという。早速バス停でスイカのような・パスモのようなチケットを買おうとすると買えません。

結局調べてみると「Reload」の隣に(確か)「Purchase」と書かれているはずで、それがないと買えないそう。つまりこの機械は買えない。どこで買える?と警官がたくさんいるので聞いてみるものの、翻訳機がうまく作動せず何を言っているかわからない…。私は昔日本で後楽園で「ラクーアに行きたい」という外国人に「go マッスグ」とジェスチャーで教えてあげたけど、なんとかして英語で説明してあげようみたいな気持ちもないみたいです。まぁせめて英語話してくれないかな…というのはこちらの傲慢なので仕方ないです。

とりあえずホテルから歩いて国立人類学博物館に向かいました。
(30くらいで着きました)

国立人類博物館へ

今日の目当ては「国立人類学博物館」。ここには明日行く予定のティオティワカン太陽のピラミッドの説明やマヤ文明などの展示がされている超巨大博物館です。

中もとてもきれいです

ただMetのように「また来ればいいよね~」というわけにもいかないので、滞在時間は約2時間と予定し、行く場所は事前に抜粋しておきました。
やっぱりまずはこのゾーンから。

ティオティワカン!

太陽のピラミッド・月のピラミッドの模型。またなんと紀元前でありながら立派な街が形成されていたことなどが伺える資料や絵。発見された骸骨など考古学マニアにはたまらないと思うのですが、考古学マニアでなくても一気にタイムマシーンに乗ったような感覚で、面白い。残念なのはやはり英語の説明がないこと…でしょうか。

紀元前にこんな立派なものが作られていたとは。
1つ1つに意味のある、計算されたものです。
(ただ携帯の翻訳が意味不明だった)
形成されていた集落

チャプルテペク城

国立人類博物館から歩くとチャプルテペク城という大きな宮殿に行くことができます。ちなみに城や博物館がある公園(チャプルテペク公園)の北にあるポランコという地域は「メキシコのビバリーヒルズ」とも言われ、超高級住宅地となっているとか。後で知ったので散策すればよかったと後悔中です。

スペインから独立後、皇帝が住んでいたとされる宮殿。
その後、独裁政治が続くが崩壊後は使用されなくなった。
一面に絵画が飾られていて、感動する。
でもさまざまな歴史、影と光のある国なので絵は結構攻めている
きれいなステンドガラスもある
上から見える風景。メキシコシティはお昼の気温がとても過ごしやすいため気持ちがいい

お昼ご飯、何食べる?

さて、そろそろメキシカン以外も正直食べたいところですが、夫がメキシカンの虜になってしまったため本日のお昼ご飯もメキシカン・・・

EL Fogoncitoというお店で食べました。
有名店らしいのですが、本場メキシカンは抑え目で万人受けするように作られている気がする。
そういった意味でよい休憩になりました。

お店もきれいでかわいらしい感じだったのでよかったです。

https://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g150800-d1126969-Reviews-El_fogoncito-Mexico_City_Central_Mexico_and_Gulf_Coast.html

ご飯を食べたら、「近代美術館」に行きました。お目当ては「2人のフリーダ」で超特急でこれしか見てないので割愛します。でもフリーダカーロの半生が気になります。

メキシコシティの治安

無事にメトロカードも買えたので、この後ソカロ広場に行ってみることに。ソカロ広場・セントロ(中心地)のあたりは治安がよくないそうなのでドキドキ。ちなみに結構メキシコシティの治安に心配した私は首からパスポートをかけておくポーチを購入しておきました。

(夫は日本で買わなかったため、アメリカで16ドルでほぼ同じものを購入。やっぱり日本はいいものが安く手に入る)

結果として首から下げて隠しておくほどの危険は感じませんでしたが、一応これをショルダーバックに括り付け、1番に下にいれておいて、そのショルダーバックは自分の前に来るようにするなどの策は取っておきました。スリもありそうな雰囲気ではあります。

この国に「非公式」という単語はない。
ピカチューやらキティちゃんやらたくさん売られていた。
こういうところを通る時はポケットに物を入れない方が良いと思う。

ただメキシコシティに行った人みんな言うのですが、怖い人はニューヨークより明らかに少ない。ああやっているなぁ…とか、物乞いとか、シンナーの匂いとかそういうのはない気がします。つまり「危険な所にさえ行かなければ」ニューヨークより怖くない。ただその危険なところ、というのが本当に危ないから注意しないといけないのだと思います。

