【読書】翻訳できない世界のことば
こんにちは。3歳1歳兄弟を子育て中のmiiです。
先日げんだちょふさん主宰のゆる読書会(オンライン)に参加してきました。
私は寝かしつけがあって、前半は耳だけ参加→後半ビデオ、マイクオンで参加しました。
めちゃくちゃ面白かったです。
みなさんさんの紹介された本もどれも興味深かったですが、みなさんの落ち着いた話しぶりから作り出される雰囲気にも癒されました。たぶん、げんだちょふさんがゆるっと癒し系なおかげですね。
紹介された本の中から『翻訳できない世界のことば』という本を買いました。
装丁からして可愛い💕
中のイラストも、内容も良い!
最近あまり紙の本を買っていないのですが、これは紙で買って大正解でした。
中身は、他の国のことばではそのニュアンスをうまく翻訳できないことば、ひとことでは表せないことばを、一つにつき見開き1ページずつで紹介してくれます。
日本語もいくつか取り上げられています。
KOMOREBI(木漏れ日)
TUNDOKU(積読)
WABIーSABI(わびさび)
このラインナップを見るとなかなか日本語もやるやないかと思いますが、他言語のラインナップもどれも素敵なんです~💕
本当はどれがいいかなんて決め切れないところですが、私のお気に入りベスト3を考えてみました。
miiのお気に入りベスト3
1、ドラッヘンフッター(ドイツ語)
直訳すると「龍のえさ」。夫が悪いふるまいを妻に許してもらうために贈るプレゼント。
2、レースフェーベル(スウェーデン語)
旅に出る直前、不安と期待が入り混じって、絶え間なく胸がドキドキすること。
3、モーンガータ(スウェーデン語)
水面にうつった道のように見える月明かり。
ドラッヘンフッターを見ると、どこの国でも同じような状況があるんだなぁとくすっと笑ったり、
レースフェーベルを見ると、そんな気持ちあるある!と共感したりするのが楽しい。
一方、
日本の「わびさび」の様に、その言語で大事にされている固有の考え方が、言語の中に現れているのも面白い。
眺めるもよし、読んで楽しむもよし、の一冊でおすすめです。