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セントロ地区で過ごすカンクンの旅③

カンクンいよいよ最終日。(明日の15:00の便でメキシコに行きます!)
この日は珍しくツアーをつけました。

今回つけたツアーはこちら。
チェチェンイッツァとセノーテを回る旅。ちなみにこちら激安64ドルです。

カンクンには日本人も多く訪れるため日本語ガイドさんによるツアーも準備されています。その額なんと300ドル…!!!!点呼の時に「イエス」が言えれば大丈夫だよね?と夫と確認し、現地ツアーとしました。あとは遺跡マニアでちゃんと説明が聞きたい人はガイドで日本人の方付けた方がいいと思うのだけど。


まずはCHICHIKANへ

朝8時頃、セントロ地区にもお迎えがきてくれて指定のホテルに行きました。さて出発!!ここから長時間ドライブです。バスは快適ですが、私は酔ったら全てが終わるので薬は飲んでおきました。

バスに乗ること約2時間。CHICHIKANというセノーテにたどり着きます。
はっきり言って観光地化されたテーマパークですが、まぁ安いから仕方ない。

夫はこういう観光地みたいなが好きじゃなくて文句言ってたんですけど、私は割と好きなのでワクワクしていました。

まずはテキーラ試飲からスタート!!!
小さいコップに2mmくらいずつ注がれるので大したことないや、と思っていたら夫含め日本人の方は1杯で「うう~」となっていました。

ココナッツテキーラが美味しかったです。テキーラは合う合わないあると思うので(普段は夫は500mm缶7本飲んでも元気いっぱい)これからのツアーのことを考えたら、注意して飲んだ方が良さそうです。私は美味しくて余分に頂いちゃいました。(笑)

次に強制お土産屋さんツアー!

ミゲル!!!大好き!!欲しかったけど、とりあえずやめました。
まぁ私が好きなのはディズニーのミゲル

お土産は特に買わずに、ようやく解放され2時間以内にセノーテとビュッフェで昼ご飯を済ませてください!と言われました。

念願のセノーテ

私が行きたかったセノーテ。セノーテとは「聖なる泉」。ユカタン半島に多くある、陥没穴に地下水が溜まった井戸のこと。なんと3500もあるのだとか。有名なところだと非常にきれいでまさに「聖なる泉」だそうですが、我々のツアーは激安ツアーのため普通に汚いそうです。(笑)

古代マヤの人々は自然には神が宿ると信じており、多くの女性がここで生贄にされたとか。

残念ながらそんな神秘的なものは感じませんでした。

上から眺めるだけならライフジャケットは不要ですが、下に降りるのであれば中に入らなくても必要。10ドルくらいだったような。夫だけ昨日買った海パンを履いて泳いでいました。(私も下には降りましたよ!)

みんなプールみたいに泳いでいるw
結構こわいとおもう。

保護者みたいな感じで泳いでいる夫の写真を撮ったり、知らない人に写真頼まれたりしましたが、泳がなくても下に降りて正解でした。これは課金すべき!

お昼ご飯

事前にツアーに行った方の体験談を読むと「期待しないで行ったら、意外とよかったレベルです」と書かれていたビュッフェ。いや、期待しないで行ったらかなりよいですよ!?

雰囲気もなかなかいい

ラインナップはまず「オンリータコスコーナー」あり。
そしてチャーハン、パスタ、ハンバーグなどのお子さんが喜びそうなもの、野菜、メキシコ料理などなど。だいぶいいと思います。なんと言っても1日ツアーで全て込みで64ドルですので。

ただお腹いっぱいにはなる。

メキシコ料理もしっかり食べて、2時間経ったのでバスに戻ります。
夫はこういうのが本当に嫌らしいのですが、私はまたバスで寝れると思うと助かります。。。もう大学生の時のような体力は残っていない。

メイン・チェチェンイッツアへ!

さてバスに揺られること2時間、世界遺産であるチェチェンイッツアに着きました。入場料は35ドル、これはツアーに含まれていないためお支払いしないといけません。

チェチェン・イッツアは今でこそ世界遺産とされていますが、こちらも生贄などの恐ろしいマヤ文明の歴史があります。

これはメインであるピラミッド。
紀元前にこんなものが作られたのだと思うと驚く。
春分・秋分の日には太陽の光が均等に当たるように作られている。

写真からもわかる通り、観光客だらけです。また遺跡に入場した瞬間にあちらこちらでお土産が売られています。公式なのか非公式なのかは不明。そもそもこの国に【非公式】という概念があるのかは不明。

少し見方を変えると、多くの若い男性がここでお土産を売っており、いかにカンクンが観光で持っている場所かを実感します。日本だと家族を養って(こういういい方も古いですが)働き盛りの25歳~40歳くらいの男性がたくさんいる。他に雇用がないのかなぁ…。

古代マヤでは毎年ここで野球のようなボール投げ大会を行い、一番飛ばした人が勝利となる。その勝利となった人を生贄として神にささげたとか。

あと驚いたのは世界遺産だというのに、説明がスペイン語しかないということ。英語がない。こういうところもアメリカとの違いを感じます。アメリカの場合はスペイン語やイタリア語などのオーディオガイドがあったりするので。

バジャドリド?へ

最後に途中、バジャドリドというかわいらしい街を1時間くらい見てこいと言われて降ろされます。特に興味はないのですが、降りて驚き!

信号が機能していないため、まさかの手動で交通整備!!

こういったきれいな建物もありつつ。

疲れたのでコーヒーを1杯飲み、これからの長旅に向けてトイレに行こうとしたところ…。おばちゃんが座っていて、5ペソ(25¢)ちょうだいと言う。
お渡しするとトイレットペーパーがもらえるシステム。(しかもおばちゃんが素手でちぎった…)トイレ自体は汚くはないのですが、これで生計を立てている人がいると思うと驚きです・・・。

カンクンというとセレブのリゾート地で、素敵なところなのかなと想像すると思うのですが、それは本当に一部だけでこんなふうに生活している人もいるんだと思うと驚きでした。

ただ、これは個人的見解ですがメキシコ人の国民性として【働かざるもの食うべからず】という考え方がある気がしました。ニューヨークにいると駅などでコップを持って「ここにお金いれてくれ~」という人がいたり、レストランなどでも動かずイヤイヤ仕事している人を多く見ますが、メキシコのレストランではみんな日本人並みに働いていましたね。
「そんな頑張らなくていいんだよ~…」って思うほど。

トイレの件もしかりで、そうやってなんとか自分で仕事を見つけてお金を得ている人が多かった印象です。

労働への考え方は日本人に近いものを感じます。

セントロに到着

バジャドリドを出て、カンクンに戻りました。行きはホテルゾーンから先に回り、セントロ地区は後だったので、帰りはホテルゾーンの方たちから先に降ろされて行きます。ということで我々がセントロ地区に戻れたのは21時半頃でした。

夜ご飯は降ろされたホテルの近くで食べることにしました。
ここは私の中でカンクンで1番楽しかったレストラン。

地元民しか集っていない雰囲気

途中子供がエセピカチュウの人形を買いませんか~と来たり(でも絶対スリとか無理やり売るとかはしない)なかなかディープでした。

夫はまたバケツビールを飲んでご満悦
ワカモレ大好き!
モルカヘテ食べ比べ。
値段が倍以上違うので、昨日の方が美味しかったけど。

このお店、2人で飲んで食べて飲んで35ドルくらいでした。

ここで3日目はおしまいとなります。

明日はいよいよカンクンからメキシコシティへ!









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