友人にお題をもらって役に立たない話を書くシリーズvol.5「服を選ぶ基準」w/ あやこちゃん
役に立たない話の前座
春ですよ
ちょこちょこ追加でお題が増えています。本当にどうでもいいテーマでいいのに、みんなめちゃくちゃクリエイティブなお題をくれます。普通で、本当にいいですからね(笑)!みなさま本当にありがとうございます。嬉しいです。
さてさて、春ですよ!
4月になり、今年はちょっと遅めの桜でしたね。東京は例年3月には桜が終わるイメージでしたが、今年は4月になってからの満開。なんだか毎日、桜を見る機会にめぐまれて、季節の変化を毎日感じられて、なんだか幸せだなーと感じています。今は葉桜になり、桜吹雪で桜の花びらがいたるところで舞っています。桜が美しすぎて、日々の変化が楽しすぎて、毎日写真や動画を撮っています。
季節の移ろいを感じられる心
尊敬する経営者の方が、家事代行の事業を立ち上げた理由として「道に花が咲くようになったな、きれいだな、風が気持ちいいな、いい天気だな、そんな風に季節のうつろいを感じられることが大事。特に女性はそういう小さな幸せを日々に感じられることが人生や生活に重要だと思う。そういう心の余裕がもてるようにこの事業がある」というような話をされていたことがあります。
そのときは激務すぎて、そういう風にまわりをみて、なにかを愛でたり慈しむような余裕がまったくなかったので、なんだかこの話は胸に響きすぎて、聞きながら泣けてきたのを覚えています。今、こうやって季節の移り変わりを毎日喜んで見守っていられることが本当にうれしい。“季節を愛でる心”は自分の心の余裕のバロメーターになるように思っています。
始まりの季節だなと思ったら、気持ちも前向きになり、楽しいこといろいろしたいな、と思えるように。意味がない、役に立たない話ものんびり、マイペースで書き進めるので、引き続きよろしくお願いします。
今回は、友人のあやこちゃんがくれたお題で書こうと思います。ここからは、あやこちゃんの紹介を軽く、そして本編の役に立たない話です。
「意味がない、役に立たない話」に無駄に意味を付け加えないように(笑)、基本的には一筆書きで、ほぼ書き直しなしで書き上げようと思ってます。意味のなさを、役に立たなさを、楽しんでいただけたら嬉しいです。
今回のお題提供者:あやこちゃん
今回お題をくれたのは友人のあやこちゃん。出会いは、前職時代。あやこちゃんは岩手のクライアントさんで働いていた新卒スタッフの女の子でした。私はそこのクライアントさんの案件はそこまでどっぷり関わってはいなかったのですが、コンサルの場に同席したり、また会社のイベントで顔をあわせたりと、つかずはなれずの距離感でした。
その後、いろんな会社の事情で会う機会はなくなったのですが、私の独立もあったのと、あと岩手出身の彼女が関東に結婚を機に引っ越してきたこともあって再び連絡をとりあうように。今はたまに会ってお茶したり、なにげないことをメッセージしあったり、仲良くしております。
お互いの変化を見守り合えるのって素敵
あやこちゃんはぽやっとして見えるけれど、しっかりしているところもあり、独特の空気感を持っているところがいいなーと思ってます。
意外と新卒時代から見守らせてもらってる方、気づけばまわりにちらほらいまして、その大人になっていく過程を一緒に過ごしてこれたことってなんだか幸せだなと思います。そして逆に言えば、私も見守ってもらっていることでもあり、それもまたありがたいことです。
最近は気づけば年下のお友だちが非常に多いのですが、自分の思いつかなかったアイデアや知識を教えてもらえたり、あらためて気づきをもらっていろんなことを考えるきっかけをもらったり、刺激をもらえる機会が増えるのがとても嬉しいことだなと思ってます。
本題「服を選ぶ基準」w/ あやこちゃん
洋服を買うのは好き?
さてさてここから本編。今回いただいたお題が「服を選ぶ基準」。最近、お洋服の選び方、選ぶ基準とかに迷っている部分もあるそうで、参考にハラさんのも聞きたいな、という要望でした。役に立つ話にならないよう、気をつけて書きます(笑)。
とはいえ、私、ポリシーありそうでないのが特徴でして、あんまりこだわりとかないのですよね。フィーリングとか、直感とかでなんでも決めがちなので、あんまり参考にならなそうですが、それこそ役に立たない話の真骨頂ということで書きます!
