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朗読劇「私の頭の中の消しゴム」に涙する

おいっす~!神谷美里です!
私の大好きな朗読劇「私の頭の中の消しゴム」が今年も上演されるとのことで、過去に観た際の感想などを交えて紹介したいと思います。

今年2023年は4月29日(土・祝)~5月7日(日)の9日間。
公演毎や日毎にキャストの組み合わせが変わります。
キャストも声優・舞台俳優・俳優・タレントと多岐にわたり、同じ演じることを生業にしていても、これだけアプローチが違うのか!特徴が異なるのか!と感動します。

コロナ禍以前、天王洲アイルにある銀河劇場で公演があった時は、全通するつもりか?というくらい通っていました。
少なくとも毎回3公演は観ていたので、同じ公演を違うキャストで観る楽しみを覚えたのは、この朗読劇「私の頭の中の消しゴム」ででした。

忘れられないファーストインパクト。
私が初めて観た朗読劇「私の頭の中の消しゴム」は、2015年5月3日13時の回でした。
二人の主人公、「薫」と「浩介」をそれぞれ藤沢恵麻さんと下野紘さんが演じられていました。

後にも先にも、あの日を超える回に出会えたことがありません。

朗読劇「私の頭の中の消しゴム」が好きだという人と話をすると、みな一様に「初めての回が忘れられない」といいます。
あれを超える回に出会えない、と。

それは物語の新鮮味以外に、初めて観た時のキャストが基準になるのだと思います。
先に述べたように、キャストは声優・舞台俳優・俳優・タレントと多岐にわたっています。
同じ演じることを生業にしていても、これだけアプローチが違うのか!特徴が異なるのか!と感動するのです。
表現が多岐にわたり、それぞれの「薫」と「浩介」が居る。
だからこそ何度観ても感動するし、観れば観るほど初めて観たその回の特別さを思い知るのです。

どんな基準で初めてを選んでも、ほぼ間違いなく素敵な回になります。
まず間違いなく涙することになりますので、ティッシュとハンカチは忘れずに。
あんなにすすり泣く音が聞こえる公演は、私はこの作品の他には知りません。

以前友人と見に行く際に、チケットが一枚余ってしまったことがありました。
空席を作るのも忍びないし、席は離れてしまうけれど損はさせないからぜひ観てほしいと、共通の友人に譲りました。
その友人は朗読劇「私の頭の中の消しゴム」を観るのは初めて。
手ぶらで来たというのでポケットティッシュをひとつ渡して席に着きました。
公演終了後辺りを見回すと、その友人は席に座ったままなのです。
近くに迎えに行くと立って出てきて合流し、
「すごくよかった。もうたまらない気持ちでいっぱい。今すぐ恋人に会いたくなったからごめん、帰るね」
と、鼻をすすりながら帰っていきました。

哀しくて、切なくて、だけど尊い。
そんな朗読劇「私の頭の中の消しゴム」
一見の価値ありです。

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