青
美しいという言葉が好きだ。
ほうっとため息がでるような悠久も
憎らしくて、目を奪われるような羨望も
見た瞬間にこぼれ落ちてしまうような刹那も
どれも同じ表現で収まってしまう。
わたしの好きな人たちは何を美しいと感じて
何がわたしと共鳴しているのか
言葉にする一つの質問は
「何を一番美しいと感じるの?」
ちなみにわたしは、涙。
溢れ出る、せきとめようもない、壊れるほどの感情。
危うくて、脆くて、儚くて、そんな風に生きていたい、と思う。
平穏をたどる人に憧れるのは
その人のなかに見えるわたしが対比されて鮮明になるから。
笑いあえる人はたくさんいるし、その人たちにうつるわたしは今のままでいい。
ただ、乾くように泣くのは
きっと本当に大切な人の前だけだ。
お気持ちとっても嬉しいです!