その「高い敷居」、思い込みかも。
おとといの話。
ピアニスト・フジコヘミングさんのコンサートに行ってきました。
開場時間に家を出発しても間に合う距離で
夫の協力も得られる日に開催されるコンサート!
うわ~いきたい!!!
けれど、実はそもそもチケットを取るかどうか、私は迷い続けていました。
その最大の原因は・・・「何を着ていくか問題」。
実は私、こういう「未就学児NG」的な、
きちんとしたクラシックのコンサートに行くのは初めて。
クラシックのコンサートって、みんなこぎれいな恰好しているイメージ、ありません?
よくニュースとかで、「今日午後5時、○○様(皇族)が△△ホールで開催された□□コンサートをご鑑賞になりました」みたいなナレーションと共に流れる映像って、パールや素敵なお召し物をまとった方々に囲まれている印象じゃないですか?(いや、よく見たら違うかもしれないけど。)品のよい奥様がスーツ着ていたり、なんなら結婚式にお呼ばれしたときのようなワンピースやドレス・・・みたいな。
私、日ごろひたすらに「カジュアル」なので、そういう「キレイめ」は持っていないのですよ。
チケット自体は、いいお席を指定しても想像よりお財布に優しいお値段だったのですが・・・これにお洋服買ったら結構な出費。
「え~?そこまでして、いく?」という葛藤が。
そんなわけで、コンサートの開催を知ったのは1カ月前だったにもかかわらず、実際にチケットの購入に踏み切ったのは、なんと前日でした。(笑)
で、結局お洋服はどうしたか、というと。
サントリーホールとか、クラシック専門!日本有数!!という会場でもないし、立地的にもそこまでドレスアップした感じの方々が集まるわけではないであろう、と読み・・・
レベル的には授業参観や仕事のアポに耐えうる大人コーデ(私比)に、普段ほとんど履かないヒールをコーディネイトして参戦したのですけれど。
で、実際に現地に行ってみると・・・「超普通」。
ちょっと拍子抜けするほどに、みんなの服装が普通なのです。
お友達とお食事の約束しました、程度の。
なんなら、キレイめの服はもっていないと言い切った私の方がキレイめです、的な。
え~そうなんだ!
こんなに普通でよければ、もっとじゃんじゃんクラシックコンサート挑戦してみればよかった!
よくよく考えてみると、仕事でも、趣味でも、お出かけでも。
実はこういうことって、結構多い気がするんです。
「私はそんなもの持っていないから」
「私の身の丈を超えた場だから」
「私なんか場違いになるから」
最初からその場に座ったまま。
よいしょっと立ち上がってすらみない。
けれど、それはすべて勝手なイメージや思い込みで・・・
実際に扉を開けてみるとその向こうは、思ったよりも穏やか。
むしろ居心地の好い、軽やかな空気が漂っていたりする。
ちょっと居心地が悪かったら、すぐUターンしたっていいし、
洋服着替えて出直したっていい。
実力が足りない、とかっていう話なら、それがわかっただけ大儲け。
・・まとめ・・
「この場所はこうであるはず」と思っている
あなたの気になる場所は、
本当にあなたの思うような世界なのか、
前向きに疑う価値があるかもしれない。
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