子は親に似ない強制される(毒親)
よく、子は親に似るといいますよね。見た目はもちろんそうですが、性格はどうでしょうか?今回は親と子どものコミュニケーション能力についてお話ししていきます。
毒親のコミュ力
親子間では距離が近くてついついお互いに”わかってもらいたい”を強要してしまいます。話していることを遮って自分の話をしたり、相手の意見を真っ向から否定してくるのも毒親の特徴です。ではどうしてこの様な状態になるのでしょうか。誤解を恐れずに言えば、家庭から外に出た時の毒親のコミュ力は限りなく低いです。
社会での毒親にはこんな特徴があるかもしれません。
人の話が聞けない(または聞いても覚えられない)
相手意見の尊重ができない
自分に極端に自信がない
会社では大人しく無口
周りや相手の意見をあまり考えずに受け入れてしまう
おどおど、へこへこしてしまう
優しすぎる
嫌なことを我慢し、話し合いをしない
ぼーっとしていて常にオフモードのような感じ
細かいことに敏感
毒親にとって社会とは非常に生きづらい場所かもしれません。毒親のコミュ力の低さは現代社会においては致命的な特性です。毒親の中でどんなに”外ズラが良いタイプ”であってもストレスは通常の人より大きいものです。一部を除いて多くの毒親はこのように人とのコミュニケーションに大きな負荷があったりします。
他人がどう思うのかを優先してしまう
周りを気にするあまりに自分の心で感じたり考えていることより、外側にあるものに合わせようとしてしまいます。普通なら他者や外界は自己決定の材料や基準として考えますが、相手の承認を非常に求めていたりするので、自分で自分を満足させられない人が多いです。
そしてストレスは子へ
社会では自信がなく誰の上にも立てないような毒親ですが、子どもは自分の唯一の僕になってしまいます。毒親の我慢は不平不満になって子どもに向かってしまうのです。先ほど毒親の特徴に”人の話が聞けない”とお話ししましたね。そんな毒親が話すことの大半の主語は『あなたは』です。他人中心の考えがあるので、自分自身が話す際も自分のことより、相手がどうするかと言うのに過剰に干渉したがる傾向があります。
例えば、
あなたは掃除をしない
あなたはいつまでも寝ている
あなたは私が言ったことを聞かない
あなたは公務員になりなさい
言っている事は親として正しいのかもしれません。しかし、子どもが何度もこんなことを言われるといい思いはしませんよね。親の言いたことをするかしないか、決めるのは子どもです。
毒親はポジティブなコミュニケーションができない
上で話した通り、毒親は愚痴などネガティブなことばかり子どもに話し続ける傾向にあります。または、子どもの欠点を見つけて攻撃したりします。
『あなたはいつも判断が間違ってる。』
そんな風に子どもに恐怖を無意識に煽ってコントロールします。そうしているうちに子どもは強制されることに慣れてしまって、言われないと何も出来なかったり、自主的に活動する力を封印されてしまうのです。
間違っているの決めるのは誰でしょうか。私たちは常に誰かと戦って生活している存在ではありません。次回は少し専門的になりますが、解離についてお話しします。お楽しみに!