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【3分で曲紹介】ディス イズ ジャパニーズイングリッシュ。Homecomings『HURTS』

曲でも聴きながら読んでってください!

ヘタな発音の英語が逆に良い

いきなりディスるような書き方になってしまいましたが、
発音はたどたどしい、でもなぜか引き込まれる曲です。

実際、このバンドの曲の中でも人気のようで、
YouTubeの動画はこの記事を執筆している時点で
100万近い再生回数になっています。

抑揚のない声が、心地よく通り過ぎていく

例えば歌い出しの歌詞は次の通りです。

see a long movie and it's felt just like oneself
(長い映画を観て まるで自分の事のように感じる)

この歌詞がどんな風に歌っているかというと、
「シーアー ローンムービー アーン イツフェル ジャス ライク ワンセール」
みたいな感じで、抑揚のない発音で淡々と歌っています。

正直英語は詳しくないのですが、私の記憶では
「英語の発音はアクセント(強調)が大事」と教わった気がします。
サーティ(30)は前半にアクセント、サーティーン(13)は後半にアクセントを入れることで区別するといったように。

ところがこの曲は、抑揚のない発音がひたすら続きます。
英語に慣れ親しんだ人であれば違和感を感じるかもしれませんが、
そうでない人はむしろ心地よさすら感じるのではないでしょうか。
どことなく無機質な、だけどクリーンな音が次々と耳を通り過ぎていく、
独特の聞き心地がある曲ではないかと思います。

さらに日本語の曲も良い

すべての曲を英語で歌っているわけでは無く、
普通に日本語で歌っている曲もあります。

日本語の歌でもクリーンな音が心地よく流れ込んできます。
このバンドが英語と日本語のどちらをメインにするかはわかりませんが、
どちらであっても唯一無二の存在になるのではと思います。

ここまでお読みいただきありがとうございました。


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