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「やりたいことを、やらせてあげたい。」挑戦のタイミングをつかむまでの2年
みなさん、何かに意気込んで行動したことはありますか?私はPDCAサイクルで言うと、Plan(計画)が壊滅的に苦手で、Do(実行)が得意なタイプ。「おりゃー!」と意気込んで、勢いだけで何かを始めてしまうことが多いんです。
「Plan」(計画)、Do(実行)、「Check」(評価)、「Action」(改善)
この順で進めるのが理想ですが、私はPlanを飛ばしてDoに突っ走り、結果「何から始めればよかったんだっけ?」と迷子になることもしばしば。今日はそんな体験談をシェアします。
フリーのヨガ講師として活動を始めたのは2022年。
「今の時代はコミュニティを作るのが成功の鍵では?」と思い立ち、勢いよくカリキュラムサイトを作り、告知をスタートしました。いざ募集を始めても申し込みはゼロ。過去のつながりから3名の方が申し込んでくださったものの、その後は反応がなく、最終的に運営を断念。
しかもこの挑戦、ヨガ講師にとって憧れの舞台であるアジア最大級のヨガイベント「ヨガフェスタ」のトライアルクラスに出演した直後のこと。想定外の結果に「自分のヨガを受ける理由って、私にも分からないな…」と思い悩みはじめるわけなんです。
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PDCAサイクルを意識していれば違った結果が出たかもしれませんが、何よりも私に足りなかったのは、「受ける人にとっての価値」を見つめ直す時間だったのかもしれません。
この経験が、私のその後のヨガ活動をどう変えたのか
この経験が、私のその後のヨガ活動を大きく変えるきっかけになりました。まず私が決めたのは、「自信がつくまで無料のヨガレッスンをやってみよう」ということ。とにかく場数を踏もうと思ったんです。YouTubeでヨガを配信したり、15分のZOOM朝活を開催したり、ボランティアレッスンやインスタライブヨガもやりました。どれも無料。でも無料だからこそ手を抜かず、全力で取り組むことだけ意識していました。
その中で、生徒さんからいただく言葉をメモをして、「どの言葉をいただくことが多いのか」確認するようにしたんです。自分の強みや魅力を自分でわかることが一番いいかもしれませんが、私は全くわからなかったので、まずは沢山の人に出会って、沢山の方に受けていただいて、自分のヨガを知るところから始めました
それでもまだ、「私がサブスクヨガをやっても誰も来ない」っていう呪縛みたいな思い込みが、心のどこかでずっと引っかかってはいたものの、「ヨガ講師としての自分を知る」っていうことを続けていくうちに、少しずつですが見えてきたものがあったんです。
共通点がある
私のレッスンのどこが好きなのか、何が理由で受けてくださっているのか、どこで私のことを知っていただいたのか、みなさんがどうしてヨガを始めたのか……そんなことをお話ししているうちに、距離が縮まってきて。ふと「あれ、この言葉、前にもいただいた気がするな?」って気づくことが増えてきたんです。
ここにたどり着くまでに2年もかかってしまって、気がつけば2024年。でも、それでもまだ私は、ヨガのコミュニティ作りに一歩踏み出せずにいました。うまくいかなかったことって、ひきづりますよね😂
私の場合、「週5でレッスンしていないヨガ講師なんて終わってる」。そんな言葉を目にしたのが、ヨガ講師1年目(2022年)のことでした。それがどこか心に引っかかって、自分を認めてあげられないままでいたんです。当時、子どもはまだ小さくて、預け先も見つからない状況。スタジオ勤務のたびに呼び出しや代行依頼が続いてしまい、自主開催クラスもCLOSEの連続。申し訳なさとストレスで、ついには発疹が出るほど追い詰められた経験があります。「ヨガ講師なんて言えない」と悩む日々ももちろん経験済みです。
でも、実際誰にも直接そんなことを言われたわけじゃありません。「私なんて」と自分で勝手に一歩引いてしまっていたんです。
やりたいことをやらせてあげたい
「やりたいことを、やらせてあげたい。」
そんな思いで、2024年12月、2年越しに期間限定のヨガコミュニティをOPENしました。でも、そもそもどうして私にこんなチャレンジができたのか、自分でも振り返ると不思議なんです。
ここまでの2年間、必死に覚悟を決めてやってきました。なんとか試行錯誤しながらやってきて、ひとまず乗り越えた感覚はある。でも次は?と考えたとき
「やりたいことを、やらせてあげたい。」
「過去にあれがあった、これがあった、上手くいかなかったことを引きずらずに、一回やってみたらいいやん。」
なんとなく思った言葉に背中を押されて、「やってみようかな」って思ったんです。この勢いに乗っちゃえ、と計画を立てて、スケジュールを早めに組み込んで。開催を決意。「21 Day Yoga Challenge」。2024年12月26日からスタートしました🤝
とはいえ、子どもの体調不良も重なって、告知がギリギリに。正直、間に合うのか?集まってもらえるのか?なんて、不安でいっぱいでした。それでも「やりたい!」という気持ちが勝って、迷っている間に気づけば12月中旬。「どうなるんだろう」とドキドキしながら迎えた結果、11名の方にお申し込みいただけました。「やっぱりやってみてよかった!」
1度上手くいかなかったことをもう1回挑戦するのは、正直、怖いし不安もありますよね。私もその感情を感じながら、再チャレンジに2年かかりました。でも、きっと、その「やってみたい」という気持ちが自然に湧いてきたときが、挑戦のタイミングなんだって。
その瞬間を逃さず、自分を信じて一歩踏み出すことで、思っていた以上に道が開けることもあることがあります。挑戦するのに、完璧なタイミングや準備なんてない。自分の中で「今だ!」と感じた時が、そのまま最適なタイミングだったりします。それがわかるまで時間がかかるかもしれませんが、必ずタイミングは必ずくる!
いつだって応援しています💪