ちなみにお洋服とかファッションアイテム買うのはめちゃくちゃ好きで、ミニマリストとはかけ離れた生活をしてます。家のクローゼットには洋服が溢れるほどあって、実際にあふれてます(笑)。衣替えのタイミングで、保管付きのクリーニングに出しているので、シーズンでない洋服は家の外に出してます。(でないとおさまらない)
毎シーズン、ちゃんと断捨離もしてて、かなり処分もするようにしてますが、やはり基本的にはおさまってない。
ときめくか?ときめかないか?
この前、これまたとてつもなく年の離れたお友だちに「ハラさんお洋服の色、攻めてますね」と言われました。淡いパープルと白のストライプのブラウスを着てたので、そんなに派手な色でもなかったのですが。その子は「あわせるものとか考えると色物のお洋服あんまり買えないんですよね」とのこと。
ちなみに私、お洋服買うときに、「何と合わせようかな?」「持ってるあれと合うかな?」とかほぼ考えないです。「それは間違ってる!」とか正解・不正解は言わないでね(笑)!あくまで私がハッピーになれる基準なので、なんでも許してね。
選ぶ基準は、こんまりさん風に言うと、「ときめくか?ときめかないか?」が一番かもしれないです。何に合わせるかよりも、その服を一着だけ着てもテンションあがるか?ごきげんになれるか?自分を好きになれるか?の方を重視してるかもしれません。
だから一癖あるお洋服が好きで、ちょっとだけ変な形してたり、変な色してたり、変な柄だったり。だから最近の袖がふわっとした服とか、バルーンっぽいスカートとか、アシンメトリーなのとか、変な形が流行り、そして定番化しているのは嬉しいなーと思ってます。
白とか黒とかベーシックな色であれば、どんな色でも形でもたいてい合うよね?と思っているので、何に合わせようとかは気にしなくていいかなと個人的には思ってます。
あとは、色物同士をあわせても意外といけるよね。とも思ってるし、なんなら柄×柄だって意外といけることもあるよね。とも。
オンラインでほぼ同じサイトで買ってる
そして、みなさんどうだろう?私は今やほとんどの服をオンラインで買うようになりました。好きなブランド、というかお洋服の会社があるので、そこの会社のなかにあるブランドのお洋服をほぼ買ってるので、たいていそこのサイトをのぞいて、そこから選んでます。
もしかしたら、ほぼそこの会社だから余計に「合うかどうか」をそこまで気にせずに済んでるのかもしれません。あとは、リアルでたまにお店を見たときにズキュンと来る服があれば、ブランドにはこだわらず買います。決して「このブランドでしか買わないぞ」と思っているわけではない。
ちょっとここ1年くらいふっくらしてるので、最近はいったん「サイズ大丈夫かな」を考えてから買ってます。ちょっと前まではサイズも気にせず買えたのはすごくよかった。「好きなお洋服がなんでも着れる」って実は結構、私にとっては幸福なことのひとつだなと思ってるので、サイズ気にせずになんでもお洋服が買えるくらいには、もう一回体型戻したいなーと思ってます。
自分基準でない服もたまに買う
これは前職時代の習慣ではあるのですが、例えば参加する予定のイベント、訪問する予定の会社さん、参加するパーティーなどの、基調色やブランドカラーなどにあわせてお洋服を買う、普段は買わないテイストのお洋服を買う、という機会もあります。私の持っているお洋服がバラエティ豊かなのはそれも理由のひとつかなと思います。
「こういう形も(色も)意外とありだな」と思える機会にもなり、いい挑戦の機会になります。いつも自分基準で買うと、自分が自分に似合うと思っているものだけで埋め尽くされてしまうので、それはそれでつまらない。そういう機会を使って普段しないチャレンジ、普段会えない自分に会えるきっかけにするのは結構おススメ!
