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2024年初投入!サブ手帳「FOCUS EiTO」の使い方

巷で熱を帯びる手帳会議。
私は先日手帳会議の結果をご報告したあと、以下の3冊を軸に過ごす生活をスタートしております!

▶母艦:自分軸手帳
▶サブ:
FOCUS EiTOラコニック A5レフトマンスリー

▼手帳会議の報告&使っている手帳は以下の通り


この中でも、今年から投入したFOCUS EiTOは、9月の1ヵ月を使って毎週試行錯誤しながら使い方を調整してきました。

いよいよ10月目前にして、その方向性が一旦固まりつつあるので、今日は現時点でのご報告を。

・手帳複数使いがどうにもうまくいかない・・・
・メインとサブの役割分担は?

・・・など、悩める方のご参考になりますように!


「FOCUS EiTO」=「自分との約束」

先日の手帳会議の記事でもお話しましたが、私にとっての母艦手帳は「自分軸手帳」。そのほかの手帳は、「そこに足りないものを補う」というスタンスでアドオンしました。

その点でFOCUS手帳にどんな役割を持たせたかというと、いわゆる「スケジュール・タスク管理」です。

・既に決まっている明確な予定
・その期間に終わらせたいタスク
・その期間に取り組みたいWISH(第2領域)

これらを踏まえて1週間の時間割を暫定定期に作り、実行のブースターにするということを期待しました。

さらに。
手帳×書籍=深読 に取り組み、9月は「時間の過ごし方」にアンテナを立てて過ごしてきたわけですが……
そこで非常に大切にするようになったのが以下の考え方。

・時間は投資
・「で、今、どこを目指しているの?」で優先順位を決める

つまり目指したいのは「時間効率を上げる」ことではなく、「時間を投資して得たいものを得る」こと。

そんなわけで、FOCUS手帳は単なる「スケジュール&タスク管理」という事務作業的なものではなく、「自分との約束」を常に意識するための手帳と位置付けました!

実際の使い方

ここからは、実際それをどうやって実現しているのか?をご紹介。

【1】マンスリーで既定のスケジュールを管理

マンスリーページには、明らかに決定しているスケジュールを記載。

・仕事のアポ
・子どもの行事や習い事の予定
・人との約束や予約済みの予定

つまり、絶対にわすれてはいけないことの「覚え書き」ですね。

【2】ウィークリーページで毎週1回、週の計画を立てる

で、肝になるのが、この【2】。
週が始まる(日)~(月)あたりに一度、いくつかのステップを踏んでウィークリーページを仕上げています。

≫ STEP1:「ウィークリーマップ」を作成

マインドマップ専用付箋に1週間の見通しをまとめます。

既に決まっているスケジュール:マンスリーページから転記
To Do:仕事や家のあれこれ
Happy:自分を満たすためのこと、第2領域

ここでは、できるかどうかの判断は加えず、やりたいことをとりあえず全て書き出します。
「ToDo」&「Happy」は、母艦手帳に書いた月間目標や、もう1冊のサブ手帳の仕事用ガントチャートも見ながら。スケジュールのブランチ(マップの枝)を踏まえたときに必要となる準備なども忘れずに。

余談に近いですが……私はマンスリー⇔ウィークリーのページを行き来しながら予定を転記するのに大きなストレスを感じるのですが、この付箋をマンスリーにペタリと貼り付けながら週の予定を「ウィークリーマップ」に転記→そのふせんを元にウィークリーページに転記することで、ページ間の行き来というストレスも手放せました!

≫ STEP2:既に決まった予定をウィークリーに転記

既に決まっている「スケジュール」を色分けしながらウィークリーに転記します。

ただこの色分け、いきなり細かくすると破綻します。(笑)
まずは3色くらいで始めて、手帳に慣れるとともにより心地よい色分けへと増やすのがオススメ。

・青:仕事
・紫:通院
・緑:子ども
・ベージュ:家庭
・ピンク:自分、第2領域

スケジュールの転記の際に、前後の移動時間などもブロックします。

また、学童等を利用していない私にとっては「朝時間&子どもが学校にいる時間=自分の手中にある時間」なので、その時間帯を黄色のマーカーで可視化。

その他、グレーで引いた線はタイムゴール。節目を自分に意識させるべく引いています。

・平日6:30 → 朝の家事の開始時間
・夕方17:00 → 夕方の家事の開始時間
・夜21:00 → 就寝時間

たとえば火曜日は低学年の次女が14:30~15:00頃帰宅。
15:00~17:00は「一人時間ではないけれど、子どもがいるという以外は特定の縛りがない=作業とかはできるかも」と把握できる、といった感じです。

このSTEP2を終えると、今週の残り時間がかなり可視化されてきます。

≫ STEP3:ゆるやかなペース配分をガントチャート形式で書き出し

ウィークリーマップのToDoの中から、「絶対に今週取り組みたいこと」をピックアップ。これらのペース配分を、ウィークリーページの余白にガントチャート形式で緩やかに書き出します。

私はそもそも「未来を約束する」ということにマインドブロックを発動しがちなので、スケジュールの仮置き段階で一気にペンが進まなくなるんですよね。このSTEP3はそれに対する対策。
いきなり日単位の予定に落とし込む前に、もうすこし大まかな形で、大体これくらいのペースで進捗すればちゃんと終わるよね!というのを自分に把握させながら、ブロックを解除しまずはソフトランディングを目指すのがこのSTEP。

