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ママ友との距離感をほどよく保つ私なりの方法。

ママ友との距離感。
悩ましいですよね。

私も今思えば「ママ友」に悩んでいた時期がありました。
それは娘が生まれてから幼稚園に入る前と
娘の高校時代でした。
それ以外はあまりママ友に関して悩むことはありませんでした。

なぜ、ママ友との関係に悩むのか。
また、その対策法を私なりにまとめてみます。


ママ友との関係で悩む理由

我が子の成長が気になるから

「ママ友」とは
「お子さんを通して出会った友達」
と定義することができます。
公園で出会ったママ。
幼稚園で出会ったママ。
小学校で出会ったママ。
中学や高校で出会うママでも面倒に感じることがあるかもしれません。
それは、お子さんを通して出会ったママなので、
どうしても話題は「我が子」。
そして我が子とよその子を比べることで、
我が子の成長を確認する
のです。
これが度を越すと「面倒」になります。
あの子はできるのに、どうしてうちの子はできないの?とか、
あの子はあんなにお友達が多いのに、どうしてうちの子はいつもひとりでいるの?とか。
成長度合いを他人と比べることで安心したり不安になったりしてしまうから悩むようになりますよね。
比べる対象があることで、成長度合いを測れるということはありますが、
それをすべてだと思い込んでしまうと
お子さんが可愛そうですね。

そのまんまのお子さんを認めてあげてください。

自分の環境を受け入れられないから

いつも家に招待されるけど、我が家にはとてもじゃないけど呼べない、とか
車で迎えにきてもらってばかりだけど、私はペーパードライバーだし、とか
ママ友の環境と自分の環境を比べてしまい、
自分の環境にないものに対してイライラしたり落ち込んだりします。
そして自分が持っていないものを、持っているフリをしたり、
自分が持っていないものを持っている人に、嫉妬したりします。
「よそはよそ。うちはうち。」
と昔から言われていますが、そのとおりだと思います。

グループに所属することで安心したいから

どこかのグループに所属することで安心したい人がいます。
そこの場所にいることで、自分の存在価値が認められると思うから。
ママ友とのグループに所属することで、そこにいる自分を安心させたい。
そう思っている人は、グループに所属するために他の人に合わせようとして、嫌なことでも付き合って一緒に行動しがちです。
すると自分に無理がかかって、いつの間にかモヤモヤした日々となります。
自分が本当はやりたくないことでもそれを行うことでグループに所属できるんだと思い込み、ますますモヤモヤします。

大人としての付き合いがママとの関係しかないから

お子さんが小さい時期はどうしても
社会での大人との接点が「ママ友」だけになってしまう人がいます。
家族以外の大人と接するのがママ友だけになってしまうと、ママ友からの情報が大きな自分の行動の指針となってしまい、
それだけが正しいと思ってしまったり、その考えやママ友自体に依存してしまったりします
依存してしまった場合、相手にコントロールされてしまっていることにすら気づかないこともあります。

ママ友との程よい距離感を保つには

なんでも比べすぎない

子供の成長も自分の置かれている環境も、
良い状態であるように願うことはとても大切な感情です。
競争することやライバル視することが悪いことではありませんが
どうせ比べたり戦ったりするなら
自分の過去と現在
子供の過去と現在

と比べるようにしましょう。
相対評価ではなく、絶対評価にしてみましょう。

自分の子供に対して、とか
自分に対しての評価を
他と比べて判断するのではなく、
それまでの自分自身や子供自身と比べて、今持っているもので、
以前より良くなったかなぁと良いところを認めてください。
そうすることで、
ママ友への嫉妬や自己肯定感が下がることなく、ママ友との適度な距離感を保つことができるようになります。

よそはよそ、うちはうち

上記に含まれることではありますが、この言葉を良い意味で捉えることで、
ママ友との付き合い方が楽になる人がいると思います。
よく、お子さんがわがままを言った時に使われるフレーズにとられがちですが、これってママ自身のこと
ママ友が持っているものばかりに気を取られずに、自分が持っているものを愛おしく思って受け入れてみると、ママ友と比べることもなく、自分の環境も我が子のそのままの存在も、すっごい幸せなものなんだって気づきます。
すると、ママ友への執着を手放すことができます。

