
「失敗が怖い」を手放して行動できる自分に変えるには?
この前、自分の世界を少しでも広げたいと言う
知人との会話の中で
彼女がこんな言葉を言いました
「行動すればいいのは分かってるけど
失敗が怖くてできない」
はじめてのことに挑戦するとき
必ずと言っていいくらい出てきて
行動を阻むこの思考
大人になればなるほどこの「怖い」は
自分が思っている以上に膨らんでいるものです
痛い程分かるこのブロックについて
私自身も改めて気づかされたことがあったので
一緒に深掘りした話をシェアします
そもそも「失敗」って何なの?
まず、その彼女に「失敗って何ですか?」と
聞いてみました
・物事が思った通りにできないこと
・結果が出ないこと
・それによって心が折れること
・自信をなくすこと
失敗の定義は人それぞれですが
一般的にはこんな感じの答えになりますよね
と言うか、失敗とは何かとか
わざわざ考えたことない方が多いと思う
私もそうでした
ただ、今はアルコールインクアートという
正解も不正解もないアートをやったおかげで
失敗の概念が変わっていて
私が思う失敗は
「諦めて投げ出した時」を指すのかなって
それ以外の
思い通りにならないとか
結果が出ないとかは
全て成功にたどり着くための単なる
「試行錯誤の過程」
ととらえるようになりました
その概念を書き換えると
失敗なんてないんだ
と思えてその怖さは小さくなるんですが
彼女はまだ腑に落ちてない感じ…
そこで、さらに聞いてみると
彼女が怖れてるのは失敗そのものではない
というのが見えてきました
「失敗」の裏に潜んでいるもの
ちょっと質問の仕方を変えてみました
「じゃあ、失敗したらどうなるの?」
その問いに対して出てきたのは
・焦ってパニックになってしまう
・冷静に対処できない
・どうしていいか分からなくなる
・みんなに笑われる
どれも想像しただけでも怖いことですよね
ただ、上の3つは考えてみれば
対処できることなんですよね
パニックになっても
自分が落ち着ける方法を知っておく
そうするとどうしたらいいか
考える余裕も出てくる
ただ、自分で対処できないもの
みんなに笑われること
これが彼女が1番怖れていることだったんです
失敗を笑うのは誰?
大人な年齢で今現在会社も辞めていて
普段接するのは身内だけの彼女が言う
「みんな」
思わず「みんな」って誰のことですか?
具体的に誰に笑われると思ってるんですか?
と聞いてしまいました
出てきたのは具体的な人の名前ではなく
「世間一般の人」だと
世間一般の人…
要するに自分がイメージで作り上げた人々
なんですよね
たぶん、誰しもが持ってるものだと思います
実際は
失敗かどうかは自分で決められるもので
失敗したとしても対処方はあって
それを笑う人もいないし
いたとしても離れればいいとと分かれば
行動へのハードルも下がるのですが
もう一手間必要
恐怖の根源をいつから握ってるの?
なぜ失敗したら人に笑われる
と思い込んでるのか?
すると出てくるのは子供の頃の記憶
授業中に勇気だして答えたけど間違えた
クラスメイトの前で発表したけど上手くできなかった
クラスメイトの前で注意された、怒られた
その結果、みんなに笑われた
それが自分だったり、他の人であっても
子供のリアクションて真っ直ぐだからこそ
その残酷な出来事は無意識に
心に深く刻まれていく
真面目な性格や完璧主義だと
より強烈に刻まれて
こんな恥ずかしくて惨めな思いはしたくない
間違ってはいけない
できないといけない
という教訓に変わりずっと握りしめたまま
大人になっている
そして、事あるごとにそれが顔を出すけど
握りしめていることすら忘れているので
どうして恐怖を感じるのか自分では分からない
そんなループに陥るので
子供の頃に身につけた教訓が
もう必要ないなら手放してあげないとね
大人になった今、
目の前には失敗を笑うクラスメイトも
みんなの前で叱る先生ももういない
いるのは失敗しても乗り越えられる自分だけ
それに気づけると
恐怖を手放して1歩踏み出せるようになる
答えはちゃんと自分の中にあるので
深く向き合ってあげましょうね
いいなと思ったら応援しよう!