逆に盗られないのかな?という疑問は残る
現地人に交じってローカルなお店でタコスを食べてみたかったので、頼んでみた。
絶対コイツ(お腹を下した)犯人だと思う。しかも美味しくないw

あと至る所に警察がいます。安心もできるし、その一方でまぁそういうことなんだなとも思う。ただ日中は安心なのか警察も暇そうにyoutubeを見ていました。「日本で公務員(しかも警察官!!!!)が勤務中に動画みてたら一発退場だよね」と話しながら歩きます。なんだっけ、日本では市役所の職員がお茶買いにコンビニ行くのも旧ツイッターで文句言われていましたよね(笑)メキシコ人真面目だけど、そういうところはアメリカンな所もあるみたいです。なんかいい具合に堅苦しくなくていい文化だなと思いました。
(街の安全はちゃんと守ってほしいですけどね。)

Museo Mural Diego Riveraへ

このカオスな公園を通ってでも行きたかったのはこの美術館。
無料なのですが、フリーダの夫であるディエゴ・リベラが書いた大きな壁画をどうしても見たかったのです。

「アラメダ公園の日曜の午後の夢」という作品で、驚くほど大きな壁画です。好きか嫌いで言われるとあまり好みの絵ではないですが、そのスケールの大きさに圧倒されます。壁画運動というのはメキシコの1つの歴史の一部。風刺画が多い。

これはディエゴリベラの幼少期だそうです
そして後ろにいるのがフリーダ
ガイコツはメキシコではコワイものではなく、ご先祖様という扱い

この絵の説明は絵画の知識がない私にはうまく書けませんが、ネットで調べると多くの専門家たちが解説しています。この絵が見れたことは贅沢な体験です。見所自体は1つのみですが、一部一部丁寧に見ざるを得ないこの壁画は30分以上時間を取りたいところです。

ペジャス・アルデス宮殿とその周辺

メキシコで最も格式のある大劇場の1つ。中に入れるのは17時までで、ジャスト17時に行ってしまったため終わってしまっていました。でも外から見るだけでも大満足。アメリカの隣にありながら、スペインの影響を受けているメキシコは想像以上に西洋色が強い。素敵です。

やはり欠かせないのは壁画
宮殿の裏にある教会
時間が余ったので入ってみたのですが、素晴らしかった

スペインに支配されていたため、9割のメキシコ人がカトリックとのこと。至るところに素敵な教会があります。

こちらはメキシコシティの目利き通り。
危険な香りはゼロ。おしゃれなお店が並んでいます。

夜ご飯

夜ご飯はモーレ料理で有名な「ポソルカリ」というファミレスのようなお店に行きました。
Home - Potzollcalli | Cocina Mexicana
人気店のようで10分くらいは待ちました!!

ポージョエンモーレというチョコレートが混ざったソース。
う~ん…。食べなれない味でチョット

1時間くらいで夜ごはんを済ませて、バーなどが密集するジェノバ通りへ。
こちらもそこまで危険な感じはなく、安心して歩くことができます。

というかニューヨークより何倍もきれいなんですけど。
ニューヨークのホームは本当に世界1の都市なのか疑いたくなるほど汚い

元気なおばちゃんに客引きされたので、「まぁいいか~」と入ったところいいお店ではあったのですが、Googleの口コミを見ると「観光客だとわかるとチップを盛る」とのこと。そういうことされるとムカついてしまう、私のクレーム本能(?)。早速30%くらい上乗せされたレシートがでてきたため、iPhoneで「メキシコでは通常チップは10%と聞いています。なのでやり直してください」と翻訳。おばちゃんも私の気迫に負けたのか?「OK…」と言ってやり直してくれました。ですが、カードで二重請求されていました。後日銀行に問い合わせをして「二重でやられたから返せ」とチクっておきました。なめんなよって思いました。

ゴミも落ちていない!絶対ニューヨークよりきれい。

ちなみに夫が「現金で払ったらお釣り返ってくるよね?」とノー天気なことを言うので「返ってこないリスクを考えて、ぴったりお支払いするかカードで支払うかにすべき」と指示してよかったと思います。

いよいよ明日は少しだけメキシコの洗礼を受けることになる…
我々2人ともとにかく小柄なので、旅行の時になめられやすいのですが、やる相手間違っているよって思います。


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