ねこの避妊手術
先日、ねこちゃん🐈⬛の避妊手術をしてもらいました。
私の家は幼い頃から動物と一緒に暮らしてきたこともあり、その経験をもとに避妊手術をしてもらう決断をしました。
今は、ねこちゃんもわんちゃんも長寿の時代。
人間のエゴかもしれないけど、「少しでも楽しく長く生きてほしい」という思いから。
今回、ねこちゃんが避妊手術を受けるに当たって動物病院の先生から教えていただいたことをまとめます。
ねこが避妊手術を受けるメリット
メリット①:がんの発病率を下げる
ねこちゃんのメスは乳腺腫瘍になると、ほとんどが発がんするとのこと。周期的なホルモンの影響を下げる避妊手術は発がんリスクを避けることができます。
私の家は以前、姉妹のミニチュアダックスフンドを飼っていました。わんちゃんの場合は、乳腺腫瘍ができても良性のことも多いです。しかし、1匹は良性、もう1匹は悪性でした。
病気の発生はやはり高齢になってからが高く、1度は腫瘍を摘出しましたが、いたちごっこ。どんどん腫瘍が広がり年齢的にも手術に耐えられる体力がないし、助かる見込みも低い状態でした。
もし、子どもを産む選択をしないなら、出来るだけ早く避妊手術に踏み切ることがその子のためにもなると思います。
メリット②:発情期がなくなり、ストレスが減る
発情期になると、ニャーニャーとやたらに鳴いたり、走り回ったりと落ち着きがなくなります。
今は家ねこの家庭が多く、出産の選択をしなければ、発散することは難しいでしょう。
発情期になるとすり寄ってきたり、「遊んで遊んで」とスキンシップが多くなり、一見すると可愛らしいのですが……。
ねこちゃんにとってはホルモンバランスに行動が左右され、ストレスフルな状態。
ストレスを減らせるメリットが避妊手術にはあります。
また、これは人間サイドの話になりますが、ムダ鳴きがなくなり、ご近所への迷惑も減るというメリットはあります。
メリット③:予定のない妊娠を避けられる
もし、ねこが外出して、交尾した場合、高確率で妊娠します。
出産した子どもの世話ができるならいいのですが、面倒を見れず引取先もなければ、その子たちは不幸になってしまいます。
動物を飼う責任として、避妊手術は選択肢の一つです。
ねこが避妊手術を受けるデメリット
デメリット:太りやすくなる
避妊手術を受け、ホルモンバランスがかわると代謝が低くくなります。
代謝が低くなると当然脂肪が蓄積しやすくなるため、太ってしまいます。
食事量や避妊手術を受けた子用のフードに変更するなど、工夫が必要です!
ねこちゃんにとって良い選択を!
「避妊手術は、人間のエゴでしょ」「動物にとって自然な行為を奪う」
という意見もあると思います。
しかし、ねこちゃんも長寿のこの時代。ねこちゃんを家族として迎えることが多くなった今。
「少しでも元気に長生きしてほしい」と思うのも自然なことではないでしょうか。
ねこちゃん、ペットと一緒に暮らすために良い選択をしてくださいね!
p.s.
うちのマロンちゃんは、発情期に関係なく甘えたな性格なんだなあと実感しました。
避妊手術後も傷を気にすることなく、元気に走り回っています🙌✨