また、STEP2までで可視化された自分の持ち時間の残りと、ここで書いたガントチャートを見比べることで

・「そもそもこんなに詰め込めなくない?」→取り組むべきToDo,
Happyを厳選
・「思ったより余裕がある」→ToDo,Happyを追加

ということがしやすくなります。

≫ STEP4:日単位のスケジュールに落とし込み

いよいよ日々の過ごし方へと細かく落とし込んでいきます。

・朝時間 = 心を満たす第2領域
・午前中 = 仕事、思考作業、ストレスを感じやすいToDoを中心に
・午後 = 休憩兼ねた第2領域

最初はスケジュール変更などもしやすいように、と付箋などを取り入れていたのですが……剥がれやすくて心許ない&ストレスだったので、ボールペンで直接書き込み。


FOCUS(A5)はウィークリーの1日あたりの幅が比較的広いので、各日の左半分に時間割を書き込み。右半分は修正版を書き込んだり、ログを取ったりしています。

日単位の時間割を作ると、ついつい余白を埋めるがごとく、張り切って詰め詰めのスケジュールにしがち。でも、そんなにうまくいかないし、結局「時間効率」を追い求めて疲弊するだけの展開になることが分かったので、以下の点を大切にしています。

1日1時間程度のバッファ
 ― その分持ち時間は減るけれど、本当に目指す方向のToDoを厳選!

週に平日1日は緩める日を取る
 ― フリーランス&私がそれを目指しているのでできることではありますが…

【3】日々の細かなToDoなどを確認

あとは【2】で作成した1週間の流れに乗っかるだけ、でもいいのですが……
私はさらに、毎日「デイリーマップ」(マインドマップ)をふせんに書き出しています(マインドマップの師・植木希恵さんが考案した「朝ふせん」という方法です)。

もちろん、「ウィークリーマップ」や「ウィークリーに書き込んだ時間割」と重複する部分もあるんです。だから一時期、この「デイリーマップ」をお休みした時期がありました。
――が、どうにもこうにもうまくまわらない!そこまでに手帳に書き出しただけでは見えない「そういえばこれやらなきゃ」的な細かいアレコレも日々生まれてくるわけで、それをギュギュっと凝縮した場所(=付箋)があるという拠り所感が私を安心させてくれていたんですね。

思い付きや「名もなき○○」系のものを毎日すくい上げ書き出しておくことで、ワーキングメモリが解放されて目の前のことに集中できるということに改めて気づいてから、この「デイリーマップ」は改めて日課になっています。

予定していたアポがキャンセルになったりして、思いのほか時間がぽっかり空いたときなどは、ウィークリーマップに立ち返って。「今日できることはあるかな?」と確認して予定を組み替えることもあります。
その時は「ToDo」ばかりではなく「Happy」の枝も積極的に取り入れるようにしていますよ!

●その他の手帳のスペースについて

ウィークリーを見渡すと、他にもちょっとした余白があります。

下の余白にはログや時間に関するメモを取ることも。

右の余白には、隙間時間でやりたい超ささやかなことをメモったり……

とはいえ、このあたりは全てガッツリ埋めることは意識せず、【1】~【3】が機能していればOKと捉えています。


複数使いの罠にはまらないために

ここまで読むと、「めっちゃ大変そう…」と思われるかもしれませんが…さらに、私がこの手帳に求めるのは前半でお話した通り「自分との約束」
そのため、以下については割り切って、「複数冊使いであっちもこっちも破綻」ということを防いでいます。

・手帳にかけるパワーの総量は増やさない

先ほど実際の使い方を細かくご紹介しましたが、実は【1】は随時やることだし、【2】もSTEP1~3までは週の頭にやるだけ。
しかも、手帳が増えたからといって書くことを増やしているわけではなく、これまで1冊でやりにくかった部分を複数冊に切り分けているだけなので、「手帳関連でやることがめっちゃ増えた!!!」という印象はありません。

昨年複数使いを挫折した私。手帳の数と手帳時間を比例させてしまうとうまくいかないのはわかりきっているので、同じ轍は踏みません…!

・ワークは後回し(もしかしたらやらないかも)

FOCUS EiTOは「人整手帳」という呼び名もあるように、ワークも充実しています。が、一旦これは後回し。
母艦の「自分軸手帳」にもワークが充実しているし、私がFOCUSに求めるのはその役割ではないので、いざとなったらFOCUSのワークはやらない、という選択肢も頭の片隅に置いています。

とはいえ、ちょっと気になるページもある……。
でもあっちこっちの手帳でワークを書き散らかすのもなあ…(できれば一元化したい)という思いも。

そこで、もし取り組むなら、こんな方法もありだなぁ、と考えているところです。(結論はまだ出ていません~!)

・FOCUSのワークページをコピーして母艦手帳と合体
・FOSUSのワークページ部分を思い切って手帳本体からカットして母艦手帳と合体or分冊として利用

おしまいに

まだ使い始めて1カ月のFOCUS EiTOですが、「自分との約束」という役割を意識して手元に置くことで、大切なことに重点的に取り組めている、という感覚を早くも手にすることができています。

私は「達成欲」「活発性」を上位資質に持っているので、ついつい数多くのことをこなしてリストが着々と減っていく――といったことに快感を覚えがちなのですが、「自分との約束」を意識すると「量」ではなく「質」に満足感を覚えられるようになったんですよね。これもまた発見でした!

ご覧になって既にお気づきかもしれませんが……この使い方、FOCUSに限らず、他の手帳でも応用できる方法です。これをお読みのどなたかにとって、自分との約束を果たすための小さなヒントになったらとてもうれしく思います^^

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