悪魔が来りて笛を吹く
おいっす~!神谷美里です!
これは横溝正史の長編推理小説「悪魔が来りて笛を吹く」の冒頭です。
「金田一耕助シリーズ」のひとつですが、非常に重くのしかかる始まりですね。
そんな「悪魔が来りて笛を吹く」。決して楽しい物語ではありませんが、私の好きな小説のひとつです。
私にとって初めて「悪魔が来りて笛を吹く」という物語を知ったのは、古谷一行さんの主演で放送された1992年版のドラマでした。
焼け野原となった土地に孤立して建つ洋館は奇妙で、不気味な雰囲気がただよっていました。唯一焼