自分基準でないお洋服はなんとなくコスプレしている気分になれるので、実はとってもわくわく楽しい気分になれます。コスプレと思えばむしろなんでも着れるんじゃないかなと思うので、そういうエンタメ要素を自分の買い物に取り入れるのはいいです。私はとても好きです。
NGを設けて選択肢を狭めない
あれ、「服を買う基準」これで大丈夫かな…。と不安になってきた。でも、続ける。あとは、それこそ似合う・似合わないの先入観はあまり持たないようにしているかもしれません。NGを設けないとでも言いましょうか。
淡い色は似合わないから、とか原色は似合わないから、とかカラー診断でこの系統の色がいいと言われたから、この形が体型と合うと言われたから、で着たい服を我慢したり、選択肢を縮めたりするのはなんかもったいないなーと思うので、そこはまったく気にしないようにしてます。
ちなみに、自分的にはベージュはあんまり似合わないなーと思ってるんですが、意外と懲りずに買ったりもしてます。形がめちゃくちゃタイプだし、どの色よりそのお洋服の場合はベージュが一番かわいいと思ったら、「このベージュなら合うかもしれない!!」と思ってチャレンジします。
ちなみに、挑戦した服であんまり着なかったりとかもあるはあるんですが、ある年突然ハマることもあるんですよねーこれが。この洋服あんまり似合わないんだよねーと思っていた服が、突然去年似合いだして、ヘビーに使ったりなんてこともありました。長期スパンで考えるとそういうこともあったりするのが、逆に楽しいかもとも思います。
金額のなんとなくの基準
お金は有限。なんでも買うーと言ってますが、一応金額的な基準はがっつり自分のなかにあります。トップスだったら迷わず買えるのは15,000円くらいまで、20,000円超えたら相当悩む。とか、単発のイベントのために買う服で、今後も着るか分からない服であれば出せて1万円前半まで。ワンピースであれば…パンツであれば…とか。
あとは当然ユニクロとかも使います。黒のタートルネックとか、超ベーシックなアイテムはやはり活用してコスパよく行きたい。ある程度の金額をかけてOKと判断している場合と、とにかく安価で済ませたいもの、は自分のなかではっきり分けて使い分けています。
流行は追うときと追わないときがある
以前、スタイリストさんから「流行は追い過ぎてもよくないけど、追わな過ぎてもよくない」という話を聞きました。ごもっともと思ったのを覚えています。自分のスタイルだけにこだわっていると、若さや鮮度を失うし、追い過ぎてるとただのミーハーに見える。
自分のスタイルを持ちつつ、適度にこれは取り入れたいと思う要素だけ流行を取り入れる、が程よいのかなーと思っています。どの流行は取り入れるのか、あえて取り入れないのか、それを知るためにも適度に世の流行りや流れみたいのはどこかで仕入れる必要があるのかなーと思っています。
それは例えば、洋服のブランドのサイトを見ているだけで、色や形の流行がなんとなくわかったりもしますが、美容院に行ったときに雑誌を読んでなんとなく情報を仕入れたりしてます。そこまで流行を私は追っていないですが今はそれくらいの距離感で感じられたらいいかなーと思ってます。
まとめ
ハラの服を買う基準とは
一応まとめてみます。こんな感じかなー?
1)ときめくか?ときめかないか?
2)オンラインで買うサイトはほぼ決まってる
3)自分基準でない服を買う機会もつくる
4)NGを設けて選択肢を狭めない
5)金額の自分なりの基準を決めておく
6)流行は押さえたりあえて押さえなかったり
まあ、要するとですね。私は1番目の「ときめくか?ときめかないか?」がほぼすべてだったりします。「この一着だけでも、着たら幸せ感じちゃう」と思えるかを一番大事に思ってます。
ちなみに、一個大事なことを漏らしている気がしてきました。自分をどう見せたいかみたいな、ファッションなどの見た目の軸はあるのが前提ですね。私はあまり「女らしさ」や「コンサバ」を前面に出さない、カジュアルだけどかわいい、カジュアルだけどオシャレ、みたいなスタイルが好きです。
一見、ほわっとしてる女らしいタイプに見えてしまいがちなので(実際はそんなことない)、あまりそこを前面に出さない恰好、というのは意識しているかもしれないです。例えば今日もダボダボのオーバーオールを着ています(笑)。一癖ある服が好きな理由はそういうことから生まれるのかも。そういう見た目のなりたい姿をかなえたうえでの上記の1~6の基準といった感じでしょうか。
あーなんか役に立とうとしてない?私(笑)?
がずっと気になっています。