ママ友と同じ環境下から脱出する

これは少し勇気のいることかもしれませんが、
同じ環境下にいて悩むなら、その環境から脱することで解決することがあります。
LINEグループから抜ける
月1回のランチ会への参加を断る などです。

私はみんなでせーの!っていう行動が苦手だったので(笑)、そもそも脱出状態でした。
どこかの環境に身を置くことで安心する方はこの方法は難しいかもしれませんが、自分に合った環境を新たに探すのもいいかもしれません。

ママ友以外の大人との付き合いを広げる

お仕事しているママは、ほとんどママ友との悩みがないと聞きます。
実際、保育園にお子さんを預けてお仕事をしているママは、
ママ友という概念がありません。
子供を通して知り合ったママがほぼいないのです。
なので、ママ友が欲しい!と悩むママもいます。

子供が大きくなり仕事ができるようになったら、
近所でパートで働くのもおすすめです。
私は娘が幼稚園の年長さんの時に、近所でパートで働きました。
パート先では子育ての先輩がたくさんいて、ママ友のように縛られることなく、色んな人生の先輩方の意見を聞いて、自分なりに子供に還元できたと思います。

また、地域のサークル活動に参加したり、自治会の会議に参加するなどして、ママ友とは別の世界を作ることもおすすめです。
自分の趣味のための習い事やワークショップに参加するのもいいですね。
子供を通しての付き合いではない大人との付き合いを増やすことで、ママ友との関係に悩むことが少なくなります。
ママ友との悩みも、そんな環境があれば相談することができて解決できそうですよね。

ママ友との関係に悩んでいたら人間関係の断捨離のとき

ママ友との関係に悩んでいたら、人間関係が変化するフェーズに突入したチャンスと捉えましょう。
人間関係は、自分を構成する大切な環境でもあります。
アップデートが必要ですし、整理も掃除もしていくことで、自分にとって良い環境づくりをすることになります。

ママ友として付き合い始めた当初はとてもお世話になったのになぁって思う人もいると思います。
私がそうでした。
しかし、違う世界がどんどんできることでママ友とのしがらみもなくなっていきました。
自分が違うフェーズに入ってから、昔のママ友に会う機会が何度かありましたが、その時の自分より成長した自分になっていることに驚きました。
そして「苦手だな」と感じていたママ友とは、二度と付き合うことがなくなりました。

自分が大切に思っていたママ友とは関係が続く

ママ友がすべてNGということではありません。

私はママ友として出会った方で、今でも大切なお友達がいます。
なかには引っ越してしまい物理的に会えなくなってしまったママ友と、今でもことあるごとに連絡を取り合い、ちょうど良い距離感で相談し合う仲です。
当時は子供のことでの繋がりだったため、子供の話ばかりでしたが、ある時自分の仕事のことや経歴のことなど話すことがあり、同じような境遇だったりして驚いたことがあります。

その方とは、また会いたいって心から思います。
子供も自分も時間を経て成長して、たくさんのことを学んできたことを
分かち合いたいって思います。

まとめ

ママ友との距離感で悩まれている方へ。
私も以前悩んでいたことを思い出し、
少しでもお役に立てたらいいなと思い、お伝えしました。

子供も成長します。
自分も成長します。
ママ友との関係性も、自分の内側から変化することで変わっていきます。
まずはどんなことで悩んでいるのか、
その悩みを解決するために自分ができることは何か、
それはどうやってできるか、
いつできるか、と
自分の中にいる自分と相談してみてください。
そして、時間が解決してくれることもあります。

お子さんのことを守りたいから、愛しているから
ママ友をやめたくてもやめられない、という人がもしいたら、

お子さんを愛している自分のことを愛していますか?
自分のことを大切にしてほしいなって思います。


最後までお読みいただきありがとうございました。







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